電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

川中島白桃の収穫の時期に台風が

2016年08月23日 06時02分02秒 | 週末農業・定年農業
近所の親族の葬儀や初七日、あるいは忌中壇の撤去と寺への返却などにずいぶん時間がとられ、週末農業は開店休業の状態です。我が家の川中島白桃は、見事に色づいて野鳥の食害が目につくようになり、収穫を急がなければいけないみたい。例年よりも数日分は早めに成熟してきているようです。



(野鳥の食害のようす。これは多分カラスだな。)

まずは、伸び放題の草刈りからということで、先の日曜日に二つの園地の草刈りを終えましたので、ぐっと足場が良くなりました。これで、脚立を立てて収穫ができるようになりました。曜日の関係で、平日の早朝または夕方に私が収穫し、日中に妻に依頼して出荷または送付するという段取りになりそうです。週末農家には、どうしても無理がかかりますが、天候と疲労の度合いをみて無理せずに(*1)作業をすすめましょう……というつもりでいたのでしたが、なんともはや、台風に伴う雨にたたられ、桃の収穫どころではありません。やれやれ、間がわるい事! 台風クンよ、嵐の中で収穫なんて、いやだよ。君が通り過ぎた後に、せっかくの川中島白桃がみな落ちて、ほとんど残っていなかった、なんてことにならないようにしておくれ!



当方、本業は勤め人の週末農家ですから、こんなのんきなことを言っていられますが、専業農家ならば生活がかかっています。台風の通り道がどう変化するかで収入ががらりと変わってしまいますから、実際、大変だなあと痛感します。

(*1):ご近所の70歳代のご主人が、やはり「あかつき」という品種の桃の収穫で脚立から落ち、骨折して入院しているとか。お盆に玄関に鍵がかかっていたそうで、普段の顔が見えないのはそういう事情だったのかと納得すると共に、無理をしないようにと自戒しているところです。

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