電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

秋の夜長に読む本を探す

2010年10月08日 06時01分17秒 | 読書
すっかり夜が長くなってしまいました。やや風邪ぎみの最近は、夜九時すぎにはもう寝てしまいます。先日から平岩弓枝さんの『はやぶさ新八御用旅』シリーズを読み始めたのですが、毎日一章ずつと決めて読みはじめた本も、ちょいと中休み。
でもこうなると、また続きに取りかかるのに、なかなか腰が上がりません。たしかに最近は、勢いで読破するようなことは少なくなり、再読三読し味わいをかみしめるような読書が多くなりました。ある意味、これは気力の減退の兆候なのかも。
作者の想定に不自然な作意を感じて、小説をありのままに楽しめない。そういうときには、むしろお堅いノンフィクションに取り組むのが良いのかもしれません。とすれば、これは岩波新書に限ります(^o^)/

(1) 山田隆司『名誉毀損~表現の自由をめぐる攻防』
(2) 藤森照信『近代日本の建築(上)~幕末・明治篇』
(3) 竹内敬人『人物で語る化学入門』

今、手元にあるものでは、こんなところでしょうか。



写真は、最上義光の居城だった、山形城二の丸の東大手門の夜景です。風流ですね~。いやなに、先の酒席がこの近くだっただけの話(^o^)/
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