お風呂に入ったら思わず
「極楽、極楽」と言ってました
布団に入ると、またしても
「極楽、極楽」と…
道端の花を見つけると無意識で
「有難う」と言ってプチ幸せを
感じています。
若い頃は、幸せって特別な
ものだと思っていたけれど、
歳を重ねると、ささやかな
幸せを見つけるのが上手に
なるのかしら、やたら幸せ~
と言ってます。
版画家の名嘉ボクネンさんが
ガイアシンフォニーの映画の
中で、幸せの方が多いんだよ
と、言ってました。
幸せって主観だから~
最近、思うんです。
”私は私で幸せって”
たった1度の人生だもの
幸せを感じて生きて行きたいな
北海道・北東北の縄文遺跡群が
ユネスコの世界文化遺産に
登録される見通しになってきた
そうです。
今朝、新聞記事を読んで
やっぱり縄文人は凄い!と
思いました。
北海道の入江貝塚で50年余り
前に発掘された人骨は、
十代後半から二十歳過ぎの
女性の骨と推定され、手足は
細く、幼少期の病気で寝たきり
だったとみられ、介護を受けて
生きて来たらしいと…
医学者の鈴木隆雄さんは
著書の中で、手厚い保護や
介助が必要な人を社会が
受け入れていた
<貴重な証人>であると
位置づけているそうです。
縄文時代の遺跡から発掘された
骨は、欧州の同じ時代の骨に
比べ、戦いで負った傷が少ない
らしいです。
私も、三枚丸山遺跡を訪ねた時
住居の近くに子どものお墓が
あったのには驚きました。
800基以上の子供のお墓が
見つかっているそうです。
縄文時代は、きっと子供が
亡くなるのは自然なことの
ように多かったのでないかと
思いますが、子どもの墓を
つくり埋葬した縄文人の心が
胸に響きました。
若い女性の骨からも縄文人の
心ある共同体がうかがえます
やっぱり縄文人は素晴らしい!
緊急事態宣言の延長が
決まりました。
先日ラジオで聴いた話ですが
ホームレスで感染した人は
今までいないということです。
これは、彼らは情報がないから
”恐れ”がないせいじゃないか
と、言ってました。
知り合いの治療室の患者さんは
自分が感染するのではないか
と恐れていたら、歩けなく
なってしまったそうです。
「もしもここが天国だったら」
を書いたアニータさんは、
全身癌になり臨死体験して
自分が癌になったのは、
”恐れ”からだと分かった
そうです。
テレビから流れてくる情報は
毎日、不安を上書き保存して
恐れを増幅いるような
ものです。
心を明るく積極的にしていれば
ウィルスの方が恐れ入りました
と、逃げて行く気がします。
注意はしても恐れるなかれ!
と自分に言って、いつも心を
安心させてあげましょう。
緊急事態宣言が、また延長に
なりそうです。
ふと、後世の人類に
”21世紀のホモサピエンスは
どこへ向かおうとしてたんだ”
って聞かれたら…
なんて考えてしまいました。
そこまで大きく考えなくても
このコロナ禍を体験して
あなたは?と、問われたら
私は、何とこたえるだろう…
コロナが明けたら、旅行に行く
美味しいものを食べに行く…
そんなことで終わって
いいのかな?
今日は、突然思い立って
岡本太郎美術館に行って
来ました。
岡本太郎のエネルギーを
感じたくて…
会場には作品と共に岡本太郎の
言葉が書かれていました。
その一つに、岡本太郎から
コロナ禍に生きる私たちへの
メッセージのような言葉が
ありました。
『もし世界が変えられないなら
変えることの出来るものがある
それは自分自身である。
自分というミクロ宇宙。
こういうときにこそ我々は
自分自身を宇宙として、
猛烈に彩らなければならない
たとえ自分の存在はささやかで
あっても、生きるよろこびは
宇宙をおおう。
人間は即宇宙、対宇宙として
こそ生まれてきたのだ…
今日もし多くの者が誠実に、
勇気をもって、そして平気で、
己を変えていったならば、
私はこの絶望的と思われて
いる世界の情況、非人間的な
システムも変え得ると思うのだ
でなければ何で人類が生きて
きた、そしてこれからも
生きて行く意味があるだろうか
岡本太郎』
私が治療室の先生に会いに
行くと、3回立て続けに
一緒になった患者さんが
いました。
最初の時は、顔中真っ赤に
なって、見るからに痛々しい
感じでしたが、2回目は
赤みが引いて、普通の肌の
色に近くなっていたので、
「随分よくなりましたね」と
言うと、「まだ赤いわよ」と…
3度目に会った時は、自然な
肌の色をしていたので
「凄くきれいになりましたね」
と言うと「でも肌が突っ張る
のよ」と、浮かない顔で
言うのです。
私は、その時”この方は
良くなったことに目を
向けないで、次はこれが
気になる。と気になることの
方に気持ちが行くから、
スッキリ良くなることは
難しいんじゃないかと感じ
ました。
良くなりたいと思っているのに
それとは逆のことをやっている
からです。
幸せもそうじゃないでかしら?
初女さんは、明快にそのことを
言葉にしています。
『幸せになるためには、
いまの状態に満足すれば
いいだけなのです。
人間の望みや欲望には
際限がありません。
でも、それでは
いつまでたっても
満足できず、不満だらけで
幸せを感じることは
できないでしょう。
佐藤 初女』
コロナ禍で不自由なことも
ありますが、幸せはたくさん
あります。
「足るを知る」
この言葉が心に降りて
きました。
本に古代神話が載ってました。
『昔、悪魔がある町に現れて
「今日から、お前たちの
ものをすべて俺は奪い取る。
しかし悪魔にも情けはある。
明日までに残しておいて
ほしいものを一つだけ
書き出せ。
それ以外のものは一切
俺が奪い去るからな」と
言い残して、悪魔はひとまず
立ち去った。』ここまで
読んで、私も自分が一つだけ
残したいものはなんだろうと
考えました。
続きを読むと『町の人は
てんやわんやの大騒ぎ。
「俺はお金だ」「私は家だ」
「食い物だ」「名誉だ」
「宝石だ」と、色々なものを
書き出しました。
一夜明けてみると、その町には
なんと、たった一人の人間だけ
しかいなくなっていたとさ。』
ということで、このお話は
終わっていました。
たった一人だけが「命」と
書いていたのです。
そのお話を引用した作者は
「金だ、家だ、仕事だ、愛だ…
って、確かにみんな大切なもの
ではありますが、命あってもの
それ以外は所詮は人生の一部
しかないんですぜ。
罰当たりな現代人よ。
人生の一部が手に入った
入らないで、悩んで
いないか…」
この短いお話に、ハッと
させられました。
私も、一番大切な「命」を
忘れていたのです。
今日、新聞を読んで驚いた
ことがありました。
私は、地球温暖化は地球に
生きている全人類が危惧
していると思っていましたが、
新聞には、先日行われた
北極評議会では、平和への
協力を確認した一方、
国同士の主導権争いの緊張感
も漂わせていたとありました。
温暖化で海の水がとければ
利用が増えている北極海航路は
さらに重要になるそうです。
その上、雪が解ければ
レアメタルという。希少金属
などが採掘しやすくなるため
北極圏が戦略競争の舞台に
なっているそうで、
ロシアは軍事活動を活発化
させて、米国が神経を尖らせ
遠く離れた中国も巨大経済圏
構想の一環として、航路の
活用に前のめりのようです。
北極圏の気温の上昇は
地球全体の3倍の早さだと、
国際的な研究機関が会議に
合わせて発表したそうです。
争いがもたらす緊張は、
時間と共に高まる恐れが
あり、先住民の代表が
「競争と争いの地に
なるのを見たくない」と
訴えたそうです。
地球温暖化は、世界が一丸と
なって阻止していく最重要
課題だと思っていましたが
地球温暖化が争いのもとに
なるとは信じられません。
ここまで人間が愚かで
あるとは…
知り合いのFacebookに
東城百合子先生の言葉が
載ってました。
子育てしている時、東城先生の
「自然療法」の本は、いつも
傍らにありました。
子どもが熱をだすと
豆腐パスタをおでこに
当てたり、頭の下に
キャベツや青菜を
敷いて熱を下げました。
今でも息子は、熱を出すと
そうしています。
どれだけ東城先生に助けて
頂いたか…
東城先生の言葉に初女さんの
姿が重なります。
『身体に良いものを
食べてさえいれば健康に
なるわけではない。
そこに感謝があってはじめて
健康と幸福を天から頂く
ことができる。
食べ物をモノ扱いせず、
その中にある魂と生命力を
感じなさい。
東城 百合子』
つい5日ほど前まで私は、
”私は私を幸せにする”と
思ってました。
ところが突然、
”私は私で幸せ”という言葉に
包まれたのです。
これが”今を生きている”
ということだと、私の魂が
発信したのかもしれません。
”私は私で幸せ”と思うと
そこには感謝が生まれて
くるのです。
先ほどまで敬愛するKさんと
2時間近くも電話で話して
いたのですが、「やっぱり
感謝しかないよね」と、
思いが重なりました。
初女さんも本の中に書いて
います。
『「いまを満足する」
これは、仏教の言葉で言うなら
「知足。足るを知る」に
近いでしょうか。
自分の「いま」に満足し、
そのことに「感謝」の気持ちを
持つこと。
そういうふうに考えれば、
自由な気持ちになれる筈です。
私は最近「いまを生きる」と
いう言葉をよく使うのですが
その言葉とも通じるところが
あると思います。』
そして、中村天風さんは
『感謝と歓喜の感情は、
大宇宙に正しい力を呼びかける
最高にして純なる合図とも
いえる…
大宇宙の力の流れを、命の中へ
導き入れる”筧(かけい・樋の意味)
のようなものである。
だからこそ、何事にも感謝せよ
歓喜せよというのである』と
言っています。
感謝すると、心が自由になり
幸福感が増してくるのです。
これも宇宙の真理でしょうか…
頭で考えては分からないこと
なので、実行あるのみです。
今日、母が退院なので病院に
行くと、驚くべき光景に
暫く中に入れませんでした。
朝9時半に病院に着いたの
ですが、外に老人たちの
長蛇の列ができているのです。
小雨の中で!
「何の列なの?」と、聞きたい
気持ちを抑えていると、物凄く
怒った老人が、「何で並んで
いるんだ!ワクチンは何時から
始まるんだ!」と怒鳴って
看護師さんに食って掛かって
いるのです。
看護師さんは、
ワクチン接種は2時からで、
予約を取る為に朝から並んで
いるので、10時から整理券を
出すのですが、
病院では並んで下さいと
言ってなく、皆さんが勝手に
並んでるのですと、説明
してました。
並ぶお年寄りの列を見て、
この国は何かが壊れている…
そんな思いに包まれました。
毎日聴かされる負の情報に
恐怖で心が縮こまり、
正常に働いてないんじゃ
ないかと、思ってしまい
ます。
何だか、戦後の混乱の時と
重なるような…
闇市に並ぶ人の映像が
浮かんできました。
もっと、心を鎮めなければ…