~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

日々の暮らしの中で

2010-05-31 19:46:55 | 日記
昨日、素敵な衣装を着て舞台に立っていた高山さんが、ホームページ
に一夜明けて、今朝は息子のお弁当を作ったり、お味噌汁を作ったり
ご主人を仕事に送り出したりと、いつもの日常が戻り、違っているのは
頂いたお花がたくさんあることと書いていました。
これを読んで私は、いいなーと思いました。
戻るべき日常の生活があるから、違ったことに頑張れる気がします。
去年、初女先生の講演会をやった時、自分の思いがすべて叶い、次は
どうしたらいいのか、途方にくれた時がありました。
イスキアに通って、先生のお料理を習いみんなに伝えようかしらとか、
考えたのですが、先生は「いいねー」とは言ってくれないし…
また、同じ日常の生活に戻ったら、あの講演会で得たものは一体
何だったんだろうと思ったりしました。
でも、思い悩むことが苦手な私はじきにそんなことも忘れて、また
普通の主婦の生活に戻っていました。
それは、何か自分が停滞しているような感じでした。
特別なことをすると、普通の生活に戻ることがマイナスみたいに思える
けれど、その人を支えているのが日常の生活なんですよね。
昨日、幸せそうな顔をして帰っていったママ達は、今日も子どもの
世話に追われていることでしょう。
でも、あんなふうに子どもと歌を聴ける時間があったといういことが
子育ての疲れをとって、心をやわらかくしてくれるかもしれません。
日々の生活の為に、晴れの日がある気がします。
大きな大きな晴れの日の翌朝に、すぐに日常の生活に戻りそのことに
幸せを感じている高山さんが、すごく素敵に思えました。
彼女の歌は、そんな生活の中から生まれるから、どこまでも
優しいのですね。
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今日の日に幸あれ

2010-05-30 23:20:38 | 日記
今日は、高山千代美さんのコンサートに行ってきました。
歌と千代美さんの人柄が、温かく優しい気持ちにしてくれる
そんなコンサートでした。
千代美さんの歌にあわせて、子ども達が日本舞踊を踊ったり
サイトウ・キネンオーケストラで海外公演もされている、
フルート奏者の方が、楽しいトークや演奏でモーツアルトもビゼーも
とっても身近なものにしてくれました。
千代美さんのご主人が、譜面台を動かしたり息子さんがチケットの
モギリをしたり、手作りの温かさが心と心を繋いでくれました。
 初女先生は、響き合う人と出会った時が幸せ。と言われていますが、
音楽はストレートに心に響いてきます。
笑ったり、涙を拭ったり…
こういう豊かな時間の中に身を置くと、明日からも笑顔で生きて行こう
と、思えます。
ふと、「心」って頭で考えるほど複雑じゃなくて、もっと単純で素直
なんじゃないか、と思ってしまいました。
そして、頭で判断せずもっと心を信じようと…
会場から出てきた方の、沢山の笑顔を見ていたらそんな気持ちに
なりました。
7月16日は、初女先生の心と皆さんの心を千代美さんの歌が
優しく包んでくれることでしょう。
そして、追い求める幸せでなく、今ここにある幸せを感じてくれること
でしょう。
      











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差し出すということ

2010-05-29 21:42:24 | 日記
私が、今度の講演会のチラシはいいものを作りたいなーと
言っていたら、初女先生を撮り続けているKさんが「写真提供
しましょうか」と言って下さり、私は思わず「お金ないけんだけれど
いいの?」と言った覚えがあります。
Kさんは、どうぞ気にしないで下さい。優しく微笑んでくれました。
それからも間もなくして、あのチラシの写真が送られて来たのです。
そしてその写真が、6月に出版される先生の本の表紙になっていると、
知り私はKさんの思いに、胸が一杯になりました。
Kさんは、唯の主婦の私が主催する講演会のチラシに、最高の写真を
差し出して下さったのです。
こういうことは簡単に出来ることでは、ありません。
長い間、初女先生を見つめ続けているKさんだから出来ることだと
思いました。
初女先生のこの言葉が、チラシの写真とKさんに重なりました。

      本当の奉仕とは  
      時間が余ったからとか
      必要がないからといって 差し出すのでなく
      最も大切なことを捧げること
               
                    佐藤 初女
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嬉しさが嬉しさを呼びました

2010-05-28 20:41:47 | 日記
初女先生からの電話の嬉しさが、まだ残っているうちに、
嬉しい事に講演会のチケットが完売となりました。
平日でこんなに早く完売するとは、誰もが驚いています。
初女先生の、なさっていることのすごさを、改めて知りました。
平日、仕事を休んでこんなにたくさんの方が来て下さるんです。
なんと感謝してよいか分かりません。
早速、大阪で明日初女先生の講演会を主催するKさんに、電話をして
初女先生に、完売を伝えてーと言いました。
先生の「よかったね。」という声が聞こえてきそうです。
初女先生の、この言葉が私の心に静かに降りてきました。
   
    「出会う一人ひとりを大切に
      
       小さいと思われることも大事にして

     今、ここにあることだけに一生懸命になる。」
               
                      佐藤 初女


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嬉しい日の続き

2010-05-27 18:09:57 | 日記
昨日ブログに「嬉しい日」を書き終え、暫らくしたら電話のベルが
鳴りました。
講演会のお申込みかな?と思ってでると「佐藤です」と、一瞬 誰だか
分かりませんでした。
少しお耳の遠い初女先生からのお電話は、いつもスタッフが掛けて
きて、初女先生に替わるという具合だったので…
昨日はいきなりの「佐藤です。」に私の頭の中で、すぐに初女先生に
結びつきませんでした。
この、懐かしいお声はと思った時に、「初女先生だ!」と分かったのです。
先生は、「今日はとても耳の調子がいいの。FAⅩだともどかしいから」と…
私が、「先生!チケット完売になりそうなの」と言うと、嬉しそうに
「一生懸命やっていたものね。」と言って下さいました。
先生と暫らくおしゃべりして、私の「嬉しい日」は「もっと嬉しい日」に
なりました。
さっそく、一緒にやってくれているみんなに、嬉しさのお福分けが
したくて、メールをしてしまいました。
初女先生はいつも、もうこれ以上は出来ない。というところまでされます。
だから私も、それに近づきたいと思ってやっていました。
初女先生の講演会は、黙っていても人が来る!という方もいますが
もう、これ以上出来ないと思えるところまでやることが、88歳の先生が
ご自分のお体も考えず来て下さる、その思いに答えることになると
思っています。
先生の「動の祈り」の足元にも及ばない、私の「動の祈り」ですが、
先生の「一生懸命やっていたものね」の一言が、今までやってきた
ことを、すべて包み込んでくれたようでした。
誰も見てなくても、神様は見ていてくれる。と言いますが、私は
誰も見てなくても、初女先生が分かってくれている。それだけで
もったいないくらい充分なんです。
「嬉しい事の後には、嫌なことがある」なんて誰かが言っていた
けれど、「嬉しい事の後には、もっと嬉しい事がありました」

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嬉しい日

2010-05-26 21:48:57 | 日記
今日は嬉しい日でした。
講演会のお申込みが、目標を突破し完売直前になってきたのです。
思えば、3月に講演会に向けてスタートを切った時、来る日も
来る日も何の反応もなく、平日の昼間なんてとんでもない時間に
したからかなーと落ち込んでいました。
そして、久しぶりに心労で体調を崩したりしてしまいました。
見かねた主人が、僕が10枚買うからと言ってくれたり…
初女先生に「大丈夫、大丈夫」と励まされ何とか元気を取り戻したり…
でも、チラシが出来てきたら不安や迷いは飛んでいってしまいました。
初女先生の祈りが伝わるこのチラシを、先生を必要としている人の
ところに届けた!その一心でした。
協力して下さる方達も、大切にチラシを手渡して下さいました。
皆の力と、初女先生の日々の「動の祈り」の賜物が、今日の嬉しい日
となりました。
今日、初めてチケットを渡したら、「素敵!嬉しい!」と言われました。
こんなに喜んで頂けると、こちらまで嬉しくなってしまいます。
私は、初女先生のこの言葉を今、実感を持って感じています。

     何かのきっかけで出会い、互いに結ばれて、通じ合って
     一つのうねりになって静かに動いていく。
     そこからまた新しい「何か」が生まれるのです。
     人と人とが融合することが、新しい、大きな力になって
     いくのではないか、と思います。
     だからこそ、人との出会いは大切にしたい。
     特に通じ会える人との出会いは一生の喜びであり、
     夢や希望をもたらしてくれます。

                   佐藤 初女
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「いま・ここ」をイスキアに

2010-05-25 20:23:26 | 日記
初女先生は、講演会に若い人達が大勢来ていると、決まって
嬉しそうに「今日は、若い人が多いね」と言われます。
88歳の先生が、求められればどこへでも出かけて行かれるのは
もしかしたら、希望の種を蒔く為かもしれないと、私には
思えるんです。
先生は、「私は若い人達に期待しています。多くの若い人達は
模索を続けながら、本当の豊かさとは何か、幸せとは何かという事に
気づき始めています。そして、ひとり一人が、それぞれの気づきを
身の回りで実践しようとしています。」と言われています。
初女先生の講演会に来る若い人達が増え続けています。
講演会のお申込みを受けていても、今すぐ会いたい!という若い方の
熱い思いが伝わってきます。
「つい先日、本を読んで初女さんを知りました。イスキアに行くには
どうしたらいいんですか?」と、今すぐに初女先生の処に飛んで
行きたいという思いで、お電話を下さった方もいます。
先生は、「よりよい未来をつくりあげようと真剣に取り組んでいる
人が、こんなにたくさんいるんですもの。絶対にいい時代がきますよ」
と言われています。
森のこもれびの主催する、7月の講演会は平日の昼間という
とんでもない時間にもかかわらず、満席になりそうな勢いです。
本当に若い人達が、真剣に自分達の生き方を考え、初女先生に
会いたがっています。
初女先生との出会いが、自分の人生にとって大きな分岐点となった
という方もたくさんいらっしゃいます。
私は、数えきれないくらい初女先生の講演を聴いてきました。
先生は常に、「いま・ここ」を丁寧に生きて下さい。
いまが明日に続き、希望や夢につながっていきます。
そして自然と、望ましい未来が開けてくるのです。と言われています。
先生の本の中に紹介されていた若い方の「映画を見た時は、初女さん
のような生活は、豊かな自然に恵まれているから可能なのだと思って
いました。でも、そうでないんですね。
私が暮らしている「いま・ここ」をイスキアにすることも出来るん
ですね。」という言葉が、決して若くない私にも希望をもたらして
くれています。

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心遣い

2010-05-24 21:43:09 | 日記
初女先生にボールペンで手紙を書いていたら、主人が
「君、年上の人にボールペンは失礼だよ」と万年筆をくれました。
久し振りに万年筆で書いてみると、私の下手な字も柔らかくなり
とても気に入り、それからは万年筆を使っています。
そういえば、初女先生から頂く手紙も万年筆です。
今朝、万年筆で葉書を書き投函しようと持って出たのですが
外は雨。
雨で字が滲んでしまったらどうしようと、心配になり
やっぱり、ボールペンで書けばよかったと後悔しながらポストに
入れました。
仕事を終え帰って来ると、絵葉書が届いていました。
万年筆で書かれていたその絵葉書は、郵便局のビニール袋に入って
いました。
私は、絵葉書を頂いたことも嬉しかったのですが、小さな事かも
しれないけれど、このビニール袋の心遣いが、とても嬉しく
感じました。
機械がやることでしたら、ボールペンも万年筆も関係ないでしょう。
でもそこに人が携わると、雨で字が滲んだら読めなくなるだろう
という心遣いが生まれてくるんですね。
この1枚の葉書が、私に人の温もりも運んで来てくれました。
冷たい雨の日の終わりに、ぽっと温かい心を感じました。
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カボチャのスープ

2010-05-23 21:35:13 | 日記
今朝、カボチャのスープを作りました。
カボチャのスープを作ると、Kさんのことを思い出します。
Kさんは、ご主人が病気の時に、ずっとカボチャのスープを作って
いたそうです。
そのKさんがイスキアに行ったときに、初女先生が「今日はKさんが
来るから、カボチャのスープを作りましょう」と言って
カボチャのスープを作って待っていたそうです。
Kさんは、スープのことなど、何も話してなかったので初女先生の
カボチャのスープを見た時、胸が一杯になったと言ってました。
元気になられたご主人と二人で、初女先生のおむすびを伝えると
言われていたのに、この春ご主人は召されてしまいました。
私は、カボチャのスープを作る度に、Kさんを思い出します。
そして、初女先生の思いの深さを…
心に寄り添うとは、言葉ではなくこういうことなのでしょう。
私の亡くなった息子の写真を見た時の、頬を伝わる先生の涙を
私は一生忘れないと思います。
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青春とは

2010-05-22 21:59:18 | 日記
今日は、6月のイスキアの集いの打ち合わせでした。
イスキアの集いはチケットが完売したし、堺のイスキアの集いも
昨日完売したといいます。
私のところは、平日なのに皆さん仕事を休んで来て下さると言って
います。
初女先生を求めている人の多さを感じます。
お申込みして下さった方の中には、十年くらい前に地球交響曲2番で
初女さんを知り、いつか会いたいと思っていました。という方が
何人もいらっしゃいました。
昔に観た映画の人物が、こんなに経っても心に留まっているなんて
ふつうでは考えられません。
でも、初女先生はそういう方なのです。
先生の忙しさは、留まる事を知りません。
まるで、今という時代が初女先生を必要としているようです。
ここまで書いたら、ふとサムエル・ウルマンの「青春とは」が
浮かんできました。

            青春とは     サムエル・ウルマン

  青春とは 真の青春とは  若き肉体の中に あるのではなく
 
  若き 精神の中にこそ ある

  薔薇色の頬 真赤な唇 しなやかな身体

  そういうものは たいした問題ではない  

  問題にすべきは つよい意思  ゆたかな想像力 もえあがる情熱

  そういうものが あるか ないか

  あなたの精神は  今日も新鮮だろうか いきいきしているだろうか

  臆病な精神のなかに  青春は ない

  大いなる愛のために発揮される  勇気と冒険心のなかにこそ

  青春は ある

  臆病な二十歳がいる 既にして 老人

  勇気ある六十歳がいる  青春まっただなか

  歳を重ねただけで  人は老いない

  夢を失ったとき  はじめて老いる

  歳月は 皮膚にしわを刻むが 情熱を失ったとき 精神は 

  しわだらけになる

  苦悩 恐怖 自己嫌悪  それらは 精神をしぼませ

  ごみくずに変えてしまう

  誰にとっても大切なもの それは感動する心

  次に何が起こるだろうかと

  眼を輝かせる 子どものような好奇心

  胸をときめかせる 未知の人生に

  挑戦する 喜び
                (以下 略)

これは、ウルマン78歳の時の作と言われています。
果して、今の私の精神の中に、青春はあるだろうか…

             

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