~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

初女さんのお料理

2023-12-29 00:19:59 | 日記
初女さんの本に『昔は台所に火の
神様が祭られていましたが、
火事にならないようにということ
だったんだです。
だから本来は、火を使った調理中におしゃべりをしたり、脇見を
したりなんてしていられないん
ですよ。』と書いてあるのを読み
イスキアの台所を思い出しました。
イスキアに行くと決まって私は
初女さんが調理する横にくっついて
いました。
初女さんが調理をしている時は
気軽に声をかけてはいけないと
思えるような神聖な空気が流れて
いました。
どんな手慣れた料理も、真剣に
調理されていました。
時々、私がいるのに気がついて
初女さんが、食べる?と言って、私が差しだした手の平にお料理を
のせてくれるのです。
その時はとっても嬉しくて…
初めてイスキアに行った時に、
一緒にりんごのコンポートを
作ったのですが、ドキドキして
同じ大きさに切れなくて、
恥ずかしかったのを今でも
覚えています。
あの、イスキアの凛とした台所の
空気は今も私の心に刻まれて
います。
初女さんは、『今は何でもスイッチ一つで済むようになって
しまったでしょ。
だからお料理講習会でも、
ぺちゃくちゃおしゃべりばかり
している人もいます。
そういう人はたいがいお鍋の中を
見ないで、ノートや時計だけを
見ていたりします…』と書いて
います。
先日、味見をしないという
方の話を聞いて驚きました。
レシピの分量通りに作れば味見を
しなくて出来るからでしょうか?
初女さんは、ほうれん草をゆがく
時も、ほうれん草のいのちを
生かすためには、どうゆがけば
いいのかを考え、ほうれん草が
お湯の中で一瞬、輝く時があり
それが「いのちのうつしかえ」
の合図だから、その瞬間を
逃さないようにお湯から
引き上げるのです。
おしゃべりしてるとこの瞬間を
逃し、ほうれん草が柔らかく
なりすぎて、べちゃっとなって
せっかくの「いのち」が
失われてしまうのです。と記し
ています。
あのイスキアの神聖な空気は
初女さんの食材と向き合う心
から生まれていたのですね。
素朴なお料理の一つ一つの
味わいの深さは、初女さんの心
そのものだったのですね。
こういうお料理だから、食べた
人の心の扉を開くことが
出来たのですね。
初女さんのあの味を少しでも
再現したいな~
初女さんのお料理を食べたって
ことは、私の一つの財産かも
しれません。
初女さん、有り難うございます💗


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初女さんのおむすび

2023-12-25 17:16:38 | 日記
今年も残りわずかとなって
きました。
この一年で3回も愛知・浜松の
おむすび講習会を企画して下さった
方が、直さんの講習会変わった~
凄く深くなってきたと言って
下さいました。
以前は初女さんのおむすびを私が
教わった通りに伝えなければと
その責任感が大きかったのですが
今は初女さんが本当に伝えたかった
ことを、初女さんのおむすびの祈り
を、少しでも伝えたい!
その思いで一杯です。
本当に伝えられているのかと、
自問自答する時もありますが、
微力だけど無力ではない!
この言葉に支えられています。
来年はどんな出会いがあるで
しょうか…
これからも
初女さんのおむすびを、
初女さんのおむすびの祈りを
伝えて行きたいです💗
それは、今を生きる私たちの
道しるべとなるから…
おむすびはむかし、御霊(みたま)
のまんまと言われていたそう
です。
日本人にとっておむすびは
魂の食べ物なのかもしれません。
初女さんのおむすびは、心と心
人と人を結んでいきます。
新しき年も、心を込めて
おむすびを結んで行きたいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初女さんのことを伝えたい

2023-12-21 23:27:00 | 日記
19日で今年のおむすび講習会が
終わりました。
やっと、おむすびの作り方だけで
なく、初女さんが伝えたかった
ことを話せるようになって
きました。
初女さんの言葉はやさしいので
直ぐに分かった気になりますが、
実はとても深くて、それらの
言葉はどれも初女さんの体験から
生まれているので、受けとる
私も体験を通して気づいた時に
初めて分かるのです。
初女さんの一つの言葉と向き合い
5年近くかかって、やっと
そういうことだったのか~と
府に落ちたり…
おむすびもそうです。
初女さんがいらっしゃった時も
講習会を1~2回受けて自分で
講習会をひらいている人がいると
初女さんは淋しそうな顔をして
『おむすびって簡単でないんだよ』
と、ぽつりと呟いてました。
 初女さんのおむすびと、
初女さんのおむすびの祈り
この深さに圧倒されながらも
何とか伝えていきたい…
来年は、辰年
ドラコンは天国の息子の干支
どんな年になるかな~
ネットに弱くて、おむすび講習会も
口コミでやってて、検索しても
直さんの講習会がでてこない!と
言われます。
どこからか、スーパードラコンが
飛んできて、お茶の子さいさいと
ネットに載せてくれたり~
なんてならないかな😂
もっともっと初女さんのことを、
初女さんが伝えたかったことを
この宇宙の真理を伝えて行きます。
日本中に!
世界に!
天国のドラコン頼んだよ~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人間関係が行き詰まった時に

2023-12-13 22:36:01 | 日記
人と心を通わせようとしても、
なかなか通じあえない時が
あります。
ラインは特にそういうことが  
顕著にでるように思います。
短い言葉で思いを伝えることの
困難さを感じます。
つくづく若い人は大変だな~って
思います。
そんな時、初女さんのこの言葉が
浮かんで来るのです。

人間関係で行き詰まったときや
進もうとしても進んでいけない
ときは、心を騒がさず、
しばしそこにとどまって休みます。
煮物と一緒ですよ。
時間を置くと味がじんわり
ふくまれておいしくなります
でしょ。
前へ前へと進み続けるばかり
では息切れします。
結果を急がないほうがいいですね
必要なものは必要なときに
与えられますから。
          佐藤 初女
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

積極的に生きる

2023-12-11 18:24:19 | 日記
昨日、一度きりの舞台が終わりました。
短い稽古でよくここまで出来たと
思います。
3月に亡くなった演出家の
山下先生からのメッセージを
私が受け取ったり、
見えない力にも動かされて芝居が
出来上がりました。
観念を捨て、本当の自分
真我で生きて行けば、誰もが
幸せになるように、この宇宙は
できているってこと!
この宇宙の真理を伝える芝居です、
涙して観て下さった方も沢山いて
伝わっている波動を感じました。
きっと山下先生も喜んでくれていたと思います。
30分ぐらいの短いお芝居ですが、
歌えない踊れない私が、歌劇団で
生まれて初めての主役を
やってしまいました~
一度きりの人生だから、やりたい
ことをやらなきゃ!なんて思いが
年々強くなってきました。
人は思った年齢で生きていくと
言われたので、83歳のY先生は
私は23歳よ!と言ってます。
ならば私は17歳でいくか!
青春真っ盛りです~
兎に角、常に積極的に生きることが
重要だそうです。
それが幸せの道みたい
初女さんは、90歳の時に
これからは、農業だ!と言われ
畑を始めました。
体が以前のように動かなくなると
新しい森のイスキアにすると宣言
されました。
決して、歳だからという言葉は
口にしなかったな~
何しろ71歳で森のイスキアを
始めた方ですから…
私も頑張ります‼️
初女さん、山下先生
見ていて下さいね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中村哲さんの命日

2023-12-05 00:14:47 | 日記
12月4日は中村哲さんの命日です。
平和を願い行動し続けた中村哲さんが、今の世界を見たら何と言う
でしょうか…
それでも、諦めず出来ることを
黙々とやる!それが中村哲さんの
生き方、そんな気がします。
戦争からは平和は生まれない
戦争は破壊そのもの
どうしてこんな簡単ことが、
わからないのでしょうか…
人間は、そんなに愚かないきもの
なのでしょうか…



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福田村事件

2023-12-03 23:23:55 | 日記
ずーっと観たかった『福田村事件』
を観てきました。
関東大震災で朝鮮の人や大杉栄
など主義者と言われた人たちが
殺されたことは知っていましたが、福田村事件のことは、映画が
出来るまで知りませんでした。
20代の頃、知り合いが荒川土手で
殺された朝鮮人の遺骨発掘と慰霊祭をしようという署名活動をしていて
私も慰霊祭に参加したことかありました。
チョゴリ姿の朝鮮の女学生を見た時
この人達のご先祖を日本人が殺して
いるのかもしれないと思ったら申し訳ない気持ちで一杯になったのを
今でも覚えています。
子ども頃、インスタントカメラを
『バカチョンカメラ』と言ったら
父に「それは、朝鮮の人をバカに
した言葉だから、使ってはいけない。と言われました。
関東大震災で、自警団や警察による虐殺があったのは知ってはいましたが、まさか行商の人が朝鮮人と間違えられて9人も殺されていたとは…
この映画は、歴史をたどるもので
終わるのではなくて、民衆という
ものにフォーカスして、今を
生きる私たちに問うて来るのです。
行商の人達を殺した民衆は、私でもあり貴方だったかもしれないと…
日本人なら観て欲しい映画です。
役者もとてもいいです。
森監督の渾身の作品だと思います。
是非、一人でも多くの人に出会って欲しい映画です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする