電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

果樹園の再生を目指す~週末農業の記録

2010年04月30日 06時14分11秒 | 週末農業・定年農業
本来は晴れの特異日のはずなのに、昭和の日はあいにくの天気でした。こんな日は家でゆっくり骨休めをします。今の季節、お天気の良い日は絶好の農作業シーズンです。暑くもなく寒くもなく、ぽかぽか陽気を背に受けながら、春の微風の中で動き回ると、気分もなんとなく開放的になってきます。

先日は、自宅裏の果樹園を、リターンカルチという古い機械で、根を傷つけない程度に浅耕し、雑草をひっくり返しました。さらに、窒素、リン酸、カリに苦土を含む成分からなる肥料を散布します。



さらに、少し離れた園地に移動し、こちらにも肥料を散布。この果樹園は、亡父の死去前から放置状態でしたので、枝が伸び放題となってしまい、混み過ぎて光が届かないまでになってしまっていました。そこで、亡父の時代から長年来てもらっている雇人の人に依頼し、思い切って一本おきに伐採し、伸びすぎた枝も一定の高さに刈り込み、日当たりと風通しが良くなるようにしました。

剪定をした分だけ、今年は収穫が減少しますが、来年には新しい枝が生えてきて、再来年にはその枝の付け根のところに花が咲き、良い実がなることが期待できます。



病害も発生していますので、昔のように回復できるかどうかは微妙ですが、できる限りやってみたいと考えております。健康で、希望を持って農作業を楽しめるということは、ありがたいことです。
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