沖縄芸能、琉球舞踊を習得しながら、沖縄のＧＥＯ－ＰＯＬＩＴＩＣＳともからめた秀逸な論文を発表されているＶａｌｅｒｉｅ Ｂａｒａｓｋｅ さんにメールを送ったらすぐ博論を送ってくださった。今357ページの博論の前でわくわくしているところ。みずからの博論ともからむ彼女の論文はぜひ読みたいと思っていた。大学図書館を通して申し込んだ論文はなかなか手に入らなかったが、直にメールしたら彼女はすぐ送ってくれたのだった。アメリカの大学教員はどこからでもアクセスできるようにメールがネットで紹介されている。日本の閉ざされた体制とは異なる。開かれた中で蓄積されていく知の、感性の体系があるということを教えてくれる。
真実を探究する扉は開かれていた方がいい。閉ざされた扉の中身は限りなく透明な中で人間の英知が共有されたらいいと思う。もちろん、研究対象が類似しての競争と秘匿も含めて、成果をしのぎあうことは悪くはない。共有なり、分有なり、多様な共同体にとってよき、発見や論理や原理はどんどん公開され、読まれ、イメージとして感性の中に取り込まれた方がいいね。世界が良くなることを信じて生きたい。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
PERFORMING EMBODIED HISTORIES:
COLONIALISM, GENDER AND OKINAWA IN MODERN JAPAN
BY
VALERIE HOLSHOUSER BARSKE
M.A., University of Illinois at Urbana-Champaign, 2002
B.A., Oglethorpe University, 1998
DISSERTATION
Submitted in partial fulfillment of the requirements
for the degree of Doctor of Philosophy in East Asian Languages and Cultures
in the Graduate College of the
University of Illinois at Urbana-Champaign, 2008
Urbana,
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
