北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

トビ

2012年11月12日 | 野鳥

トビが平和な空をゆっくりと飛んでいます。(11月11日)


下を向いています。トビに向けたカメラのレンズに気付いたのかな?



ノスリも飛んでますがこちらはカラスにモビングされています。
ノスリはいつもいつも大変そうですね
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コガラでいいよね…

2012年11月11日 | 野鳥
過去の写真を見ているとコガラと思しき鳥の写真が出てきた。


コガラ 2012年3月13日 札幌市厚別区
いつも見るハシブトガラと違い円尾であり、頭に光沢が一切ない。
頭に光沢がない(ように見えるだけ?)ハシブトガラも何度か見たことがあるのでこれはそこまで信憑性はないが、円尾というこの要素が僕がコガラだと思う一番の決め手だ。


同個体
次列風切外縁があまり白っぽくないのが引っかかる。
でも角度によって見え方が変わるし、コガラの白さによる個体差も大きいので何とも言えない要素である。

嘴や足はうまく見えないので同定方法として判断することはできない。


参考に過去に撮ったハシブトガラ


ハシブトガラ 2012年4月1日 札幌市厚別区
コガラっぽいがこの子はハシブトガラ。



2012年10月27日 恵庭市
この子の頭の光沢はわかりやすい。



2012年10月20日 札幌市清田区
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アオバアリガタハネカクシ

2012年11月08日 | その他の甲虫
この仲間には「アオバ」アリガタハネカクシと「エゾ」アリガタハネカクシがいて識別するのが困難な種である。
識別するには後翅の確認が必要で「エゾ」アリガタハネカクシだった場合後翅が退化しているので区別できる。
しかしこの2種はペデリンという毒をもっていて刺激するとその物質を出してくるので不用意に触れることは危険。
ということで今回はまず生態写真を撮影し、その後捕獲してピンセットなどを用いて後翅の確認をした。
その結果後翅がありこの虫は「アオバ」アリガタハネカクシであることがわかった。


アオバアリガタハネカクシ 10月25日 恵庭市
今までにもよくみるこの2種だったが、同定してみるのは今回が初めてなのでこれで僕が見た新たな種として1種追加することができた。
いつも同定が面倒で確認することはしなかったが、今回やってみると必ずどっちかには当てはまるので、必然的にもう一方も気になる…
「エゾ」アリガタハネカクシも見てみたい…でも気付いた時にはもうこの時期。
ものぐさな心のせいで来年に持ち越しとなってしまったが、来年また楽しい小さな目標が増えた
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エゾアカゲラ

2012年11月07日 | 野鳥
エゾアカゲラは北海道では最も普通のキツツキです。
ちょっと林があればどこでも見られ、庭などにもやってくるとても人懐こい?鳥です。


エゾアカゲラ 11月3日 札幌市厚別区
キツツキ中。


曇りでもISO感度400でぶれずに撮影できました。
かわいいです

このアカゲラという種。北海道には亜種で「エゾアカゲラ」しかいないと思いきや、普通の「アカゲラ」も少なからずいて、「キタアカゲラ」なる種もいるということを最近知った。

アカゲラは見込みが少ないのでここでは置いといて、キタアカゲラという種はサハリンから冬に北海道に渡ってくる冬鳥なのです。

エゾアカゲラは留鳥なので、そう考えるとすごく見たい鳥です

キタアカゲラの特徴は腹部がエゾアカゲラよりもさらに白く、上面の白斑が大きいことで見分けられるそうです。
しかしこの白さや大きさなどの感覚は人それぞれ違うに決まっています。なので判断基準のずれが生じているに違いありません…それを言ったらおしまいだろと思いますが、こんなことを書いた後にもかかわらず過去の画像からキタアカゲラだと思う画像を探す僕なのでした。



結果、このアカゲラが個人的にはキタアカゲラなのかなと思います。
以前「エゾアカゲラ」として紹介していたアカゲラです。
撮影日は今年の3月13日に撮影したもので、理由はあの条件に当てはまっていると僕が判断したからです。
どうなのかな…ちょっと期待…でもこればっかりは鳥に詳しい人何人かに聞いてみるしかありません。

これからちょうどキタアカゲラがわたってくる「冬」がやってきます。
今後、アカゲラを見たら「エゾ」か「キタ」かあいまいでも判断する楽しみが増えました。
生き物の知識を一つ一つ知っていくことで、それに比例して身近な自然をより楽しむことができます。
鳥を判断するうえでの素人である僕がまたこのことを玄人に聞きに行くことでまた詳しくなれると思うと、人付き合いも大切だなと強く感じます。

それではこのアカゲラは「キタ」か「エゾ」か結果が出たらまた報告します
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雑種ドングリ

2012年11月06日 | 植物
2週間くらい前に恵庭のとある公園で面白いドングリを見つけた。


このドングリ。何の木のドングリだと思いますか??

実はこのドングリ、カシワとミズナラの雑種のカシワモドキという木からできたドングリなのです。

カシワとミズナラの開花時期が重なった時に交雑が起こるらしく、そこには気温の低さが関係しているらしいが詳しいことは僕はわかりません。


これがカシワのドングリ


これがミズナラのドングリ


そしてこれがどちらの特徴もあわせ持つカシワモドキのドングリ
ドングリの帽子こと殻斗(かくと)でその特徴が目に見えてわかります。



カシワモドキの葉
葉もどちらの特徴も半分半分に受け継いでいます。
正に足して2で割ったような木です。



カシワモドキのドングリから出てきたシギゾウムシの一種の幼虫
カシワモドキ、ミズナラ、カシワのドングリをそれぞれ家に持ち帰ったところ、カシワモドキのドングリで比較的多くのシギゾウムシの幼虫が出てきました。
ドングリを拾う段階でも高確率で幼虫が入っていたました。
シギゾウムシだけのことでしかわからないにしても、もしかしたらカシワモドキにはカシワ食いの虫とミズナラ食いの虫両方がつくのではないかなと思います。

もしそうだとしたら1本の木でいろいろな虫が見れて楽しいな~なんて考えちゃいました
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