~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

10月1日がやって来るのだ!初女さ~ん!

2017-09-30 22:01:16 | 日記

今日は、明日の準備に行きました。

先だ、先だと思っていた初女さんのお誕生日の

集いがついに明日となったのです。

写真家の田渕さんの初女さんの写真が飾られると

その空間が、優しさに包まれていくのです。

ランディさんが、写真の上に薄い布を飾って

教会みたいにしたいなと言い、「私ユザワヤへ

言ってくるね」と飛んで行きました。

何だか、みんなで文化祭の準備をしているような

そんな気持ちになりました。

祈るような気持ちで、お米を炊いたら美味しい

ごはんが炊け、ここでもミニおむすび講習会と

なりました。

自分たちの作ったおむすびを、美味しいね

美味しいねと、みんなで食べれば

それだけで心が繋がっていくような…

おむすびは、本当に縁を結ぶ食べ物です。

明日が楽しみです。

だって明日は、初女さんが来てくれる筈だから

皆さん、お待ちしています!

心のおむすび結びましょう。

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初女さんのおむすびは「おむすびの祈り」

2017-09-29 22:32:10 | 日記

9月が、あっという間に過ぎて行きました。

明日は、初女さんのお誕生日の集いの準備です。

夕方、写真家のむっちゃんが家に来てくれ

おむすび講習会の荷物を積み込みました。

こんなに道具があったんだと驚くほど…

でも、荷物を車に乗せたら、何だか嫁入りさせる

ような妙な気分になりました。

おむすびは、毎朝作ってきましたが、お米は

初めて出会うお米です。

しかも、白米ではなく七分づきのお米が届いて

いるようで、ハードルがさらに上がった感じが

しています。

「おむすびはご飯が大事」と言った初女さんの

声が聞こえてくるようです。

明日、お米としっかり向き合ってご飯を

炊いてみようと思います。

友人に言われ、久しぶりで初女さんの「いのちの

森の台所」を読んだら、おむすびのことが

これ以上ないくらいに、丁寧に書かれていました。

初心に帰る思いで読み返しました。

『みなさんも、私のやり方をマニュアルのように、

ただやるのではなくて、自分なりに創意工夫を

重ねて、自分のものにしていってほしいと思います

何事もすぐには出来ないかれど、あれこれ試し

ながら、自分のやり方をみつけていくことは、

たいへん楽しいものです。』と書かれていました。

おむすびの作り方は「おむすびの祈り」という

章の中に入っていました。

やっぱり、初女さんのおむすびは、おむすびの祈り

なんだと、心にすとんと落ちて来ました。

初女さん、心を込めておむすび結びます。

どうか共にいて下さいね。



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初女さんへ

2017-09-28 22:24:49 | 日記

昨日、家を出てちょっと行ったところで、

私を待っていたかのように黄色い蝶々が飛んで

いたのです。

直観的に創だ!と思いました。

初女さんの講演会をやっていた時も、講演会が

近づくと必ず、大丈夫だよというように

黄色い蝶々が現れるのです。

亡くなった息子は、黄色い蝶々になって

私の処に飛んで来てくれるのです。

不思議な気がしますが、親だから分かる

直観というものでしょうか…

10月のおむすび講習会も2日、3日の集いも

心配ないよ、大丈夫だよと言うように

小さな黄色い蝶々が、私の前を行ったり来たり

しながら随分長い間飛んでいました。

昨夜は、おむすび講習会に持って行く荷物の

準備をしていたら、初女さんのことが心に

浮かんできました。

おむすびを結ぶ時「直さん、そのお塩は多いよ」と

言われこと…初女さんのお塩は本当に少しでした。

あの時は気がつかなかったけれど、随分丁寧に

教えて下さっていたんだな~と…

ある時は、まるで秘密を教えてくれるように

「おむすびはね、ご飯の炊き方が一番なの」と

私の耳元で、内緒話をするような小さな声で

話して下さったり…

大切なことは、みんな教えて行ってくれたんだと

今頃気づいた私です。

昨日買った日野原先生の「生きていくあなたへ」を

読み終え、初女さんとあまりに重なるところが多く

驚きました。

亡くなったお姿までもがです。

『「この世で、これほど透明なものを

再び見ることがあるだろうか…」まるで清らかな

聖水を思わせるみずみずしいお姿に、まだ息を

していらっしゃるような錯覚を覚え、

私は何度も先生のお顔に耳を近づけ確認せずには

いられませんでした。』と、日野原先生の

聞き取りをしてこの本にされた方が書いてました。

初女さんもこれ以上ないくらい透明で、頬が

澄んだ桜貝のような色で、本当に息をしている

ようでした。

初女さんが亡くなって、物凄く悲しいのに

あまりの美しさに、私たちは「先生、よかったね」

と、言っていたのですから…

あの時、私たちは「復活を見た」と思ったのです。

日野原先生の最期に立ち会われた方も、

先生の「復活」を見たのではないでしょうか。

未知なる旅立ちは、こんなにも心穏やかなもの

なのでしょか…

10月の初女さんのお誕生日の集い(1日~3日)

には、必ず初女さんがいらして下さると思います。

初女さんからの宿題を伝えようとするランディさん

初女さんのチャーミングな一面をとらえた

写真家のむっちゃん。

初女さんのおむすびを伝えられるだろうかと

ドキドキしている私

青森から飛んで来てくれるスイッチさん

「いのちのエール」がご縁となった

今回一番働いている編集者のやまちゃん。

森のこもれびのスタッフのみんな

そして、参加して下さる方々

みんな、みんな初女さんの娘と息子です。

宇宙の母となった初女さん、子ども達の

やることをどうか見守っていてくださいね。

初女さん、今回は雨でなく晴れでお願いしま~す!




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日野原先生の気づき~死を前にして

2017-09-27 22:22:13 | 日記

NHKの朝のニュースで、105歳で亡くなった

日野原重明先生の特集が、短い時間でしたが

ありました。

日野原先生が、どうしても遺したかった言葉が

テレビの向こうから流れて来て、思わず聞き入って

しまいました。

「人間は病むことによって、本当の自分と出会う」

「死を前にして、新たな自分と出会った」

「おろおろする中に、本当の自分があらわれる」

「どんな苦しみの中でも、生きることは

 喜びに満ちている」

「未知なる自分との出会いが存在している」

慌ててメモした言葉ですが、日野原先生は

死を前にして、自分との出会いをされて

いたのです。

そのことに、ハッとしました。

私は、ずっと人との出会いを求めて来て

自分との出会いなど、心になかったと言って

いいような気がします。

人は死を前にして、孤独の中で自分との

出会いをして行くのでしょうか。

今日は、本やさんに飛んで行き日野原先生の

「生きて行くあなたへ」という本を買いました。

本の帯には

『人間は弱い

死ぬのは僕もこわいです。

自分のことは いちばんわからないから

一生かけて発見していくのです。

今私は、新たな旅立ちの心意気を感じています

言い尽くせない感謝の気持ちと

言い尽くせない喜びを胸に

修行のような私のこの旅を

静かに、トボトボと

もうすこし続けたい

という気持ちがしています

       日野原重明  』

いつだったか、森のイスキアで

日野原先生と初女さんの対談の話が

ありましたが、いつの間にか無くなっていました。

お二人の200歳に迫る対談を、聴いて

みたかったな~

10月3日、初女さんのお誕生日に

初女さんの伝えたかったことを

田口ランディさんが語って下さいます。

「初女お母さんから娘たちへ」です。

3日は、まだ ちょっこしお席があります。

お待ちしています!


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初女さんが望む「森のイスキア」は…

2017-09-26 22:34:13 | 日記

ブログに寄せて頂いたコメントを読み、ショックを

受けています。

去年の初女さんのお誕生日にイスキアに行った時

キツツキがイスキアの建物の壁にいくつも穴を

あけて、森のイスキアが痛々しかったことが心に

焼きついています。

そのうえに、猿が来ているとは…

あ~どうしたらいいのでしょう…

森のイスキアは自然に還って行くのよと、言う人も

いますが、やはりイスキアは初女さんが祈り

浄めて来た場所です。

そして、沢山の人が立ち上がり歩き出した処です。

私も、森のイスキアから亡き息子と共に

新たなる人生を歩き出しました。

キツツキに穴をあけられ、猿の被害がでて

痛んで行ってしまうのは耐えられません。

7月にもランディさんと、そんな話をしていました。

基金を募ったら、きっと集まるよ。

このままではいけないよね、何とかしなくちゃと…

初女さんは、イスキアをどのようにして欲しいと

言うことは、一言も遺さず逝ってしまいました。

神さまの計らいに、全てを委ねていた方だから…

でも、今のままの森のイスキアを初女さんが

望んでいるとは、到底思えません。

初女さん、初女さんが森のイスキアに望むことは

何か、どうか教えて下さい。

ランディさんと、もう一度真剣に話してみよう

昨日来たランディさんからのメールに

いつかイスキアでイベントしたいよね。

あの鐘の音をまた響かせたいの。

初女さん、鐘のこと心配していると思うよ。

あの鐘は、人を歓迎し、見送るための鐘だから。

励ましと愛の鐘だから。』とありました。

訪れた人は、あの鐘の音に励まされ、
自分たちの場所へと帰って行ったのだから…


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心のおむすび結びます

2017-09-25 22:38:35 | 日記

今日は、久しぶりに初女先生のご自宅にお電話を

しました。

先生が亡くなられた後も、スタッフの皆さんが

弘前イスキアに来て下さっているので

ちょっと緊張して電話をしたのですが、「直さん」

という声に、緊張がいっぺんにほぐれました。

次々スタッフが電話に出てくれました。

「おむすびを直さんがやってくれるなんて…」と

言うお言葉に、有難さがこみ上げて来ました。

チーム初女さんの皆が、心を込めて準備をして

います。

娘たちの働きを、初女お母さんは見守ってくれて

いるようです。

ランディさんが、「これくらいやらなきゃ

初女さんに申し訳なくて」と言っていたのが

思い出されます。

誰でも出来る一線を越える行動が、初女さん

でしたものね。

初女さんは、お餅つきが好きでした。

よく森のイスキアでもお餅をつきました。

私たちは、お餅はないけれど、お餅つきの

心意気でいます!

当日は、初女さんとおむすびを結んできた

人たちも手伝いに来てくれます。

お餅ではないけれど、心のおむすび結びます。

 『森のイスキアではお祝いごとがあると

  おもちつきをするのが恒例です。

  蒸す人、つく人、こねる人、大勢集まり

  にぎやかです。

  一粒一粒ばらばらの米粒がおもちになり

  ちぎって丸めてわけあって食べると

  みんなの心もひとつにとけあい

  なごやかな雰囲気に包まれます。

  食べものをわかちあい、ともに食すという

  ことは互いに信じ合うということです。

               佐藤 初女』

       



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ランディさんが語る初女お母さん

2017-09-23 22:00:13 | 日記

今日は、おむすび講習会に必要な物リストを

作りました。

初女さんが亡くなられた後、もうおむすび

講習会はやることはないだろうと思い

まな板5枚、ボール11個を処分しようと思って

いました。

再び、出来るなんて…

22日の読売新聞の夕刊に、ランディさんが

初女さんのことを語ってる記事が載ってました。

『初女さんに会ったのは、十数年前

兄と母を続けて亡くし、暫くした頃です。

兄は中学生の頃から、母に暴力をふるい

引きこもった末に餓死。父はアルコール中毒

私は小さい頃こそお母さん子だったけれど

だんだん家に寄り付かなくなり、高校卒業後に

家を出ました。

それで、初女さんに「自分は料理も下手だし

母の味もわからない、娘に伝えられるものを

何も持ってない」と話たら「明日から私の娘に

なって、一緒にお料理しなさい」って

それ以降、何度か一緒に台所に立ちました。

初女さんは「すべてのものを大切にして

生きること」を伝えていた。

亡くなる直前、ぬか床を見せてくれた。

ぬか床は菌がバランスよく生きられるよう

定期的にかき回さなければいけない。

私達もいつも自分を耕して、多様なものを

取り入れて共に生きて行くんだよと、伝えたかった

のかなと思います…』

10月の集いでは、きっとランディさんの

深く静かな初女さんへの思いが聴けると

思います。

初女さんは宇宙の母になられたのだから

私たちは、みんな初女さんの娘や息子です。

そんな娘や息子たちが集まって、おむすびを

結んだり、初女お母さんの話をしたり

初女さんの思いを分かち合ったりします。

そんな場に、初女さんが来ないはずは

ありません。

きっと、初女お母さんからの愛が降りそそぐ

そんな3日間となるよう気がします。

10月1日、2日は満席になりましたけれど

3日は後少しだけお席があります~

お待ちしています!

10月1日~3日「初女お母さんから娘たちへ」



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初女おかあさんから娘たちへ

2017-09-22 19:02:47 | 日記

10月1日がいよいよ迫ってきました。

初女さんのお誕生日の集いに、自分がおむすびを

するなんて考えてもいなかったことです。

8月から毎日おむすびを結んでいます。

おむすびを結びながら、最初は色々考えて

しまったのですが、今は目の前のおむすびのこと

だけを思って結んでいます。

初女さんが一心に結んでいたのが、少し

感じることができるようになったかな?

おむすびはシンプルだから、心を離すとそれが

でてしまうのですね。

「初女お母さんから娘たちへ」の講演会は

後、10月3日が数席となりました。

ランディさんがFacebookに『10月3日は

初女さんと私のお誕生日です。

同じお誕生日「不思議なご縁ね」と笑いあった

ことを思い出します。

「ことばをこえて日々の暮らしを祈りとして

生きる」そんな初女さんのメッセージ

とっても難しいけれど、みんなと分かち合いたい

です。』と書かれていました。

本当に、初女さんの思いの深さの源には

いつも祈りがありました。

ランディさんのお話を聴くと、

私が気づけなかった初女さんと出会えるのです。

初女さんの思いをみんなで分かち合いましょう。

お待ちしています~


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ごはんを愛した初女さん

2017-09-21 23:00:10 | 日記

今日は職場の人たちと、お昼に中華料理を食べに

行きました。

運ばれて来たご飯を見た時、これはぞんざいに

炊かれたご飯だなと思いました。

食べた友人の第一声が「このご飯、美味しくない」

でした。

台湾の方がやっているお店なので、日本人ほど

ご飯の味にはこだわらないのかもしれませんが

何だか、お米が可哀そうな気がしました。

村上龍さんの番組でお米のことをやっていました。

お米の消費は年々下がっていますが、

日本人に、米かパンかどちらかを選べと言えば

日本人は米を選ぶだろうと、言われていました。

やはり、日本人のお米に対する愛着は、DNAに

組み込まれているのではないかと思って

しまいます。

初女さんが、帯津病院でおむすびをやった時

癌で食事が出来なくなっていた患者さんが

食べられないけれど、おむすびを見ているだけで

満たされていたと、よく話されていました。

村上さんの番組の中で、行列ができるおにぎり店

が取り上げられていました。

そこは、おむすびを注文するのに、お米の銘柄や

どのお塩を使うかも指定できるそうですが

初女さんは、全くこだわってなくて、寄付で

頂いたお米も多いのよと、どんなお米も

お米とじっと向き合って水加減を決め、

美味しく炊かれていました。

ご飯を心から愛し慈しんでおられました。

 『幸福な一日はおいしい朝ごはんに始まります

 朝ごはんをおろそかにしていると

 なんとなくふわふわして心が満たされません。

 何より大切なのはごはんです。

 昔から「一粒に八十八の神さまが宿る」と 

 言うけれど瑞穂の国のお米には、いのちを

 元気にしてくれる不思議なほどの力が

 あるんです。

 私はごはんが大好きで

 毎日欠かさず炊いていますが

 毎回毎回ふっくらおいしく炊き上げるのは

 何十年と繰り返してもむずかしい。

 ごはんの炊き上がりを見るときは

 いつもどきどきしています。

 一生続いていく修練ですね。 

            佐藤 初女  』

私もお釜の蓋を開ける時が、どきどきです。

初女さんもそうだったんですね。

10月1日のおむすび講習会のごはんも

ドキドキです!

10月1日は、初女さんの月命日

10月3日は初女さんとランディさんのお誕生日

「初女お母さんから娘たちへ」で、

ランディさんが、話して下さる初女お母さんに

出会うのが楽しみです!

後、ほんの少しお席があるようです~

お待ちしてます!




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おむすびは母の心

2017-09-20 23:07:09 | 日記

吹く風に秋を感じるようになりました。

気がつけば、蝉の声はいつの間にか消えています。

夏の後には、必ず秋が巡って来る

この自然の誠実さに、。支えられている自分がいます。

最近、目を閉じると初女さんの亡くなられた時の

お顔が浮かんでくるのです。

頬が桜貝のような薄桃色で、鼻がすごく高くて…

美しかったな~

初女さんは、「森のイスキア」を誰にとっても

心が穏やかになり、気持ちが明るくなる場所に

出来たらと思ってつくられたそうです。

いつの頃か、人をありのままに受け入れる場所は

母の心と同じだと気づいたそうです。

「どんな時も子どもを優しく見守り、包み込む

『母の心』。私は森のイスキアがお母さんの

ような場所であり続けたいと願っています」と

書かれています。

初女さんのおむすびは「母の心」そのもの

初女さんの大きなおむすびを、拒食症で

殆ど物が喉を通らないという方が、パクパクと

食べるのは、母の心を頂いていたのですね。

「おむすびは簡単でないんだよ」と

言われていたことの意味が、ようやく分かって

きました。

おむすびを結んでいるときの手が、「心」という

文字の形になっているのは、偶然でしょうか…



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