電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

プルーンの枝についたアメリカシロヒトリの幼虫を退治する

2010年08月28日 06時01分59秒 | 週末農業・定年農業
真夏の暑さの中では、果樹園の見まわりも億劫です。朝晩には暑さも和らぐころとなりましたので、夏剪定を始めました。伸び放題のプルーンの徒長枝を選定していたら、なにやら密集したクモの巣のような白い綿状のものを発見。アメリカシロヒトリ(*1,2)の産卵のあとです。それなら近くに幼虫がいるはずと思ってよくみたら、いました!狭い葉にうじゃうじゃと。枝の根元から切り落とし、即刻焼却処分。アメリカシロヒトリは、白い網状の中で孵化しますので、小さい幼虫の時には鳥にも捕食されにくいのです。しかし、幸いに若い幼虫のうちは一ヶ所にかたまって若い葉を食べますので、枝の先端部にいることが多いです。そこで、白いクモの巣状の産卵箇所を早期発見して、枝ごと切り取ってしまうのが、根こそぎ退治するコツのようです。その意味でも、樹木全体が見渡せるよう、混み合いすぎた枝を間引く夏剪定は、大事な作業です。

スモモの「秋姫」の出来具合も気になりますが、野鳥にやられる前に、まずは月末のプルーンの収穫が課題です(^o^)/

(*1):Wikipediaの「アメリカヒロヒトリ」の解説ページ
(*2):アメリカシロヒトリの写真が掲載されたページ~蛾がきらいな人にはおすすめできません(^o^;)>
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