たまたま入った書店で、デアゴスティーニのDVD付き冊子というか冊子付きDVD(^o^;)で、歌劇のシリーズがあるのを見つけました。現在まで、けっこうな数のタイトルが発売されているようです。中にはヴェルディの歌劇「ドン・カルロ」のように、レーザーディスクで楽しんでいる、レヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場の公演を収録したものと同じなのでしょうか、思わず目ん玉が大きくなるようなものも含まれているようです。レーザーディスクでは、立派な対訳つきカートンボックス入りで15,800円というお値段でしたが、このDVDは2枚組で1,980円と、まさに破格のお値段で、思わず唖然としてしまいます。
今回、購入したのは、同様にレーザーディスクで購入候補として検討しているうちに、時代の流れでコンピュータのほうにお小遣いがとられてしまい、見送ってしまったもの(メトロポリタン歌劇場の1980年の公演)とは違うようですが、ヴェルディ中期の傑作の一つ、歌劇「仮面舞踏会」です。スウェーデンの国王暗殺の史実をもとにした人間ドラマで、国王グスターヴォ三世をルチアーノ・パヴァロッティ、秘書レナートをレオ・ヌッチ、悲劇のヒロインである妻アメリアをアプリーレ・ミッロ、ジェイムズ・レヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団による1991年の公演だそうです。冊子のほうに掲載された、加藤浩子さん(*)の文章も、作曲家とその時代背景を描いているようで、楽しみです。オペラを愛好する聴衆を育てたことがレーザーディスクの功績の一つであることはたしかですが、ノスタルジーはさておいて、安価な普及版の価値は大なるものがあると言えましょう。
(*):加藤浩子の La bella vita (美しき人生)
今回、購入したのは、同様にレーザーディスクで購入候補として検討しているうちに、時代の流れでコンピュータのほうにお小遣いがとられてしまい、見送ってしまったもの(メトロポリタン歌劇場の1980年の公演)とは違うようですが、ヴェルディ中期の傑作の一つ、歌劇「仮面舞踏会」です。スウェーデンの国王暗殺の史実をもとにした人間ドラマで、国王グスターヴォ三世をルチアーノ・パヴァロッティ、秘書レナートをレオ・ヌッチ、悲劇のヒロインである妻アメリアをアプリーレ・ミッロ、ジェイムズ・レヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団による1991年の公演だそうです。冊子のほうに掲載された、加藤浩子さん(*)の文章も、作曲家とその時代背景を描いているようで、楽しみです。オペラを愛好する聴衆を育てたことがレーザーディスクの功績の一つであることはたしかですが、ノスタルジーはさておいて、安価な普及版の価値は大なるものがあると言えましょう。
(*):加藤浩子の La bella vita (美しき人生)