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(赤瓦)
沖縄タイムス文化事業局が、選考委員受理の是非の文書が紛失して、返信が遅れた選考委員に全く電話で確認もしなかった、ということですが、つまり、選考委員を道端の石ころのように扱った(扱う)、とお聴きしたのですが、本当でしょうか?信じられない行為です。この間、沖縄タイムスの文化事業に協力してきた方々を、うっかり(故意にではなく)返信の封書が届かなかったことに対して、全く是非の確認の電話もせずに切り捨てる施策にでると、お聴きしたのですが、報道の正義を目指す新聞社の理性と良識が気になります。(郵便局によると必ず紛失する郵便が何パーセントかあるとのことです。)
黒島さんや幸喜さんほど長くはないのですが、係わっている者として、沖縄タイムスの芸術選賞の選考がどうなされてきたのか(いるのか)、例えば「国立劇場おきなわ」の「創作舞踊大賞」の選考がある落ち度があった事例とも比較しながら、確認してみたいです。選考委員の方々はメンバーリストが選考委員には文書で公開されていてどなたがなさっているのか分りますが、もちろん年毎に少々異動が起こります。あらゆる賞で選考委員が公開されるのは普通ですね。
この間係わったことのある選考委員の皆さんの実際の体験をお聴きしてまとめてみたいと考えています。このブログのコメント蘭に電話番号かメールアドレスをお教えください。「選考と賞について」インタビューを通して原稿50枚ほどにまとめてみたいと考えています。それも沖縄現代文芸史(あるいは芸能史)の研究の一つになりえるかと考えています。
選者と選考される方々との関係性や、その賞による芸能活性化の地域社会への影響等、また文芸賞なども含め、賞の背景にはある種の政治性(Politics)が必ずまとわりついているのは、「個人的はことは政治的である」(The Personal is Political.)の標語[概念]からも窺えます。
沖縄タイムス「芸術選賞」は、中には、選考された方が辞退されることもあり、賞そのものがどう芸能や芸術活動と係わるのか、興味深いところがあります。知人は「奨励賞」を辞退したりしています。理由はお聴きしたのですが、その辺も、もう少し確認したいと考えています。選考委員を大切にしない『芸術選賞』ではないはずですが、ちょっとビックリの内実もあるようです。
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