北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

尾羽の一部が白いカラス

2012年12月12日 | 冬の散策日記

今月の6日、近所の駅で尾羽の一部が白いハシボソガラスに出会った。
実はこのカラス、2週間くらい前にも駅へ来ていてが撮影は今回が初。
白くなる個体はあまり見ないのでラッキーだった。
もう少しじっくり撮影したかったが、電車が来たので全体像はこれだけ。



肝心の尾羽はこの通り
白い部分が少ないので、おそらく生活に支障はないと思う。
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オオダイサギ現る

2012年12月11日 | 冬の散策日記
この前、とある恵庭の公園でオオダイサギのつがいを見た。(12月5日昼~)


オオダイサギのつがいの撮影はできなかったもののこの個体はじっくり撮影することができた。
松の木にとまってじっとしている。
サギといえば少しでも近づくとすぐ逃げるアオサギのイメージがあり、警戒心の強い鳥だったがこのオオダイサギは警戒心が非常に薄い。


この無愛想な顔はアオサギと同じ


違う木に移った。
奥にもう一羽いる。
このあとつがいが一緒にどこかへ飛んでいったと思うとまた同じ所へ戻ってくる。
この公園をよく歩く人によると、どうやら最近この公園で毎日見られるという。



真ん中のカモはマルガモ
マガモのエクリプスに似ているが、もうその時期も遅いし頭頂がうっすら緑色で嘴もちょっとカルガモっぽい。



エゾアカゲラ
ちょうどいい場所に止まってくれた。
しかしちょいとピンボケなのが残念



最後にハシブトガラス
このカラスはいつも同じ場所にいてうまく飛ぶことができないという。
カラスもじっくりとると面白い。
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フユシャクロード

2012年12月09日 | 冬の散策日記
11月29日の夜、駅から家に向かう途中に通る森で沢山のウスモンフユシャクを見た。(札幌市厚別区)


ウスモンフユシャクの交尾体
よく見られた。



交尾体が外灯の柱に多く、特に珍しい光景ではなかった。
真ん中のは1個体に見えるが交尾体でこの写真だけで3組写っている。



性フェロモンを出してオスを誘うメスのウスモンフユシャク










オスが寄ってきたものの逃げてしまいました。がっかり

オスは簡易的に設置された柵に大量に止まっていて外灯にも多い。
メスも沢山見られてこの日、帰り道だけで20頭以上のメスを見た。
しかしクロテンフユシャクやシロオビフユシャクといった別種のフユシャクはなぜか見られなかった。
去年は見られた2種だけに、今年はウスモンフユシャクの多さに圧倒され減ってしまったのかなと思う。
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ハシブトガラ?コガラ?

2012年12月07日 | 野鳥
この前ある川の向かいにある林でハシブトガラと思われる野鳥が間近で採餌をしていたので撮りまくったが、なんだかコガラにも見えてきて自信がなくなってきた。


その自信が持てないというのがこの写真の子
人前で堂々としていて逃げない。
ちょこちょことせわしないが5分ほどこの木にいた。


ちなみに以前撮影した間違いなくハシブトガラだと思う個体を比較対象として載せます。

ちなみに以前の似たような記事

コガラには当てはまらない、あるいは逆なハシブトガラの特徴

・嘴のが太めで会会線が白い。

・頭部殻喉にかけての黒い部分に光沢がある。

・次列風切外縁の白色はコガラより目立たない。

・足は太めで、指先の鱗がささくれ立って見える。

・尾羽が角尾。

ちなみに川でよく見られるのもハシブトガラの特徴の一つです。
コガラは基本森です。
もちろんハシブトガラは森にもよく行くし、コガラも川に出かけてみたくなるかもしれません。


ここからは一番上の個体のそれぞれの特徴を踏まえた写真を載せてみた


嘴が比較的太く見える。そして会合線が白っぽい→典型的なハシブトガラ。これは大きい要素


頭のツヤはない→コガラ。何枚も撮影したけど一番上の写真で一番てかったなというくらいだから光沢はないととらえます。しかし以前光沢の弱いハシブトガラを見たのでどうでしょう…


次列風切外縁の白色はあまり目立ちませんね。→ハシブトガラ


足は太目?いくら見ても太さの感覚がつかめません…ささくれ立ってはいません!!→コガラかな?


尾羽は円尾ですね。→コガラ

総合評価

ハジブトガラ2? コガラ3?

ということで、とにかくコガラの勝利…とはいきませんね。かなり微妙な結果です

ちなみに5分間もいたのに鳴きませんでした。

個人的には(このブログの存在自体が個人的)嘴が最も大きな要因で次に足が評価されるべきだと思います。
でもこれまた別れました…
ハシブトガラかな???どっちでしょうか?

しかし以前撮ったハシブトガラと比較する分にはコガラだと思います。
以前撮った写真の個体と今回の個体がハシブトガラだとしたら光沢説なんてあてになりませんね。
よってコガラ?いえ、違います
仮にこの子がコガラだとしたら嘴の違いもあてにならないことになります。
嘴の違いだけは狂うことはないと思います。
よってハシブトガラの線が大きいと思います
これだけいろいろ考えて画像の比較をしても結局最初の識別ポイントの嘴ですべてが決まってしまいましたね
この後、鳥に詳しい人にも聞きましたがやはり嘴からハシブトガラだと教えてくれました。

鳥の世界も十人十色、同じ種でも若干の個体差があるということです。
その個体差を踏まえつつ、近似種の違いを見抜くというのは至難の業ですね


最後まで読んでいただいた方にお礼のの採餌シーン
日向ぼっこに来ているハエでも採ってるのかなと思ったら、この木の皮を食べていたんですね。

これからもこのかわいいハシブトガラ、コガラの免疫をもっとつけていきたいですね。

折角なので3年後のコガラ、ハシブトガラ比較記事を載せておきます。
コガラとハシブトガラを比較


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シロハラゴジュウカラ

2012年12月06日 | 野鳥
北海道に生息するゴジュウカラはシロハラゴジュウカラといいます。
シロハラは省略されることが多いけど、僕はシロハラゴジュウカラという名前が好きなので記事に書くときはいつも略さずそう書いています。


シロハラゴジュウカラ 12月2日 札幌市厚別区
他のカラ類に交じって「ゴジュウカラ科」のシロハラゴジュウカラが沢山見られます。
彼らはキツツキのように木をつつく姿がよく目につきますが、何といっても垂直な木の幹を下を向いた状態で降りられるという彼らにしかできない業がとても素晴らしいのです


下向きです。この状態のまま下に降りるのです。
すごく鋭い爪を幹にひっかけています。
すべての体重がこの両方の後ろ爪に集中しているのです
すべての体重ですよ。すべての体重ってどれくらいでしょうね。
一度手に乗せて試してみたいですね
気になるので僕の手の上に来てください。お礼に餌あげますよ
なんていってもここのシロハラゴジュ…は警戒心が強くやっと撮影できたほどなので難しいですね。

ゴジュウカラにシロハラで9文字も長すぎる…結局略しちゃいましたね。
餌付けは基本いけない行為らしいけど近所ではばんばんヒマワリの種でカラ類やエゾリスを呼んでいます。
エゾリスの警戒心のなさはすごいけど、野鳥は全然寄らせてくれないという違いが気になります。
円山に行ったときはカラ類がなれた人たちの手からヒマワリの種をもらっているのを何度か目撃しましたが、この違いは何なのでしょうかね?
みんなエゾリスにしか注目しないから?関心のある人たちと鳥に対する対応の違い?餌付けに関心のある人たちが少ない分近所の鳥は円山の鳥よりかはまだ野生が残っているのでしょうね。まあ、餌付けされてるけど…
コメント (2)
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