北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

自販機に来たカゲロウたち

2012年12月05日 | 夏のライトトラップ ・外灯回り・糖蜜
夏の夜、近所の駅の自販機にカゲロウ類が10頭ほど来ていた。(7月9日 札幌市厚別区)

駅の近くに川があるのでそこで発生したのだろう。
カゲロウのほかにもユスリカやミドリカワゲラの一種なども来ていた。


アカマダラカゲロウ♂
亜成虫なので翅がくもっている。


アカマダラカゲロウ?♀
メスは他のカゲロウと似ているのでうまく区別がつかない。



サホコカゲロウ♂
カゲロウ類は綺麗な川に生息する川の指標生物としてよく用いられるが、このサホコカゲロウは多少の有機汚濁にも耐えられるため、人里でよく見られる。

写真の個体は亜成虫から成虫へと脱皮を終えたところだった。
カゲロウはよく灯火に飛んできてそこで脱皮をするのを見る。
稀に網戸なんかにも脱皮殻だけが残っているのを見ることがある。


このカゲロウはすごく目が大きいのが特徴。
なんでこんな目になったのか不思議だ。



エルモンヒラタカゲロウ
尾は長いので割愛。
サホコカゲロウとは違い、水質汚濁に弱く綺麗な川の指標となる代表的なカゲロウ。
大型の種類で、腹の緑色は卵塊が透けて見えているためらしい。
コメント
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