志情(しなさき)の海へ

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組踊がユネスコの世界無形文化遺産に登録記念祝賀会は文化庁長官も出席!その周辺の話?

2011-02-10 09:04:52 | グローカルな文化現象
結局個人発表の補講は4:20分から夜8時ごろまで続いた。工学部の3.4年生が主体だが、それぞれの発表はとても面白かった。多様なテーマ故に楽しめた。その後「絵画の恐れの表現」について比較発表をした黒木さんと少し話しこんでパシフィックホテルの祝賀会場に向かった。会はすでに終了している。何人かの組踊の保持者の方にお会いして、県の担当者のM氏にあった。お昼に録画の件でご相談させていただいた。それは正解だった。氏から後で送っていただいた写真をここに紹介したかったのだが、画数の大きさゆえにできないので別のブログで紹介したい。

【赤字】だったとの落胆した声に、組踊の認知度はこんなものかもしれませんと付け加えていたが、その後電話でしばらく沖縄の芸能状況についてお話する機会があったが、さすがご自分も創作される方ゆえに、鋭い視点で例えば平田太一の危うさなどについて言及されていて、彼のパターン化した宗教的陶酔感、つまり集団のダンスユニットのレクリエーション的創作手法についての批評は「なるほど」と感じさせた。危うさがそこにある!という事も含め、沖縄の空気の軽さということが浮き上がってくるのもその通りだろう。平田の手法については琉球大の修士課程の学生が細かい分析をしているところでその論文を楽しみにしてる。

Mさんが指摘した重要なポイントについては書き留めておきたいと思う。対話の中でコンセプトが明らかになっていく過程を久しぶりに感じた。話すという行為は建設的なものである。やはり座談会を設定しなければと思う。

毎年一回は一年を振り返って放談でもいい。各自の感性と視点で論じ合う場を作りそれらの言葉をネットでUpしていく文化運動のようなものが必要なのかもしれない。ネットで対談し、それを活字化した比嘉さんの【脈】もある。あの形式もいいかもしれない。

すでに空間は開かれていると思えば、多様な層に直接発信という関係の中で何が見えてくるか?このブログでもさすが折口信夫の作品の初演について言及した時は1日に260人がアクセスしたりしていた。普遍的な関心事なり、共通項に人はまた惹きつけられるのだろうが、よりdistinctiveなローカルな個性をどう?が問われてもいる。

≪M氏から送られた文化庁長官などの「鏡割」などの写真をUPしたかったのだが写真の質が良すぎて紹介できない。それで多良間の八月踊りの写真をUPする。携帯で送ったものだった!2010年夏》

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