~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

人生のバイブル「いのちのエール」

2015-10-31 18:31:43 | 日記

木曜日の夕方、息子のお友達がお参りに来てくれました。

毎年欠かさずに来てくれる女の子です。

一人の子が、結婚のこと山ちゃんに報告しましたと…

その日は、野球部で一緒だった男子も来てくれ、4人で

色々と話していたら、気がつけば8時半

私が、「ご飯の支度するわ」と言うと、彼女たちは

「わ~こんな時間、もう帰りま~す」と、バタバタと帰って

行きました。

見送った後で、あ~初女先生がご飯だけは炊いておけと

言っていたことがあったな~

ご飯があれば、おむすびを結んでお味噌汁を

付ければ、それだけで少しでもお腹を満たせたのにと、

反省しきりでした。

ランディさんが、「いのちのエール」は女性に読んで

欲しいと言っていたので、彼女達に渡しました。

翌日、「辛いことがあった時に、この本の

後半に書いてあることが、心を支えてくれると

思います」と、メールしました。

私は、読むたびに「ゆだねたら安心」の章から

最後の「わたしに優しくすること」まで、涙が

止まらなくなるのです。

ここを読んでいると、いのちへのエール

生きることへのエールが、まるで交響曲の

ように、心に鳴り響いて来るのです。

生きることに迷ったら、生きることがしんどく

なったら、どうしたらいいか、ここにすべてが

書いてあります。

ランディさんの思いに、初女先生の思いに

包まれ、大丈夫って思えるのです。

人生のバイブルになってくれる本です。

大切に手渡して行きたいな

 「いのちのエール」http://www.chuko.co.jp/tanko/2015/10/004773.html

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初女先生の生き方って

2015-10-29 22:10:20 | 日記

昨日、日常の中で森のイスキアの時間を感じた時、

初女先生の生き方が、体に落ちてきた気がしました。

自分に出来る小さなことを、丁寧に丁寧にやっていく

このことが、初女先生の生き方なんだと、思いました。

今まで、言葉ではわかっていたけれど、それは言葉を

理解していたというだけのことだったのかもしれません。

初女先生は、調理にはその人の生きる姿が出ると

言われていますが、まさにそうなんだ!と思いました。

小さなことの積み重ねが人生となって行く…

何か、すごいことを目指すのでなく、自分に出来る

ことを丁寧に丁寧にやっていく、それが初女先生の

生き方なんだな~と思ったのです。

田口ランディさんの「いのちのエール」の表紙に

『「できる できない」は問題じゃない

大切なのは「する」かどうか』と、書いてあります。

やり続けてきたのが、初女先生の人生

なんですね。

丁寧するとは、粗末にしないということです。

すべての「いのち」を粗末にしない生き方が

初女先生の生き方

kさんのご主人が亡くなる前に「あ~なんだ

こんな簡単なことだったのか」と言われた

そうです。

簡単なことって何でしょう…

生きるって、実は難しいことではなく

とてもシンプルなことなのかもしれない、

そんなことが心に浮かんできています。

 

 

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日々の生活中で

2015-10-28 22:55:06 | 日記

昨日の命日は、穏やかな一日でした。

一年ぶりに来てくれた息子の同級生が「丁度、同じに

なったね」と言うので、「何が?」と聞くと、

「山ちゃんが生きた年数と亡くなってからの年数が」と…

そうか、そんなに経ったのか、亡くなった翌月の

月命日の時に、一ヶ月も創に会ってないと

号泣していたのに…

姿かたちを追い求めて、悲しみを深くしていきましたが

その思いが断ち切れた時、創の存在を近しく

感じるようになったのです。

ここまで何年かかったことか…

初女先生は、息子さんが亡くなった瞬間から

一緒にいると感じたと言われていました。

すごいな~

昨日は、夕方来てくれる友人と夕食を一緒にしようと

思っていたら、コンロが壊れて卓上コンロで料理と

なりました。

私が「昔の人って偉いよね、コンロ1つでやって

いたんだから」と言うと、主人が「早い時間から

支度していたんだよ」と

そうかと思い、早くから支度を始めると、ゆっくりゆっくり

時間が流れていくのです。

その時、イスキアの時間の中にいると感じたのです。

そう思ったとき、イスキアは特別なことを

しているのではない

丁寧に時間をかけて、一つ一つのことをしているのだ。

それが、イスキアの時間になっていく…

イスキアに行かなくても日常の生活の中でも

イスキアの時の流れを作っていけるんだと、思ったの

です。

丁寧に生きることが、ゆっくり時を刻み穏やかな時間と

なっていくことに、初めて気がつきました。

この命日の気づきは、息子からのプレゼントかも

しれません…」

 

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悲しみの記憶が消える

2015-10-26 22:40:41 | 日記

新聞に「男の気持ち」を投稿した、2ヶ月前に奥さんを

亡くした人の記事が載っていました。

『満ち潮のように悲しみが今もこみ上げ続け、いつか

潮が引いていくのかもわからない。

親戚や友達の前では涙が一滴も出ない。

悲しみをさらけ出せる場所がほしくて、癌で家族を

亡くした遺族の会に出掛けたがだめだった。

初めて心から悲しみがこみ上げてきたのは、

「男の気持ち」を書いた時…

文字にしなければ伝わらないものがある。

文字だからこそ感じられるものがある』と書いて

ありました。

私もそうでした。

「生と死を考える会」の子どもを亡くした集まりに

行きましたが、自分の居場所はここではないと

感じ、1回でやめました。

悲しみの潮が引く日はないと思っていました。

でも、どんなに深い悲しみがあっても、人間って

乗り越えて行くものなんですね。

背負いきれないものは、来ないのかもしれません。

来たってことは、背負えるからなのかも…

ランディさんが「最近、兄の死のこと忘れちゃって

自分で書いたの読み返して、あーこんなことあったん

だって思い出すの。本当に忘れちゃったの」と

言っていましたが、そのことを完全に乗り越えて

しまうと、どんなに大変なことでも忘れてしまう。

人間の記憶って、そういうふうに出来ているの

かもしれません。

私も、命日が近づくと刻々と、息子が倒れた

時からの記憶が立ち上がって来ましたが、

今は思い出そうと意識しないと、出てきません。

きっと完璧に乗り越えたら、ランディさんみたいに

悲しく辛い記憶は、消えてしまうんだろうな~

以前は、記憶が薄らぐことに、罪の意識を感じて

いたけれど、忘れることは次のステージに行く

事なんですね。

人間ってすごいな~

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花が咲いたね

2015-10-25 17:59:27 | 日記

昨日は木更津のkさんに会いに行って着ました。

kさんと初めてお会いした時、お互いに「初めてじゃ

ないよね。前にどこかで会ってるよね」と、思ったのです。

多分それは、前世で…

横浜からバスに乗って30分ちょっとで、袖ヶ浦に

着きます。

アクアラインを渡って千葉に行くと、なぜか心が開放

されるのです。

高い建物がなくて、空がめっちゃ広いから

私は行くたびに「空が広い~」と、叫んでしまうのです。

やっぱり、心を開放する空間があるって大切な

ことかもしれません。

新宿の高層ビルから地上を見たとき、皆なんて

頑張って生きているのだろうと思いました。

頑張らなくちゃ生きられない空間が都会なのかな

kさんは、初女先生の精神が真に分かっている方

いつも私は元気と希望の光をもらいに行きます。

27日の、息子の命日の前にkさんからパワーを

もらいました。

何年経っても、命日はきついものなので…

元気になったら息子の友達から電話が

来て「、お昼ごろ山ちゃんにお線香あげに

行っていいですか。一年に一度しか行かれなくて

すいません」と…

こんなに経つのに命日を心に留めていてくれる

なんて、それだけで胸が一杯になりました。

「ねえ、いくつになったの?」と聞くと

28歳になったというのです。

13歳で旅立った息子の28歳の姿は想像も

出来ませんが、みんなの中に生きている

そのことだけで充分のような気がしました。

kさんが、亡くなった人の話をすると、そこに

花が咲くって、よしもとばななさんが書いていたよと

教えてくれました。

今日はきっと明るい花が咲いていたと思います。

 

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「母」を書く

2015-10-22 22:48:54 | 日記

火曜日に「書」の作品制作で『母』を書きました。

「母」は前にも書いたことがあります。

そのときは、優しい温かいお母さんを書きたいと

思いましたが、今回は強い「母」を書こうと思った

のです。

私の母は、精神的にとても弱い人なので、姉も私も

辛い時に母には話せないのです。

だから、自分は強い母になりたいと思っていました。

息子が亡くなって何年かした時、主人が「君は強いね」

と、言ったのですが私はその意味が分かりません

でした。

今思うと、私は必死で息子の死を乗り越えようと

していたのです。

自分のことで精一杯で、主人が乗り越えられてない

ことに気がつかなかったのです。

初女先生に出会い、先生に繋がる方々に出会い

あの深い悲しみが変化していったのです。

でも、主人は悲しみを抱えたままだったんだなと

今頃気がつきました。

「君は強いね」と言った言葉の向こうにある思いが

私には分からなかったのです。

優しい人は強い、ということにやっと数年前に

気がつきました。

息子の死が私を強くしてくれました。

それまでは弱い弱い私でした。

今でも、そのどう仕様もない弱さが、出てきますが…

でも、母親は強くなければ!

その思いで『母』を書いたら、随分厳しい

『母』になってしまいました。

優しさと強さが、その人の深さとなっていくので

しょうか…

佐藤初女さんは優しくて強い方です。

あ~今回の『母』は、強いけれど優しくない

本当に、母になるのは難しいな~

 

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試練とは

2015-10-21 23:12:42 | 日記

私の知人が、初女先生に「先生、試練って乗り越えたら

また次の試練が来るんですか」ってお聞きしたら

先生は「乗り越えても、乗り越えても試練はきます。

ただ、こちらの受け止め方が変わって来るのです」と

言われたそうです。

来週は、息子の命日が巡ってきます。

こんなに大きな、人生最大級と言える試練を

乗り越えたのに、次なる試練に対して右往左往

してしまう自分がいます。

受け止め方が違って来るという先生のお言葉を

思い出し、全然成長してない自分を突きつけられた

気がしました。

94歳の先生も、静かな心で試練を受け止めて

います。

私は、何も話さなかったのに空港でお別れする時に

「落ち着いていなさいよ」と言われた初女先生

その先生のお言葉が、ずしりと心に落ちています。

受け止め方か…

 

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コロッケさんのお母さん

2015-10-19 21:44:39 | 日記

土曜日の朝、テレビをつけると阿川佐和子さんの番組

「佐和子の朝」をやっていました。

ゲストはコロッケさんで、お母さんのことを語って

いました。

コロッケさんは母一人の家庭に育てられ、とても

貧しかったけれど、貧乏と感じたことがなかった

そうです。

お米がない時に、お母さんは壊れ煎餅を買ってきて

茶碗に入れ、「今日はご馳走だよ。味のついた

ご飯だよ。これを食べてお水を飲むと、お腹一杯に

なるよ」と…

コロッケさんとお姉さんは喜んで食べたそうです。

お煎餅を食べて、お水を飲むと確かにお腹が

一杯になったそうです。

お母さんの明るさが、貧しさを感じさせなかったの

でしょう。すごいことです。

コロッケさんは、今でもお母さんに教えられていると

涙で詰まりながらお母さんが「ご飯があって、

お風呂に入れて、寝れたら幸せ」言っていた

ことを話していました。

そして、今でもティシュとか送って来ると…

なんて素敵なお母さんでしょう。

今は、コロッケさんが有名になったから

昔と違い、豊かな生活になっていると思うの

ですが、こんなにシンプルなことを幸せ!と

言えるお母さんって、凄いと思いました。

「ご飯あって、お風呂に入れて寝れたら幸せ!」

と、思って布団に入ったら、本当に幸せな気持ちに

なりました。

幸せってシンプルなんだな~

 

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人間ってすごいな~

2015-10-18 22:28:57 | 日記

体験した人の言葉は、何と力強いものなんだろう

こう感じたのは、タウン誌のある記事を

目にしたからです。

その方は、55歳で脳梗塞で倒れ、半身麻痺で

息子の顔も認識できなかったそうですが、

リハビリでウクレレを始め最初は指がほとんど動かず、

1年かけて1曲を完成しドラムにも挑戦して、

今年の障害者の音楽コンテストの最終審査の11組に

選ばれ、国際フォーラムでドラムボーカルとして演奏した

そうです。

高次脳機能障害の後遺症で、毎日数時間は脳に

酸素を送る在宅治療を続けているという、その方が

「悲しいことがあっても、命さえあればあとはかすり傷

みたいなもの」と、語っていたのです。

脳梗塞で万事順調だった人生から一転し、まるで一人

世界から取り残されたように思えたそうです。

その人生のどん底を体験した人の言葉だから、

力強く心に響いてきました。

初女先生は、「体験ほど確かなものはない」と

言われています。

ランディさんは「絶対大丈夫なんだ、人間は」と…

この記事を読んでいたら、お二人のお言葉が

立ち上がって来ました。

凄いな~人間って…

 

 

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人生って、どうにかなる

2015-10-17 20:59:04 | 日記

今日のランディさんのツイッターを見ていたら

『人生って、どうにかなるよ。どうにかなるって思った時に

意識が変わるから』

こう書いてあるのを読んだ時、わ~これって私への

メッセージみたいと、思ってしまいました。

ランディさんに「私、路頭に迷う」と言ったら

「今の日本で路頭に迷うことなんてない」と、

きっぱりと言われました。

その後、シリア難民とかのニュースを観ていたら

路頭に迷うって、こういうことだなんだと

目が覚めた気がしました。

人間って、自分の意識にがんじがらめになって

どうしようも無くなる時があります。

そういう時って、今を生きてないんですよね。

先のことや余計なことばかり考えて…

「人生ってどうにかなる!」

この意識の転換が、私には必要なのだ。

ランディさん、ありがとう

安易に路頭に迷うなんて言ってしまった自分が

恥ずかしいです。

ランディさんも初女先生も、本当に優しい方です。

優しい人は強いです。

私も強くなりたい!

「直さん、強くなりたいって思ったら、脳は

あっ!なりたいでいいんだって理解するんだよ

強くなる!って脳にインプットするの」

ランディさんのこんな言葉が、聞こえてきた

気がしました。

はい、強くなる!そして人生どうにかなるって

脳に叩き込みます!

 

 

 

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