【庭にはアシュガ、別名セイヨウジュウニヒトエが群生してます。】
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西暦2000年~2001年に岐阜県多治見市で一般市民を
対象に緑内障疫学調査が行われ、その結果、
40歳以上の人口のうち、緑内障患者は5.0%、
20人に1人と予想以上に多いことがわかったそうだ。
全国では約200万人と推定されているらしい。
ところが、その内の80%の人達が自分自身では
緑内障に気づいていない潜在患者であることも
わかったということだ。
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何故、こんな記事?またもや私ごとであるが
7年前他の病気で主治医に言われたのだ。
「この病は、合併症が恐いので眼科も受診してください。」
素直な私は、紹介状を持って眼科を受診した。
視力は裸眼で0.05。【家族・親戚に近視はいない。異端爺】
眼圧値正常。瞳孔を開いての検査異常無し。
「やれやれ、問題なし。」と思いきや
「網膜はく離の心配は無いですが、緑内障ですね。」と
診断されてしまったのである。
緑内障は、何らかの原因で視神経が障害され視野が
狭くなる病気。普通、眼圧の上昇がその病因である。
私の眼圧値は正常。でも何故?
眼圧が正常でも、緑内障になるの?
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全国で約200万人と推定される緑内障患者の内
約6割が眼圧は正常だと言う。
これを正常眼圧緑内障と呼び、緑内障の種類では、
開放隅角緑内障(徐々に病気が進行)に分類されると言う。
欧米にくらべて、日本人に多いということである。
緑内障は、日本を含め諸外国においても失明原因の
上位に位置しているのだ。
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しかし、初期は一般的に自覚症状はほとんどない。
知らない内に進行していくのだ。
視野が狭いという異状を感じる頃には手遅れも多いという。
一度障害された視神経をもとに戻す方法は無いのだ。
病気の進行をくい止めるのが治療の目的となる。
緑内障の検査は、眼圧検査・眼底検査・視野検査だ。
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私の場合、視神経の変色と凹みの形が少し変形。
視野検査で一部欠損部分があったのだ。
《両眼で物を見るから勿論自覚症状は無い。》
だから4ヶ月に一度の視野検査と、房水の流れをよくする
点眼薬を朝晩さす必要がある。【目薬の値段に目が点?】
でも初期に見つけてもらったから、今は進行していない。
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40歳以上の20人に1人を多いとみるか、少ないと
考えるか。人それぞれの考えようであるが、
病気は何でも悪化する前にできるだけ早期に発見し
治療を開始することが大切なことは書くまでもないこと。
その年齢になったら、少なくとも年一回の
定期検診を受けることを、私はお薦めする。
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【余談】
私、「景品は20人に1人の確立で当たります。」
とかには、全然当選しないのに、当たりたくないのには
不思議と当てはまってしまうんです。
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【藤の花は大歓迎ですが、不治の病は御免こうむりたいです。】