電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

NHK-FM「かけるクラシック」でヴィラ・ロボス「マズルカ・ショーロ」を知る

2022年05月24日 06時00分49秒 | -独奏曲
通勤の途中で、NHK-FMの「かけるクラシック」の再放送を聴いていたら、ヴィラ・ロボスの「マズルカ・ショーロ」という曲に興味を持ちました。もともとはギターの音楽だそうですが、「ブラジル民謡組曲」という曲集の第1曲らしいです。当日は、ロンドン・ブラスの金管アンサンブルによる演奏でしたが、実にチャーミングでステキでした。信号待ちですぐメモを取り、帰宅してから YouTube 等で確かめたところ、いろいろな編成で演奏され親しまれてている音楽のようです。

オリジナルのギターによる演奏。(2001年)
Leon Koudelak plays: H. Villa-Lobos "Mazurka Choro"


Mazurka Choro by Villa Lobos、2015年、ギタースタジオ主宰者の演奏のようです。


フォルテピアノによる演奏。少々ルバートが多すぎる感もありますが。
Villa-Lobos: Mazurka Choro (arr. f. piano)


低音が魅力的なギター二重奏で。
Yamandu Costa e Guto Wirtti | Mazurka Choro (H. Villa-Lobos) | Instrumental SESC Brasil


ポーランドのクラクフ音楽アカデミーの学生さんでしょうか、チェロとピアノの二重奏で。
Villa-Lobos: Mazurka-Choro for cello and piano


ロンドン・ブラスによる金管五重奏で。(2017年)
London Brass. Heitor Villa-Lobos 'Mazurka-Choro'


ふーむ、なんとも魅力的な音楽です。今まで聴いたことがなかった音楽にめぐりあう良い機会になりました。

(*1): エイトル・ヴィラ=ロボス〜Wikipedia の解説


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2 コメント

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Unknown (しろまめ)
2022-05-24 13:02:13
ブラジル音楽の感性は、ヨーロッパ音楽のそれとはまた違った哀感があり馴染みやすいですね。

マズルカ・ショーロも物哀しい旋律が印象的なきれいな曲です。大学時代に多少(いや、少々、いやいや僅少、些少)、サークル活動でクラシックギターに触っていたころに先輩が弾いていて魅せられた曲です。

ぼくは「ガボット・ショーロ」が一番好きで、楽譜を手に入れて、ほんの少々(極少)弾いてみたりしました。

それにしても楽譜は高かった。製本されたものではなく、大判の紙(A3より大きめ)に印刷された数ページの楽譜でも、数千円以上した記憶があります。大金を払ったのに、弾けたのは最初の数小節……。

ピアノ教師の妻は、「楽譜は高いもの」という認識があるので、こういう出費に関しては「無駄遣い」と怒られなくていいのがせめてもの救いであります。
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しろまめ さん、 (narkejp)
2022-05-24 19:01:04
コメントありがとうございます。ヴィラ・ロボスの音楽は「ブラジル風バッハ」のCDを購入して聴いていますが、他の曲はとんと不案内ですので、こういう機会があるとたいへん助かります。クラシック・ギターは学生時代の楽しみだったのでしょうね。当方、子供の頃にギターやピアノを習う環境ではなく、中学生の頃NHK教育テレビで阿部保夫さんの「ギター入門」で「禁じられた遊び」をひけるようになったものの、挫折した組です。基本がきちんとできていないと、その後が伸びないなあと感じています。以後はもっぱら聴くほう専門です。
クラシック音楽の楽譜はね〜、部数が出ないので大量生産むきじゃないですし、しょうがないですね。昔は歌謡曲の楽譜付き雑誌がありましたが、今もあるのですかね。
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