志情(しなさき)の海へ

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伊良波尹吉さんは、多くの歌劇作品の作者で知られています!

2019-06-14 08:10:14 | 琉球・沖縄芸能:組踊・沖縄芝居、他
女性たちに人気があった役者であり、戯作者であり、時代の感性を吸収する感性に長けていたのですね。
今から18年前に沖縄市で上演された「奥山の牡丹」記念公演のパンフレットです。
中身は充実しています。
その表紙の裏写真にハットしました。この画像はよくないのですが、なぜその写真が紹介されたのか、興味を持ちます。

台本やいい解説もついています。

  (これはチラシです。堀 文子さんが演出ですね!)

歌劇保存会が「奥山の牡丹」を上演するに当たり、台本をいくつか拝見したのですが、差異があり、配役の並べ方も差異があります。劇団によって多様です。大正初期に台本が琉球俗謡に登場していますね。「貞女と孝子」も大正2年に記述されたのがあるのですね、俳優協会がそれを参照したことはわかるのですが、俳優協会の台本にもミスがありますね。芝居台本は口立てだったゆえに、かなり齟齬、差異があるようです。

 この写真はコピーのコピーですが、伊良波尹吉さんのお隣が本妻の女性だとパンフを作成した方からお聞きしました。伊良波冴子さんや美しいお母様も写真に写っていますね。

戦前の琉球新報はタブロイド誌のように役者のプライベートな事柄を記事にしていますね。攻撃の矛先でもあったのでしょうが、梨園の艶話と芸は沖縄も豊かですね。伊良波さんがいかに女性に人気があったか、真喜志康忠さんからお聞きしたことがあります。


  以下のチラシを見ると、堀 文子さんは演出家として実績を積んだ方なのですね。
   

   
   現在沖縄芝居(史劇や歌劇)や現代劇でも活躍する面々が並んでいます。若い頃から舞台の道を突き進んできた皆さんです!将来の琉球歌劇を背負っていく方々でしょうか。

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