~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

ラジオで初女さんのことをお話しましたー

2023-09-27 14:56:40 | 日記
昨日は、府中のコミュニティラジオで初女さんのことを話させてもらいました。
伝わったかな~
ガイアシンフォニーの上映会が、あちこちで行われていた時は、
初女さんというと、あのおむすびの初女さん!ってわかってもらえた
けれど、今は『ガイア』というと、「ガイアの夜明けですか」と言われちゃうし…
初女さんを言葉で伝えるのは
本当に難しいです。
昨日はいい忘れたけれど、日本のマザーテレサと言われていた方です。
と言うと、皆さん納得されるんです
(初女さんはそんな~とんでもないという感じでしたが)
ラジオで何をお話したらいいかな~と、思ったときに初女さんが言っていた、体験ほど確かなものはないという言葉が浮かび、初女さんとの出会いからお話しました。
唯、私が初めてお会いした時に感じた、あの圧倒的な母性は言葉に
することが難しくて~
初女さんを前に涙が止まらなくなる人。初女さんの胸で泣き崩れる人
それはみんな、母性に包まれた
涙だったと思います。
初女さんを知らない人も、初女さんのおむすびを結ぶと、初女さんを感じてもらえる気がします。
心をかけるとは手をかけること、
手を掛けるとは時間をかけることと、言われて手をかけたら必ず美味しくなるからと言ってました。
初女さんのことを知らない人にも
初女さんのおむすびと共に、初女さんのことを伝えて行きたいです。
初女さんの祈りと、初女さんが伝えたいと言っていた、宗教を越えた
信仰というものを…

「おむすびを握りながら、
なにを考えていますか」
とよく訊かれますが
私はなんにも考えてないんです。
美味しくなれとも考えない。
一粒一粒のお米を生かすように
ただ無心に握っているだけ。
十の工程があったら、十のどこにも
心を離したくないから
考える余地なんてないんですよ。
ひとつひとつの工程に心をかける。
それが私の祈りです。
本当にお伝えしたいのは、
おむすびの作り方ではなくて
「信仰とはなにか」ということ
なのです。
       佐藤初女


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

村上光照老師

2023-09-23 22:57:20 | 日記
村上老師の笑顔を見たとき、こんな笑顔を見たことがないと思いました。
私の友人のお寺に老師が来られると
言うので、おむすびを結んで函南まで飛んで行きました。
老師のお話はあちこち飛んで止まらなくなり、みんなのお腹はグーグーなって、やっとお昼にすることが出来たら、老師がニコニコ話しながら、おむすびを3つもペロッと食べられ、驚きました。
それが最初の出会いでした。
それから東京で老師のお話を聴いたり、ランディさんと松崎に老師を
訪ねたり…
短い間でしたが、村上老師に出会えたことは、わたしにとって大きな
喜びです。
ランディさんの文章に老師がよみかえって来るようです。
皆さんもどうぞ村上老師と出会って下さい。

連載第3回「村上老師のこと」[全編]

連載第3回「村上老師のこと」[全編]

田口ランディ(作家)伝説の禅僧といわれ、一処不住で遊行し、修行に一生をささげた修行僧がいます。村上光照老師。『サンガジャパン』などの仏教雑誌での記事や、NHKの『...

オンラインサンガ


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食べ物の記憶~佐藤初女

2023-09-21 23:48:38 | 日記
初女さんのお料理が食べたく
なりました。
食べ物の記憶は、何年経っても
体に残っているのでしょうか。
ふと、思うことがあります。
初女さんと出会ってなかったら
私はどうなっていただろうかと…
お彼岸が近くなりました。
イスキアで初女さんにお萩を
作ってもらったことが、思い出され
ます。
あれからかな~
私が小豆を煮るのが好きに
なったのは…
田口ランディさんに『直さんのお萩美味しいよ』と言ってもらったことがあります。
初女さんにも食べてもらいた
かったな~
あの頃は、自分の作ったものを
初女さんに食べてもらうなんて
思わなくて、初女さんのお料理を
唯々美味しくて、嬉しくて
食べていたな~
初女さん『私の糠床をもらって
行くけど漬けた糠漬けを持って
来た人はいないのよ。』と言って
ました。
はい、私もその一人です。
初女さん、お彼岸にお萩を作るね。
お供えするので一緒に食べましょう

   
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食べるということ~初女さん

2023-09-19 17:19:01 | 日記
何年前からでしょうか、お料理番組もお料理の本も、時短・簡単が主流になってきたのは…
世の中のニーズがそうなっているのでしょうか~
初女さんは『食はいのち』と、
言われてました。
食べる物はストレートに心に
伝わります。
『美味しい』が、心の扉を開くの
ですと…
食材をいのちとしてとらえ、
一つひとつのいのちを生かすように
調理していた初女さん。
初女さんの本を読んでいたら、
初女さんのお料理が思い出され、
食べたくなりました。
初女さんが言ってました。
『心を尽くすとは、手をかけること、手を掛けるとは時間を掛ける
こと』だって…
冷凍食品には、いのちが宿ってないって…
忙しかったら、一品でもいいから
心を込めて作って下さいって…
私たちは、簡単・時短で出来た
時間で何をしてるのでしょうか~
初女さんの言葉が身に沁みます。

私たちは生きるために当たり前のように食べていますが、ただ高価なご馳走を食べれば豊かだとか、
こだわりの食をすれば健康にいいというのではなく、心を込めて作ったものを美味しく頂ける食卓が大事だと思うのです。
食事をともにする人がいない独り暮らしの人でも、自分で自分の体と
心を養ってあげる視点があるのと
ないのとでは、まったく違うのでは
ないでしょうか。
自分のいのちや、自分のまわりに
いる人のいのちを大切にする、
そんな食が、いま日本の家庭から
消えかけているように感じるの
です。
         佐藤初女
 初女お母さんの愛の贈りもの 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご飯を作っていれば…

2023-09-18 00:14:12 | 日記
ふっと自分の子育てを振り返って
みると、長男が亡くなった後の1年間の記憶が、殆どないのです。
次男は小三でしたが、全く覚えてないのです。
あまりに苦しい時は、体の防衛反応で、そういうことが起きるのでしょうか…
次男が思春期になり、あまり口を
きかなくなった時は、ご飯を
なるべく手を抜かずに作ってました。
初女さんが食べ物ほど、ストレートに伝わるものはないと、言われて
いたからです。
お弁当のおかずに、冷凍食品は
使わないと決めて作っていたら、
高校でも学食を使わず、大学でも
就職先が中学で、給食がなくて
お弁当…
今でも、お弁当は後悔ないくらい
作ったと思っています。
初女さんは『食はいのち』と
よく言われてました。
子育てに悩んでるお母さんがいたら
私は、ご飯をちゃんと作っていたら
大丈夫だよ!といいます。

子育てに迷っても
毎日の食事に心を尽くしていれば
大丈夫。
手作りの美味しい食事はなんの
説明もいりません。
手料理の味は、深く愛された
記憶として一生涯子どもの
支えになってくれます。
          佐藤初女
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今を生きる

2023-09-14 22:43:50 | 日記
私より10歳年上の友人が電話で、
「直さん、この歳になってつくづく思うのは、目の前のことを一生懸命やればいいんだということ!
生きてるって、
今この時しかないんだよ。」と
しみじみ言うのです。
友人の人生は聖書のヨブ記の
ように、これでもか!という
くらい、起伏だらけの人生でした。
子どもが二人も先に亡くなり、
その他にも色々なことが
ありました。
その彼女が、与えられたことは、
みんな必要なことだったと、
言うのです。
私も子どもを亡くした後、すべて
必然と言われたことに、抵抗を
感じましたが、今は「確かにそうかも」と、思えるのです。
目の前のことを一生懸命やり、
今を生きる!
これは、初女さんが言われていた
ことと同じです。
友人は、目の前に来たことを
一生懸命やっていれば、運ばれて行くんだよ!と言ってました。
これは、もしかしたら宇宙の法則
かもしれません。
生きるってシンプルなのかも~
知り合いのご主人が亡くなる時に
「こんなにシンプルだったんだ」と
いわれ息をひきとられたそうです。

    今を生きる

私はなんにも心配していないの。
今を生きているから。
心配する人は必ずといつていいほど
先のことばかり考えますが、
先の見えない未来のことに
あれこれ心を惑わしても
不安が募るばかりです。
今ほど確実なものはありませをん。
今に感謝していると、とても自由な
気持ちになり
一歩一歩確実に進んでいけるように
思います。
         佐藤初女
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聴くということ~初女さん

2023-09-13 22:40:02 | 日記
初女さんは、よく『今はね、
話したい人は沢山いるけれど、
聴く人がいないのよ~』と言って
ました。
だから私は聴く人になりたいと
思っていました。
初女さんが言われる、聴く人とは
本当に難しく、自分の考えを
織り混ぜず、真っさらにして
聴く…
初女さんは、聴いてもアドレスを
するとかはなさらない方でした。
何もおっしゃらないのだけど、
受け留めて下さっていることが
よくわかりました。
初女さんは本に『「自分のことを話したい人はいっぱいいるけど
聴く人がいない。
だから、聴く人になってください。」河合先生からの遺言です。

聴くことは受け容れること。
それは自分を開くことです。』
と書かれています。
最後の『自分を開くことです。』
に、が~んときました。
自分を開かなければ、本当の意味で
聴くことにならないのですね。
自分を開くか~
初女さんのように聴く人が本当に
必要とされてる今なんですよね。
初女さんは、こたえは誰も自分の中にあるからと、言われていました。
人は自らの気づきでなくては
変われないから、自分で話している
うちに気づくのですよね。
初女さんは、そのことをどこまでも
信じて待っていて下さる方でした。
初女さん、話したい人は沢山
います。
聴ける人が本当に少ないです。
私も聴ける人になりたい…

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一線を越える行動~初女さん  

2023-09-09 00:31:39 | 日記
今朝、目にしたものに『魂の本質は愛と奉仕だと言われています。』と
書いてありました。
それが正解であるかは分かりませんが、ふっと初女さんが浮かんできました。
「利他」という言葉がありますが、
初女さんを見ていると、どうして
他者の為にここまで出来るのだろう
と何度も思いました。
『人の心に響くのは、誰にでも
出来る一線を越えて行動したとき。』と言われてました。
講演会のあとのサイン会では、
私にはこれしかお返しできないと
言われて、一人ひとりの方に丁寧に
言葉を書かれるので、並ばれている人が申し訳無いと言って、本を仕舞われ、握手だけして帰っていかれる方もいたほどです。
ある時は、会場が閉まる時間になっても皆さんが並ばれていたので、移動して通路のような所でサインを続けられ、私たちは風よけに初女さんの周りを風呂敷を広げて囲んだこともありました。
そこまでしなくても…と、高齢の
初女さんを見ていて何度も思いました。
『耐えられねばやめればいいと思い切らないで、もう一歩努力すること。そして忍耐することです。
一線を越えるごとに、自分もまた成長します。』
初女さんの根幹にあったこの言葉が、初女さんを突き動かしていたのでしょうか…
何年経っても行動される初女さんが、私の中で生き続けています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薬は草を楽しむこと

2023-09-05 21:50:35 | 日記
土曜日、家に帰ってきたら
夫が真っ赤な顔をして横になって
いました。
体をさわると、かなりの熱!
熱中症と思い、クエン酸と言って
梅酢を飲ませ、とうふ湿布を作って
おでこを冷やしました。
翌朝もかなりの熱なので、もしや
と抗体検査をすると、あれあれ
陽性反応が…
解熱剤を使う気はもうとうないし、
我が家には常備してないし~
数日前に、治療家の方が「熱が
出た時、八ツ手の葉っぱを頭の下に敷くといいのよ。」と言っていたのを思い出しました。
八ツ手は知らないうちに、わが家の
狭い庭を占領していて、切っても切っても出てくるので、いつもコノ~
と思っていましたが、急に形成が変わり、「八ツ手さん葉っぱを頂きます~」と言ってうやうやしく
葉っぱを切って夫の頭に
敷きました。
豆腐湿布も乾くと替えて、豆腐を
買いに何度もスーパーに走り
肝臓と足の裏を温め、フルコースの
手当てをしたら、今朝はほぼ平熱に
なりました。 
3日間で熱が引くなんて、
お豆腐さん、八ツ手さんに感謝です。自然の力は凄いです。
解熱剤のように急激に下げないから
体の負担もなくて、熱で体のお掃除も出来たみたいです。
私は、うつらない!と信念を持っていたので、マスクもせず普通の
生活をしてました。
気持ちが大事です。
びくびくして心配してると感染率が高くなるかも~
そして、もう八ツ手さまは切らないぞ!と、心に決めました。
親しい治療家の先生が「薬って
草冠に楽しいって書くの。
薬は本来そういうものなの。
今のクスリは、反対から読むと
リスク、リスクの方が大きいの」
と、言われています。
自然の薬は、本当に体に優しいですよ~
熱が出たら試してみて下さい。
豆腐湿布の作り方はネットに載ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

起伏の多い人生~初女さん

2023-09-03 22:47:27 | 日記
私が一番よく手に取る初女さんの本に、2020年2月1日の新聞の
切り抜きが挟んであります。
初女さんの命日に書かれた天声人語には、『起伏の多い人生を送っている。結核に苦しみ、50代で夫と
死別、80代で息子に先だたれた。
そんな経験から得たものが、心に
重荷を負った人々の心に届いた
のだろう…』と書いてあります。
私は40代で息子を亡くしたので、
80代になって我が子に先立たれた
初女さんは、どんなに辛いだろうと
思い、失礼とは思いつつも
「息子さんが亡くなった時、どう
思われましたか?」と、聞いたのです。
初女さんは、「これで、子どもを
亡くした人の気持ちがわかると
思った。」と言われたのです。
私は初女さんの思いの深さに
言葉を失いました。
確かに初女さんは、起伏の多い人生を歩まれた方だと思います。
私は自分の人生は平坦であって欲しいと、どこかで思っていましたが、
振り返れば起伏の多い人生と
言えるかもしれません。
でも、その起伏が今の自分をつくってくれたのだと…
初女さんの言葉に、私はどれ程
支えられて来たことか…
初女さんの体験から生まれた
この言葉は、これからも私を
支え続けてくれると思います。

すんなり、するすると幸福になる
ことはなくて
生きていれば、何度も繰り返し
苦しみがやってきます。
けれども苦しみは決して苦しみだけに終わることなく
いつか喜びに変わります。
苦しみなくして刷新は計れません。
真の幸福は、苦しみの中にあってこそ実感できるものです。
          佐藤初女
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする