昨日は暖かった雨も少し降ったが日中は日も射し、予報の春一番は何時吹くかと待ったが上州はそよ風だけだった。
今日は朝の内は昨日の暖かさの残りで良い気温、良い気持ちで居たがこの時間になると西風が強まり朝からの厚い雲を吹き払い始めた、気温はグングン下がり始めた、明日の朝は冷え込むだろう、氷点下か。
昨日の朝刊を見ていたら、大きく司馬遼太郎さんの没後二十周年の文春三月特別増刊号の広告が出ていたので、早速近くの書店蔦屋へ出かけ仕入れて来た、タマに思い付いて行くと大きな店は時々陳列替えが在ってマゴツクが、爺さんには止もう得ない仕儀、年は取りたくねえもんだ。
我々年代は戦中戦後を経験し、学徒動員を受けて勤労奉仕や工場へ兵器づくりに行き、先輩学徒の大学高専校の繰り上げ卒業と軍へ動員、其れを送る神宮外苑の壮行会の様子を当時のニュース映画で見る、などして大いに感激したことなど、想いだせる年頃であった。
しかしいい時期の企画である、文春も考えたものだ、自分では随分読んだつもりだったがとんでもない、年表を見ると一割か二割かくらいか、特に「この国のかたち」は今からでも読んでみたいものだ。
又写真で見る福田定一さんと読むかの、司馬遼さんは戦車隊将校として米軍を待ち構えたよう、中学大学も戦時体制の中での生活で軍事教練の写真も載ると言う、同じような体制の中での学校生活を送った者としての親近さもある様だ。
時期を得たいい企画と絶賛したい、未だ読み切って居ないが・・・ 。