電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

筆記具の魅力、とくに万年筆について

2023年03月28日 06時01分30秒 | 手帳文具書斎
文具の中でも筆記具の魅力は格別です。ハサミやステープラーなどもなくてはならない文具ですが、筆記具の魅力にはかなわない。では、何がそんなに魅力を感じるもとなのか、いくつかの要因を考えてみました。

  1. 多様な種類の筆記具があり、用途や好みによって選ぶことができる。
  2. 実用性重視のものから趣味性の高いものまで、デザインもさまざまである。
  3. 筆跡がととのっていて見やすい。
  4. 一時的なメモはともかくとして、書いたものは後々まで残り、実用にも記録にも役立つ。
  5. その他

かつては文芸作品や論文、手紙、日記や記録など、裏方でありながら目的を達する手段としての役割が大きかったと思いますが、現在はそれらの面での役割はパソコン等に交代して久しいのではなかろうかと思います。しかしながら、私の場合は備忘録ノートや手帳ダイアリー、各種ノート類など、実用的な用途で万年筆を頻繁に使っています。老眼でも視認性の高い中字の万年筆の筆跡はユニバーサルフォントに近いと感じられ、この年齢になると小さな明朝体のフォントよりもずっと読みやすく記憶にも残りやすいようで、助かっています。




写真は、愛用の筆記具、とくに万年筆の現況です。実はブログ「Tiny Happy Days」のこの記事(*1)の写真が良かったので、真似をしてみたいと思ったのが発端でした(^o^;)>poripori

(*1): 【文】2023年の万年筆〜Tiny Happy Days


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4 コメント

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kumaneko48 さん、 (narkejp)
2023-04-02 08:18:45
コメントありがとうございます。かつて勤務した職場の大先輩に文具が趣味という方がおられて、500円玉1個で楽しめる趣味はそうないから、文具店通いはやめられないと言っていました。たしかに、パチンコよりもずっと賢明かも(^o^)/
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Unknown (kumaneko48)
2023-04-02 05:52:23
narkejp さんのblogを読む度に万年筆を使いたくなる。
私の最初の万年筆は高校入学祝いにと、セイコーの時計と一緒に祖母からもらったPILOT。

今はボールペンですね。
私も文房具が好きです。
色鉛筆も色々あります。
narkejp さんが薦めてくれたボールペンもの仕事で使ってます❗

文房具はオモチャ以上に面白い
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kimura@seminark さん、 (narkejp)
2023-03-29 07:04:17
コメントありがとうございます。裏抜けがほぼないというプラチナ社の古典ブルーブラックインクの特性を知るきっかけになったのは、300円のPreppy万年筆でしたので、プレピーとマイスターシュテュックが並んでいるのは不思議ではありません。高価だという理由で舶来万年筆にうっとりする趣味はありませんし、インク容量の多さならツイスビーがありますので、プレピーにはカシスブラックやカーキブラック等の変色系インクを入れて楽しんでおります。長く使ってみないと、耐久性も含めた相棒としての実力というか魅力というか、そういうものがわからないように思います。
その点では、今は休んでいる書き味最高のカスタム・グランディの使いどころが難しいですね。
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長年の愛用品に親しみを感じます (kimura@seminark)
2023-03-28 22:13:27
■久々にCustom GrandeeやLaureatが登場ですネ。
インクを抜いていても常にお気づかいなさっているようすで、拝見していてうれしい気持ちです。

■他の多くの「私の万年筆紹介」みたいなウェブログが、高級品や話題の品を次々と「購入しました、試してみました、やっぱりいいですね~」で、1回登場して終わり(多くても数回なのかなぁ…)、ってなふうな、買われてしまいこまれた万年筆たちの運命を目にして、なんだかさびしい思いをすることが多いです。

■それらとは対照的に、narkejpさんの万年筆の話題は;
1). 20年近くも、繰り返し同じ万年筆のようすを拝見できて、まるで読む自分の持ち物のように、なじみ深くて安心感があります。
2). 同様にして、インクも、次々と試したり変えたりせずに、一途に没食子インクの価値を評価し続ける点に、うならされます。
3). 200円のプレッピー(ご購入当時)と、10万円の#149 (もし再調達するとした際の原価…!?)とを、世間的金銭価値に頓着せずに分け隔てなく使い進んでいらっしゃる点を、たまに思い出しては、心の中で快哉を叫んだり、和んだ気持ちになったり、自分への戒めになったりしています。

■引き続き、今の万年筆のメンバーの調子を、長く拝読できるのを、楽しみにしています。
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