【2008年の広報用の「みさとチューリップ園」のポスター。】
【送迎バスから降りた地点で写した「チューリップ園」】
1999年の春、和歌山県美里町(現在は紀美野町)で
40aの棚田を利用した『みさとチューリップ園』を
地元の有志の会がスタートさせた。
1年目は75品種15万球でスタートした。
毎年春に開催を続け、口コミで訪れる人が多くなり
行政をも動かす町起こしの起爆剤となった。
そして、
その『みさとチューリップ園』も10年目を迎える
今年の春には3haに450種40万球となった。
恒例の催しとして定着してきていた。
この間、多くのボランティアに支えられながらの
開催の中15万人以上の人々が訪れたという。
今年の開催期間は4月4日~20日。昨日閉幕した。
実はこの『みさとチューリップ園』。
今年の開催が最後だったのだ。
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この棚田を利用した「チューリップ園」。
今年が最後なので最終日に急に
思い立って出かけた。何しろ山間での開催。
行くまでの道は狭い。駐車場は?。
仮設駐車場が、会場からは遠いところに作られ
会場までは、無料送迎バスが何台も出ていた。
大阪方面からも電車やバスを乗り継ぎたくさんの
人が来ていた。(県外からの方が多かったかも。)
訪れた見物客(私も含め)は、園内に設けられた
遊歩道などを散策し、鮮やかな春の花を満喫していた。
午前中だったので何とかスムーズに行けたが
私が駐車場への帰りの送迎バスを待つ頃には
人で人で大混雑であった。
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何故、今年で最後?。この辺り道がとても狭い。
開催場所が国道バイパス工事でここを通るのだ。
だから、今季限りの開催となったのだ。
でも、当然惜しむ声が多いよね。でも、これまで開催を
続けてきた「みさとチューリップの会」では、
「ほかの場所が見つからなかった」と、残念そうに
テレビ放映の中で話していた。
現代社会では広い道の方がやはり必需なんだね。
【チューリップ。あまりの品種の多さにビックリいたしました。】