北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

アオゴミムシ

2013年11月02日 | オサムシ科

アオゴミムシ 11月22日 恵庭市
湿地にある盛り土でゴミムシ掘りをしたら出てきた。
この仲間はちょっとでも刺激すると正露丸のようなものすごくくさいにおいを出してくる。
ついで散策なので入れ物を持ってなく臭いを出されたらひとたまりもないので採集せずにまた埋め直した。
アオゴミムシの仲間を掘りだしたのは初めてだったので結構嬉しい収穫だった。


同じ盛り土でもう一頭出てきたアオゴミムシ
アオ「ホソ」ゴミムシっぽい色調。
木の中で集団越冬する印象が強かったけど土中でも越冬するんですね。
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キタホソアトキリゴミムシ

2013年11月02日 | オサムシ科

キタホソアトキリゴミムシ 10月21日 札幌市厚別区
灯火に来ていた個体を採集。
馴染みのホソアトキリゴミムシに似ているが、前胸背板側縁の剛毛が後角に1対なのに対して本種は後角と中央部と合計2対あるので区別できる。
イクビアトキリゴミムシよりも前胸背板の側縁が後角近くでほとんど波曲しない。
フトヒゲホソアトキリゴミムシは前頭に縦じわがないが、キタホソアトキリには縦じわが見られる。
チャバネホソアトキリゴミムシは上翅の第3間室に通常3孔点があるが本種は1つのみで、体長が4.5mm内外なのに対し本種は5.5~6mmで写真の個体は6mmあった。

つまり本種は、5.5~6mm.前胸背板側縁の剛毛が後角と中央部と合計2対あり、側縁が後角近くでほとんど波曲しない。前頭に縦じわが見られる。上翅の第3間室は1孔点。

まとめに至ってはイクビアトキリゴミムシの項を書けばよかったような気がするがまあいいか。
保育社の甲虫図鑑のに頼りっぱなしだけどゴミムシは全体の6割ほどしか載ってないらしいのでこれだけじゃ断言できないのが痛い。
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