北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

ゴミムシ掘り

2013年12月06日 | 冬の散策日記

午後3時過ぎ、ゴミムシ掘りにいい場所がないかと川に行ってみると、いい崖を見つけたので掘ってみた。(11月20日 北広島市)


さっそくゴミムシが出てきた!
おそらくキンモリヒラタゴミムシ。
他にも数頭出てきた。


マルガタナガゴミムシ
こいつはどこでも多い。3頭出てきた。

そして湿地に多いオオクロナガゴミムシも1頭出てきた。

途中、川沿いということでミソサザイが元気よく鳴いていて、僕の近くにも来てくれました。(外が暗くて写真撮れず)

外がすぐに暗くなって行き、ゴミムシ掘りは4時半前に終了した。
懐中電灯を使っていたのだが、なかったら4時には終了していただろう。



帰り道、トクサ群落で足場のない急斜面を登っていると、外灯がないのにウスモンフユシャクが沢山舞っていた。
外灯でもなかなか見ないような数で圧巻だった。
丁度交尾中のカップルを見つけた。


ゴミムシは掘り出すとすぐに動き出すのでなかなか写真が撮れない。
ということでここからは室内で撮影した写真にて…


キンモリヒラタゴミムシ
野外で撮影した時とは色が違って見える。
頭部が赤っぽいタイプは2頭捕れた。



キンモリヒラタゴミムシ?
ヤセモリヒラタゴミムシに思えたが後肢第5ふ節下面は無刺毛なはずだが、写真の個体には刺毛があったので違った。
となると前胸の形からキンモリかな。
難しい…
頭部が黒っぽいタイプも2個体捕れた。



未同定
エゾヒメヒタラゴミムシに似ているが前胸背板の幅は長さの1.2~1.3倍のはずだが本種はそれに当てはまらず。
他にもいろいろ調べたがそれらしい種は見つけられなかった。
この手のヒラタゴミムシの仲間はまだまだ全然わからない…



ヨツモンミズギワゴミムシ
このミズギワゴミムシは所々で見るので結構多い種なのかもしれない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする