爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

1/48 Swordfish Mk.Ⅱ(11)完成

2024年01月12日 | 1/48 Swordfish Mk.Ⅱ

1/48 TAMIYA Fairey Swordfish Mk.Ⅱ RAF

 

全体につや消しクリアーでコートして、マスキングテープを全て剥がし、完成です

マーキングは、塗装図のパターン「A」第836飛行隊所属MAC-Ship AMASTRA搭載機、1943~1944年
ただし、塗装後に気が付いたのですが、水平尾翼の迷彩パターンが違っています
パターン「B」のトラッカー搭載機になってしまいました

前作Mk.Ⅰ Floatplaneの失敗から反省、張線のタイミングなども多少考えて気合を入れて作ったにもかかわらず、やはり主翼上下の歪みと張線の撓みが出てしまいました

張線はタミヤの純正パーツではなく、細い真鍮線またはピアノ線を使ったほうが結果的には綺麗に仕上がるような気がします

張線以外はほぼイメージ通りの出来となったと思います

今回機体の塗装がフラットホワイト、予めパネルラインにブラックでプリシェイドを入れてホワイトの塗装に透けて見える程度に薄く吹き付けたのが効果的でした
そのかわり、上下段主翼の上面の2色迷彩、型紙の境界を浮かせてボカすつもりがあまりうまくいかなかったのが残念でした

この機体はロケット弾装備なので、魚雷は懸架装置のみですが、やはりソードフィッシュは魚雷をぶら下げていたほうが似合うのではないでしょうか

タミヤの金型の設計が精密すぎて、仮組の時にあまりにもピッタリ合うので感心していたら、塗装するとその薄い塗膜一枚でも変わってしまって再度すり合わせをして塗装面を削らないと入らない、ということが随分ありました

東欧製のあまりにも適当なキットもすり合わせに苦労しますが、タミヤの精密すぎるキットには自分の技術が付いていけないので、結構苦労します
手強いキットでした

 

おまけです

Paint.net というフリーのレタッチソフトがあります
その機能の一つ、エフェクトの「インクスケッチ」というツールを使うと、写真が簡単にスケッチ画のようになります

インクの濃さ、彩度をある程度変えられるので好みのスケッチが出来上がります

あまり色の濃いものは、ノイズのように汚くなってしまうのでこのSwordfishのようにホワイトの機体は結構良い感じになります

(完)


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