今日で2月も終わりです。
瞬く間に時が過ぎて行く
ようです。
この3月をもって15年間務めた
障がい者の作業所を定年退職
します。
障がい者の人たちと一緒に
いる時間が愛おしくて、次なる
仕事を探してなくて、今頃に
なって、どうしましょうと
焦ってます。
初女さんの本を持って
初女さん、どうしたらいいの?
と、聴いて本を開いたら
何と出て来た言葉が
”おむすびの祈り”
これが初女さんのおこたえで
しょうか。
おむすびの祈り
「おむすびを握りながら、
なにを考えていますか」
とよく訊かれますが
私はなにも考えていないんです
おいしくなれとも考えない。
一粒一粒のお米を生かすように
ただ無心で握っているだけ。
十の工程があったら、
十のどこにも心を離したく
ないから考える余裕なんて
ないんですよ。
ひとつひとつの工程に
心をかける。
それが私の祈りです。
本当にお伝えしたいのは、
おむすびの作り方ではなくて
「信仰とはなにか」ということ
なんです。
佐藤 初女