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今日のジャケ画は、XTC 「Black Sea」。
80年発売の4作目となるアルバムです。
UK的なひねくれ具合とポップでちょっぴりハジケた感覚に
60年代的な雰囲気が融合しています。
1曲1曲のメロディの良さが素晴らしいですね!
ひねくれたメロディなのにポップでとても聴きやすい♪
20数年経った現在に聴いても尚、新しさを感じてしまいます!
ソリッドなギターサウンドとひねくれたポップな感覚は
その後の90年代ブリットポップや
現在のギターサウンドに通じるモノを感じられますね。
この中の曲でワタシが好きな曲は「Generals and Majors」。
とてもポップな曲ですがどことなしに60年代的な雰囲気も感じられ
ちょっぴりハジケた感覚もあったりして楽しい曲です。
(歌詞は軍人のことを皮肉ってます)
それと「Living Through Another Cuba」もすごく好きですね。
「ニューウェーヴ・サウンド全開!」といった感じの曲です。
歌い出し部分=曲名そのままの歌詞を歌う部分からしてハジケまくり!
「キューバ」と普通に歌うのではなくて、
「キュー…バッ!」と「バ」の部分をアクセント強くして歌ってます♪
とてもインパクト感じますね♪
(ちなみに曲の終わりでは「バーーッ!」と叫んで終わります(^^ゞ)
また、この曲では全体的に鳴り響いている「カン!カン!」というw、
パーカッションの音が異国情緒を感じさせてますね。
(歌詞はキューバに関してのとてもシビアな歌詞です)
「No Language in Our Lungs」も好きですね。
思いっきり60年代っぽい雰囲気が堪能できる曲です♪
翳りのあるメロディと気だるい雰囲気が
とても60年代のUKロックを彷彿としていて、
ちょっぴりヘヴィーなギターサウンドとなってます。
あの当時のザ・フーを彷彿してると感じます。
「Sgt. Rock (Is Going to Help Me)」も好きですね。
タイトルにサージェントが入ってますが
直訳すると「ロック軍曹」・・・( ̄m ̄*)
ビートルズを彷彿とするようなサウンドとなってます。
楽しげな雰囲気に気分も弾みますね♪
彼らの曲は現在でも新鮮に聴けれる曲ばかりで時代を感じさせません。
一気に聴けれる1枚です。