ミューズの声聞こゆ

なごみと素敵を探して
In search of lovable

このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。

大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。 また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。

外部評価

2024年12月23日 | なごみ

 認知症高齢者グループホームは原則として毎年度、外部機関による「外部評価」を受審することが義務付けられています。
事前に提出する自己評価書の冒頭に、ホーム管理者が書く「事業所が特に力を入れている点・アピールしたい点」という欄があるのですが、これが限られた字数の中で四者四様に自施設を表したとてもいい文章なので、転載しておきます。

〇グループホームぽらん気仙沼
 利用者一人ひとりの個性をすべて受け入れ、各人の自己実現に向けて支援できるよう職員が不断の努力を続けている。
利用者と職員の関係性が近く、お互いを尊重しながら自立支援を行っている。また、職員間も同様で、お互いを認め、大切に思い合いながら共働している。
認知症キャラバンメイト研修受講者が複数名おり、認知症サポーター養成講座を開催して認知症に関する情報を地域に対して発信している。
代表者は妊娠中、産休、育休等職員の勤務時間や内容等について、様々な条件を受容するための職場環境の整備と意欲向上への支援に努めている。また、職員のキャリア形成にも力を入れている。

〇グループホームぽらん(社会福祉法人千香会)
 同一敷地内に姉妹法人の小規模多機能型居宅介護施設とグループホームが併設している。普段から行き来しており、交流を深めている。災害時においても協力・連携体制が整っている。
当施設では利用者様ができることに対して、役割を分担し活躍できる場の提供と実現を常に意識している。食事の準備や後片付け、洗濯物干しや洗濯物たたみ、縫物では雑巾縫い等の機会を作り、それを職員の見守りや共に行うことで、アットホームな雰囲気の中での生き生きとした生活につなげている。

〇グループホームポラーノ
 「穏やかな時間を共に過ごし、その人らしく、ありのままを受け入れます」をホーム理念に掲げ、職員全員が利用者様一人ひとりの気持ちに寄り添うことによって信頼関係を築き、お互いを尊重できる関係性の維持に努めています。自宅で過ごしていた頃と同じような生活環境の提供を心がけ、利用者様がやりたい事、達成感を得られる活動を考えて取り組んでいます。
ホームの近くに川が流れており、桜並木があって散歩するには最適の立地条件であり、また、散歩を通して近隣の方々との関係を築くことができています。家族様や、馴染みの方々との関係が途切れないよう、できる限りの支援を行っています。

〇グループホームポラーノの杜
 利用者様が、入居前の生活と変わらない安心した生活が送れるよう、職員は要望にお応えしながら支援に努めている。家族様には離れて暮らしていても安心していただこうと、毎月、写真付きで日常の様子を伝えるお便りや電話連絡を行っている。
日々の生活の中では、ホーム内の清掃や食事の準備、後片づけ、洗濯などを利用者様と職員が一緒に行い、残存機能の維持向上や達成感、やりがいを感じていただけるよう工夫と努力を重ねている。小正月のまゆだま飾りや七夕、クリスマスツリーなどを季節ごとに食堂ホールへ飾り、それを通して利用者様が過去の体験などを話し職員と共有することで、一層交流が深まり、アットホームな雰囲気が醸成されている。

 

コメント
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