電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

思いがけない「つまづきの石」

2022年05月06日 06時00分38秒 | 週末農業・定年農業
数日前の話です。サトイモやかぼちゃ等を植えるため、少し離れた場所にある畑を耕運機で耕していました。春に田んぼの耕起をする時期に、ご近所の専業農家にお願いして一緒に耕してもらいましたので、たいへん具合よくスイスイと耕していましたら、好事魔多し、耕運機が途中で突然ストップしてしまいました。



エンジンはかかりますので、土を耕す逆転ローターの不具合のようだと見当を付けました。農機センターに連絡しようと思ったら、ゴールデンウィークのため午後はお休みらしい。仕方がないので、自力で点検してみました。耕運機を下からのぞき、土や枯れ草を取り除いてみたら、なんだか小石が挟まっているみたいです。ハハーン、逆転ローターが小石を噛んで止まっちゃったんだな。文字通り「つまづきの石」だな、こりゃ。若い頃にはよくあった(^o^)/

当地は扇状地に位置するせいか、土の中に小石が交じることが多いです。篤農家ならば篩で土をふるって砂利を取り除いて均質な土を作っているのでしょうが、ここは元休耕田に客土して畑にした場所ですので、小石は気づいたときに取り除くくらいがせいぜいです。軽トラックで自宅に戻り、ハンマーとバールで小石を砕き、ようやく除去することができました。石の割れ具合を見ると、どうも緑色凝灰岩みたい。いわゆるグリーンタフだな。



あとはスイスイと作業が進み、途中で水を飲むために休憩を入れましたが、けっこう広い畑です。亡父がここに何を植えていたかを思い出してみると、ジャガイモ、サトイモ、大豆(秘伝、湯上がり娘)、かぼちゃ、アスパラガス、ウルイ、ギボウシ、白菜なんかも作っていたかな。残念ながら私はそこまで多彩な利用はできていませんで、サトイモ、アスパラガス、ウルイ、かぼちゃ、くらいでしょうか。管理不足のアスパラは残念ながら野ネズミにやられたらしい。今年はサトイモとサツマイモ、大豆を植えようかと妻と相談しているところです。



全部を耕耘し終えると、単純ですが「やったー!」という達成感があります。あとは、サトイモ等に用意した区画に堆肥を入れ、苦土石灰を散布して耕耘し直し、マルチ用の畝を作る作業があります。




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