名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

世界遺産・熊野三山を巡り、参拝

2019-11-24 00:26:22 | 寺社・仏閣、城を訪ねる(日本)

 熊野三山とは、熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社の三社の総称であり、 2016年に世界遺産に登録されている。  この11月14日、15日と相棒の希望で、植物観察と抱き合わせで、熊野本宮大社と 熊野那智大社へお参りしたが、3月に熊野速玉神社にお参りしているので、これで、 熊野三山を全て巡ったことになる。

 国道42号線を南下し、新宮から熊野川沿いに168号線を北上し、途中で北山川と 分かれてさらに熊野川を西方にさかのぼると熊野本宮大社にたどり着く。大社前には 無料の駐車場が有り、平日でもほぼ満車だった。大社入口付近には、イチイガシの木が シンボルツリーとして聳えている。

 本宮大社の鳥居をくぐり境内に入り、鬱蒼とした杉林の中を進み、100段程の階段を 上ると本宮大社の前に出る。神門をくぐると本殿が前に並んでいて圧倒される。一番右の 本殿は天照大神を祀った「若宮」という神社だ。真中は「本宮」、左は「結宮」というようだ。  しっかりお参りし、土産に孫への「健康お守り」、熊野本宮大社の名前入りを求めた。

  本宮大社をでた後、紀伊水道側へ山道を抜け、途中、植物観察(アサマリンドウ)をして みなべ町、田辺市をへて、白浜のホテル・川久に泊まり、翌日、再度、アサマリンドウを 観察に戻り、再び、田辺市を通り、南に海岸線を抜けて、串本、勝浦をとおり、勝浦から 那智大社へ向かった。

 熊野那智大社の参道入口から階段を上りきると眼前に鳥居と大社(熊野那智大社)が 現れる。本殿にお参りして横に進むと大きなモッコクの木があり、そこを境に、隣のお寺 が青岸渡寺である。ここにも古木が聳えているが、こちらはタブノキで樹齢700年と書かれ ている。青岸渡寺の入口には青銅の観音様が立っていた。本堂内は写真が撮れないので お参りだけにした。

 ここから進行方向(多分、西側)を見ると赤い三重の塔が、さらに先に那智大滝が遠望 された。ここから、やや下り気味に滝に向かって進み、さらに階段を下りると、那智大滝の 正面に降り立った。記念の写真を幾つか撮り、ここから帰途についた。 

熊野三山を巡る  -熊野速玉大社-

 3月13日に潮岬、紀伊大島からの帰りに、新宮市に立ち寄り、熊野三山の 一つ、熊野速玉神社を訪ねた。那智大社と那智の滝には2回ほど出かけた ことがあるので、かねがね訪ねたいと思っていた。  この地を訪ねたのは、ちょうどクマノザクラが開花し、この花の調査のために、 和歌山県・古座川町等の熊野南部、熊野川周辺を探索するためであり、潮岬 に足を伸ばし、帰りに速玉大社にも足を伸ばした。  10月14日、15日と今度はアサマリンドウの調査にみなべ町の山地を訪ね、 残る熊野三山の内の熊野本宮大社と熊野那智大社を訪ねて参拝することが できたが、それはこの速玉神社を先に参拝していたので、合わせて、熊野三山 を全て参拝できたのである。

以上です。