今日の新聞に大前光市さんという
ダンサーの方が載ってました。
大前さんはダンサーを目指していましたが
大学卒業の翌年、あこがれていたダンス
カンパニーの最終選考の2日目に
交通事故に遭い、片足を切断したそうです。
大前さんは、以前のようには戻れないかも
しれないけれど、どうにかなると
思ったそうです。
義足になって、どうにかなって
思えることが、凄いことだと思います。
ふと、アラン言葉の言葉が
思い出されました。
人はどんな不幸にあっても
たくましく生き抜く力を
持っている
この力は、きっと誰でもが持っている
のだと思います。
諦めなければ、夢は消えない…
義足のプロダンサー 大前光市
今日は朝から「緊急事態宣言が出て
いるので、外出は控えましょう」という
アナウンスがありましたが、私は
お日様を浴びながら、お山へ行きました。
直ぐ近くのお山です。
最近の若い人は凄いな~と、
つくづく思ったのは、今日行ったお山は
小学生のお子さんがいるお父さんが
買って整備している山なのです。
江戸時代と明治時代に建てた家は、
宮大工さんに教わりながら、建て直したと
いうのです。
無農薬の野菜の除草の為に、鶏を飼い
ヤギさんもいるのです。
ゆくゆくはロバも買いたいとか…
1日千円の料金を払って、お山を楽しんで
来ました。
やってもやっても終わらない山の整備を
本当に楽しんでいるのです。
ネットで出来る仕事を夜にしていると
言ってました。
3年前から始めたこのお山は
若い人って凄い力と発想を持っているなと
嬉しくなりました。
我が家から歩いていけるお山に
出会いました!
引きこもっていたら得られない
今日は、生活クラブの田口ランディさんの
講演会に行ってきました。
コロナなので、会場には20人弱で
後はオンラインでの参加となりました。
男性は体内の血液を三分の一失うと
死亡する
女性は三分の二で死亡する
免疫も男性より女性は強いというところ
から話が始まり、コロナのことや東洋医学
地球環境の問題まで、一つながりになって
今を生きる私たちに大切なことを話して
下さいました。
順天堂大学チームの検査によると、
コロナになって「軽症」と「重症」の
分岐点は、サイトカインストームという
現象だそです。
ウィルスが体内に入った時に、退治する
ために免疫を担当する細胞に命令を伝達
する「サイトカイン」という物質が産出
されるが、この量が多いと過剰免疫反応を
引き起こし、体内に炎症を生じさせる
そうです。
過剰免疫を制御するのが
「レギュラーT細胞」で、これが減って
いると、サイトカインが出すぎ重症化
しやすくなるそうです。
レギュラーT細胞を増やすには、
食物繊維や発酵食品で腸内活況を整える
こと。ビタミンDを摂ること。
ビタミンDは日光を浴びることだそうです。
夏場は5分~10分冬場は20~30分
キノコ類・魚類からも摂取可能だそうです。
ストレスを減らすためにも適度な運動と
十分な睡眠も効果が期待できるそうです。
感染を怖がって引きこもってないで、
お日様に当たり、運動や労働して
食を大事にしていくってことですね。
これって、特別なことじゃなくて私たちの
日々の暮らしですよね。
ワクチンがすべてを解決するみたいに
言われてますが、地球温暖化で
永久凍土が溶けたら眠っていた
ウィルスが出現してくる可能性が大!
なのですから地球環境のことを
真剣に考えなくてはいけないと
ランディさんが言ってました。
コロナで人間の活動が止められたら、
空気がきれいになり、自然は
あっという間に回復していったの
ですから…
コロナから解放された時、私たちは
元に戻ることを選択するか、ひとり一人に
問いかけられているのだと思います。
瀕死の状態の母なる地球に住む私たちの
生き方に地球の未来がかかっていると
いうことを、自分の問題として考えて
いかなければと、思いました。
初女さんと出会って間もない頃に
「初女さんって、どんな時に幸せ?」
って聞いたことがあります。
初女さんは「響き合う人と出会った時が
幸せ。」と、静かに言われました。
昨日は、その幸せを感じていました。
何度も会っているのに、ゆっくり
話すことがなかった人でしたが、
話してみたら響いて響いて、
私の中にエネルギーが溢れて来るのを
感じました。
そうしたら、kさんも「ストーブの
近くに居たから暑かったのかと
思ったけれど、家に帰ってからも
熱いものが湧いていたので、内側からだと
思った。」とメールがきました。
時間を忘れて話したのですが、どんどん
元気になって行くのを感じました。
響き合うって凄い!
初女さんの幸せ、分かるな~
森のイスキアに鐘を贈ってくださった
レジナ・ラウディス修道院の
院長さまと初めてお会いしたとき
「あなたも苦しみましたね」と
おっしゃいました。
わかりますか、とお訊ねすると
「わかります。私も苦しみました」と。
通じ合える人との出会いは、
なによりの喜びです。
ふたりで鳴らした鐘の音は
今も私の心で清らかに響いています。
佐藤 初女
ふと、本当の自立とはなんだろう?
と、思ったのです。
私は、自立とは自分で生活が出来る
ことだと、思っていました。
でも、それが自立であったら、障害の
重い人や、病気の人は自立が出来ないって
ことになります。
神様は、そんな不平等なことはしないと
思うのです。
そう思った時に浮かんできたのが、
宇梶静江さんの言葉
「私は私を幸せにする」でした。
そうか、自分が自分を幸せにすることが
本当の自立かもしれない!
そんなことを思っていたら、
「幸せを呼ぶ言葉」という、アランの
幸福論の本が届いたので、驚きました。
いつも素敵な本を贈って下さる方から
でした。
これは単なる偶然ではなく、
まさにシンクロニシティです!
アランの言葉
『幸せだから笑うのではない
笑うから幸せになれるのだ』
『絶望は
自然に生まれるが
希望は自ら
作り出したものの
上にしか生まれない』
吉本ばななさんの
「吉本ばななが友だちの悩みについて
こたえる」という本を読んでいると
成る程!と思うことが一杯です。
その一つが、『友達と仲間』
若い人の相談は、友達についてのことが
多いです。
若い頃って、それが結構重要な問題
でしたからね~
親友が欲しいと悩んだり、あの人が
私の親友かしら?などと思っても、
友達とは?なんて考えなかったものね~
唯、Facebookの友達申請していいですか
と、言われると「はい」と答えながら
ふと、友達ってなに?と思うことが
あります。
ばななさんは、友だちと仲間の差を
言っています。
ばななさんの文章を載せてみますね。
『会社でたとえると、「お昼を一緒に
食べたり、会社帰りに飲みに
行くこともあった同僚だったけど、
転職したら意外と連絡しない」みたいな
関係は仲間でなくて友だち。
転職しても、特に話がある訳じゃないけど
顔が見たくて連絡しちゃう人というのは
「仲間」です。
桜井章一さんもおっしゃっていました。
「友だち」はいらないけれど「仲間」は
大切だって。』
ばななさんは、このように書いています。
成る程~
私も歳を重ねてくると、「仲間」という
人の方が多くなっているかも…
ランディさん達とは、出会った時から
”チーム初女”と名前をつけています。
年に数回、会うだけですが会った瞬間から
深い話が出来るのです。
今の若い人たちは、SNSが生活の中心に
なってきてるから、友達にも
リアル友だちなんて言葉があるし
大変だと思います。
ばななさんの「友だちと仲間」の差を
ちょっと心に留めておくのもいいかも
何といっても、この自分と一生付き合って
行くのは自分だということを
しっかり腹に据えて、この自分を
幸せにすることだよね~
宇梶静江さんが出演したラジオ深夜便を
聴いていたら、宇梶さんは60歳に
なった時に、私は私を生きるって決めた
と、言ってました。
そして、自分を幸せにするって…
この言葉を聴いて、ドキッとしました。
私には、自分を幸せにする!と
こんなふうに言ったことがないから…
この幸せは、物質的な幸せでは
なく、内なるものだと思います。
自分が幸せだったら、周りの人も
幸せを感じ、幸せが幸せを呼び
伝播していくんじゃないかな
これはエゴでは決してないから…
若い時は、誰かが幸せにしてくれる
なんて思っていたな~
そうか、自分で自分を幸せにするって
決めればいいんだ。
いつもご機嫌さんでいようって…
決めるって、結構実行力あるから!
何といっても、この自分と一生
付き合って行くのは、自分なんだから
私は、自分を幸せにするよ!
今日は、友達と3人で横須賀の山を
歩いてきました。
自粛で縮こまっていた体と心を
自然の中に解放させた感じで、凄く
元気になりました。
昨日は大寒でしたが、山にはもう桜が
咲いてました。
桃色のオオシマザクラです。
鳥がさえずり、自然はコロナなんて
どこ吹く風です。
人間は、お山の中でもマスクをを
しています。
何があっても季節は巡ってくる
これは当たり前ではなく、
凄いことだと思います。
アイヌ民族の宇梶静江さんは「神様は
見えないっていいますが、
ちゃんと見えているんですよ。
ふきのとうが雪の中から出て来る、
雪が解けると行者ニンニクとか野菜が
ばっと出て来る、春になると
産卵する為に魚が来る、これが神でなく
てなんなんですか。
神様は見えているんですよ」と語って
ました。
宇梶さんの話を聴いて初女さんの
言葉を思い出しました。
鳥はどうして飛んでいるので
しょうか。
きれいな花を咲かせるのは
どうしてでしょう。
誰も答えることができませんが、
これが感謝です。
こういうことを深くとらえない人も
いますが、すべてが感謝ですし、
感謝は生活の上で基本的なことです。
”感謝”はわたしのいちばん好きな
言葉です。
佐藤 初女
色々な人が言ってます。
2020年は今まで見えなかったものが
浮かび上がって来る年だったと…
2021年は、”21”二つに一つ
つまり、自分が自分の人生を選択する
自分はどう生きるのかと自分の人生に
責任を持って選び取っていく時代だと…
自分の生き方を覚悟して、しっかり
決めないと、この風の時代に入って
自分を見失ってしまうかもしれません。
私は、ここで大きく道が分かれるような
気がします。
この道は、自分が選んでいくことなので
親子とか夫婦とか、家族の関係ではなく
運ばれて行くものなのかもしれません。
それは、初女さんが言っていた
”地球家族”に繋がって行くように
思われるんです。
初女さんは、晩年”宇宙の母”と言う
言葉を口にされていたと聞きましたから
地球家族を宇宙の母が見守っている
そんなビジョンが浮かぶのです…
ふと、今初女さんがいたらどうして
いるだろうな~と思いました。
きっと、変わらぬ生活をしていた
だろうな…
食材と向き合い丁寧にお料理をして
いただろうな…
あの丸いおむすびを結んで
いただろうな…
どんな時も、初女さんのおむすびは
人の心を支えてくれる
初女さんはいないけれど、
初女さんのおむすびを作ると
初女さんの心に触れられる
そんな気がする…
東日本大震災の時
何があっても変わらない
初女さんの生活が、本物だなって
思った…
新型コロナウィルスで、世界中が
ひっくり返っています。
それでも、何があっても変わらない
生活があるはず
速さと便利さと楽を求め続けて来た
結果が今です。
コロナは大切なことを教えてくれて
いるように思えます。
「私は、つましいの」と言い
丁寧に日々の暮らしをおくっていた
初女さんが思い出されます。
めんどうくさいという言葉が
きらいです。
めんどうくさいと思うことは
日に何度でもありますが
手を抜くことは心を抜くこと
だから
ひとつひとつ正しくていねいに
やりたいの。
せっかく神さまからいただいた
手足を使わず
簡単便利に流れていくと
知らず知らずのうちに
老いが進んでいきますよ
佐藤 初女