ここでは、6月7日、8日に見た樹木をテーマに掲載する。6月7日は古代・デルフィーの遺跡を 見学するツアーに申し込んでおり、バスツアーでアテネから(約180Km)デルフイーへ出かけた。 デルフィーは古代ギリシャでは世界の中心(ヘソ)と言われ、山の斜面に様々な神殿や宝物館、 競技場等があり、神殿で行われた神託によるお告げを得るため、世界中から権力者達がお宝を 携えて集まったという。山中であるにもかかわらず、イオニア海に近く、人々は船で集まったようだ。 現在の遺跡は荒廃しているが、いかにも古代遺跡の雰囲気を醸している。入口付近に博物館が あり、出土品の展示を見ることが出来る。この地は、背景に大きな山を配し、いかにも厳粛な風景の 中に存在する。約150mの高低差の中に色々な施設がある。入口付近には各国(当時の)からの 宝物館があり、次いで神殿がある。神殿の更に上部には劇場などの娯楽施設があり、最上部には 馬車競技場があった。上部から見る風景は、デルフィーが世界の中心で、世界を見下ろす都市と 言う感じを抱かせる。遠くにイオニア海が見える。 テーマの樹木観察については、目立った樹木はあまり見られなかったが、目に付いた木の写真 を撮りましたので、ご覧下さい。
6月8日はギリシャ滞在の最終日である。朝方、シンタグマ地区周辺を散策し、その後、帰国の途に ついた。朝一で、無名戦士の墓の衛兵の交代儀式を見物し(毎時行われる)、次いでコロナキ地区の 大使館通りを散策、そこから国立庭園に入り(無料)、庭園内を観察して通り抜け、ゼウス神殿前まで 進んで、折り返し、ホテルに戻った。庭園内の色々な巨木やザピオン展示場、満開のジャガランダ 通りなど見応えがあった。
以下、樹木の個別写真一覧を掲示します。(クリックすると拡大します)
以上です。
<参考>ギリシャの庭園は・・・ 以下のアドレスです。https://blog.goo.ne.jp/ms_blog_trecking120/e/00b30c2251931ae7cf9164c8051e4a45