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(3月13日、高江で)
(高江、米軍が演習していた日)
今年3月13日に高江へ強行した「戦争と文学」のシンポジウムに参加された市川明先生によるドイツ語の高江紹介記事です。携帯に送られたきた添付が出せないので後でその記事をご紹介しますね。写真も入っていますよ、と6月の研究大会でお会いした市川先生のコメントでした。でもドイツ語なので、翻訳が必要だね。Dreigroschenheft The article is in German. 音楽学の教授のJoachim Lucchesiさんからのメールは今朝のことで、詳細はのちほどですね。ブレヒトが現代ドイツ演劇の顔だということを、沖縄の新聞記者はあまり認識していないので、(ドイツの演劇文化の豊饒さなどもこの島からは未知の世界で、日本よりはるかに演劇と社会の関係性が密接なお国柄ですよね)紙面でのシンポジウムの取り上げ方も小さかったですね。異文化接触など世界とのコンタクトのアンテナとしての新聞記者の知性のレベルが高ければと思う所以ですね。アメリカや中国界隈の研究だけが世界ではないので、今後中南米も含めアフリカ、EU、中東とアンテナの接点のあるところは大いにかかわってほしいと思う所以ですね。
(世界の中の沖縄的位置を考える上で、アジア諸国もまたケルト文化圏も関心をもっているのだが、カリブ海諸国の研究者のお話も面白かった6月の研究大会でした。ケルトに関しては琉球大もスケールの大きい企画ができる教員がいない現実で、何やら大人げない学問の府ですね。)←余談
沖縄の現代文学のドイツ語への翻訳ができたらと切に願っています。そのためにあえて高江で目取真さんと市川先生やドイツ人研究者とのコンタクトをとったのでした。それが良い兆しになればという思い、だけー。
(国立劇場おきなわ、にて)
(戦争を語るに、表情が重くなる)
Joachim 先生にPCメールにジャーナルの記事を送ってもらいました。3月13日の高江から国立劇場おきなわでの大城立裕先生、幸喜良秀先生とのセッション、そして県立博物館・美術館でのシンポジウムも含めて全容が書かれています。平和記念公園にも行かれたことがわかります。学生の頃学習したはずのドイツ語は全く読めなくなり、文字の表面をなぞってみました。記事の全容をこちらにUPできるかやってみましょう。3月13日の一日の記録がこのように表に出てくるのは一つの驚きであり、感動でもあるのですが、ドイツ語で書かれたこの論稿articleが多くのドイツ人の眼に触れて、沖縄への関心が高まることをひそかに期待しておきましょう。そこから次へのステップがありえることを念じながらー。
(博物館・美術館でのシンポジウム)