北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

シラオビキリガ→ヒメミカヅキキリガ→シラオビキリガ

2015年04月10日 | ヤガ科
以前紹介したシラオビキリガの写真の内の一つはヒメミカヅキキリガのように見えてきたので訂正します。


ヒメミカヅキキリガシラオビキリガ 2012年8月7日 札幌市厚別区

ヒメミカヅキキリガのメスは黄褐色で内・外横線が明瞭。翅頂付近に褐色斑をあらわす。
対してシラオビキリガは内・外横線は淡色で太く明瞭で、前縁付近でやや太くなる。翅頂付近には黒褐色斑をあらわす。

写真の個体は全体に擦れているように見えますが、外横線はどちらの条件にも当てはまります。
しかし内横線は明瞭(「明瞭」を辞書で知らべる 意味:あきらかであるさま等)ではある。
しかし太くはなく前縁付近でやや太くならない点でシラオビキリガの解説とは異なります。
さらにあいまいなではありますが、翅頂付近の斑は難しいです。
僕の目は色を識別するのにまったく問題はありませんが、図鑑などを見るとどちらの種も黒褐色に見えます。
写真の個体も薄っぽいですが黒褐色に見えます。
ということでヒメミカヅキキリガと解釈します。



参考までにシラオビキリガの写真を載せます。


内・外横線が太く前縁でやや太いですね。


2012年7月20日 恵庭市
色の薄い個体。
でもやはり内横線が違いますね。


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コメント (2)
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