ロシアという国は、遠くにあってよくわからない国だという認識だった。多分、冷戦
時代の共産党政権、スターリン配下で行われたシベリア抑留の悲惨な光景、北方
領土の強奪などが脳裏にあり、傲慢な国民性ではないかと思っていた。
一方、エルミタージュ美術館やロマノフ王朝などの宮廷文化は気高く、何となく憧れ
をもっていた。
そもそも、よくわからないロシアに出かけようと思ったのは、エルミタージュ美術館を
一度見ておきたいと思ったからだが、深い意味は無かった。十分な知識も無く出かけた
訳けだが、通訳(現地案内人)が良かったせいか、満足できる旅行となった。特に、
一般ロシア人は結構親日的で、親しみを覚えた。
さて、ここ(この記事)では、これまでの投稿記事を使って、歴史遺産とも言うべき
ロマノフ王朝の建物や庭園を中心に紹介することとしたい。
最初は、サンクトペテルブルグの冬の宮殿(現、エルミタージュ美術館)を中心とした
エリアで当地の観光スポットである。とにかく雄大な大地(スケールの大きさ)を感じ
させてくれる。
詳細は、下記の投稿をご覧下さい。
ロシア-1 サンクトペテルブルグ 1(冬の宮殿) 2020.9.2投稿https://blog.goo.ne.jp/ms_blog_trecking120/e/c10e37b267a95c63dc3a1391be0bc57e
次に、夏の宮殿(エカテリーナ宮殿)です。
サンクトペテルブルグ郊外に夏の宮殿(エカテリーナ宮殿)がある。この大広間で、
「ロシアに漂流した日本人、大黒屋光太夫がロシア人ラクスマン伯爵の仲介を得て、
エカテリーナⅡ世に謁見を賜った。」と説明を聞いて、親近感を味わった。
ロシア-2 サンクトペテルブルグ 2(夏の宮殿) 2020.8.20投稿https://blog.goo.ne.jp/ms_blog_trecking120/e/d5be65d90d47095db2781bbe7fc2f8b8
最後に、モスクワのクレムリンを投稿します。
サンクトペテルブルグ訪問の後、モスクワに立ち寄った。時間はあまりなかったが、
一日で、クレムリン界隈を見ることができた。ここでは、ロマノフ王朝が建設した建物の
殆どが現・ロシア政府の建物として現役で活躍しており、感心した。旧・元老院に国旗
が立っている時は、プーチン大統領が在籍しているのだそうである。
ロシア-3 モスクワ (2020.9.16投稿)
https://blog.goo.ne.jp/ms_blog_trecking120/e/e50901366f8c0b9cfddca49d58b886c5
<参考> 7.チェコ & スロバキア https://blog.goo.ne.jp/ms_blog_trecking120/e/886c29ff5d082de92935cf8924b36f43