志情(しなさき)の海へ

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命をかけて、沖縄の異常(不合理)な基地負担を訴えてきた翁長さんは、永遠に沖縄の人々の心に刻まれていくでしょう!翁長さん!ありがとう!

2018-08-09 05:47:43 | 沖縄の過去・現在・未来

      (公園に咲く白いハイビスカスです!翁長さんの眼は純白に輝いていましたね!)

命をかけて、沖縄の異常(不合理)な基地負担を訴えてきた翁長さんは、永遠に沖縄の人々の心に刻まれていくでしょう!否、日本、世界の人々に、真に沖縄県民、日本の民主主義の為に闘った英雄として記憶されていくでしょう!翁長さん!ありがとう!貴方の勇気は沖縄に生きる者への大きな鼓舞になっていました!今後もそうです!安らかにお眠りください!貴方の志は引き継がれます!目先の利害に群がる政治家と貴方は異なります!

以下はリテラの記事ですが、この間の安陪政権との闘いの経緯がよくわかるので、『備忘録』として転載します!謝!こんなにも安陪政権は翁長さんに敵対したのだということがよくわかります!しかし、その安陪内閣府の冷酷な対応の一つ一つも歴史に刻まれます、日本と云う国の民主主義の稚拙さを世界に晒すことになったのです。翁長さんの『外国記者クラブ』での発言には『理』がありました。戦後日本の民主主義のありようの嘘は、地位協定一つとして改定できない現状を批判していました。沖縄に過剰な基地負担を押し付ける日本国家のありようを突き刺していたのです。

いみじくも尖閣列島を東京都が買うと発言して、問題を引き起こした元東京都知事石原慎太郎が、講演の中で『アメリカのおめかけさん』の日本と自ら卑下して話したように、アメリカの隷属国家日本の総理は、アメリカ大統領の顔色をうかがい「理」や「筋」を通すことができません。アメリカの妾のスタンスで物を言う日本の保守政治家と異なり、翁長さんは戦後日本の本質的な弱点を見据える発言をしながら、沖縄の問題に言及していたのです。貴方は凄いですね!

芥川賞作家で劇作家でもある大城立裕氏も「日本が変わらない限り、沖縄の問題は解決しない」と話しています。90歳を超えた氏は、琉球史から現代沖縄史を網羅して創作を続けていますが、根源的な歴史上の問題として、昨今悲観的な発言をしていました。しかし翁長さんと共に、全県民的辺野古新基地反対の県民集会に参加して発言を求めるほどの姿勢を示していました。体調の折り合いが悪く出席が出来なかったけれど、氏はメッセージを寄せていました。

沖縄の良識は、仲井真前知事や今回の自民の知事候補が推進する目先の利害を求める政治(精神)に依拠するものではありません。政府の意向に屈する(札束に頭を下げる)政治ではまた犠牲を繰返してしまいます。機動隊を派遣し、沖縄に新基地を建設せんと鞭を振り続ける日本政府の非情さを私たちは日々目撃しています。もちろん現況から泡銭で生活し潤う人々、それを資産価値として利害・利益を追求している沖縄内外の人々、1%のハゲタカの人々もいます。しかしこの島の主人公は、基地(癌)から見える見えない弊害を受けている住民なのです。島丸ごと米軍や自衛隊の演習地の実体を変えていく闘いは続けざるをえません。基本的人権(生活権)の闘いなんですね。物凄い基地の騒音に晒されています。島の自然が破壊されています。

翁長さん、あなたの「志」をわたしたちは引き継いでいきます!ごくろうさまでした!安らかにお眠りください!戦争に直結する「基地」をこの沖縄から全廃していく未来への夢を諦めません。安保を容認し、新基地建設に反対した翁長さんでした。すでに十分すぎる基地があり、その被害を子供達が教育現場でも受けている沖縄です。翁長さんの最低限の要求さえ日本政府は拒否し、機動隊を送り、土人と沖縄の人々を内心ののしりながら鞭を振り続けているのです。恥ずかしい日本と云う国の姿です。

翁長さん、今貴方は英雄に見えます。かつて暗殺されたアメリカのキング牧師のように輝いて見えます!日本政府に暗殺された翁長さんだったのかもしれませんね。

以下リテラの記事です。この間の日本政府の冷酷さがよく分かりますね!

LITERA/リテラ http://lite-ra.com/dev/print/?url=http://lite-ra.com/2018/08/post-4176.html 1/2 2018.08.08 翁⻑雄志知事は命を削り最後まで安倍政権の“沖縄いじめ”と闘い続け た! 安倍⾸相が翁⻑知事に⾒せた冷酷  

本⽇、翁⻑雄志知事が亡くなった。67歳だった。今年4⽉に膵臓がんの⼿術を受けた翁⻑知事だが、きょうの⼣⽅には謝花喜⼀郎副知事が会⾒を開き、 翁⻑知事が7⽇から意識混濁状態にあること、職務代理を置くことを発表。その直後の訃報となってしまった。

 今年6⽉23⽇の慰霊の⽇には沖縄全戦没者慰霊式典に出席し、⾒るからに痩せた⾝体に⼼配の声があがっていたが、「平和宣⾔」のスピーチでは安倍⾸ 相を前にして「20年以上も前に合意した辺野古への移設が普天間⾶⾏場問題の唯⼀の解決策と⾔えるのでしょうか」「『辺野古に新基地を造らせない』と いう私の決意は県⺠とともにあり、これからもみじんも揺らぐことはありません」と⾔明。

 そして、7⽉27⽇には会⾒を開き、辺野古埋め⽴て承認を撤回する⼿続きに⼊ったことを発表。8⽉17⽇以降から環境に深刻な影響を与える⼟砂の投⼊ をおこなう⽅針である政府に対し、知事権限で抵抗に出たのだ。この会⾒のラジオ⾳声が護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前に流れると、新基地建 設に反対するために集まった市⺠たちから「翁⻑さんがんばれー!」の声があがったという。

 最後の最後まで「辺野古に新基地はつくらせない」という⺠意に基づいた公約を実現するべく、最前線で安倍政権と対峙し、闘いつづけてきた翁⻑知 事。だが、約3年9カ⽉にわたる知事在任期間は、折れない、⾔うことをきかない翁⻑知事に対し、安倍政権が陰湿ないじめ、報復を仕掛けつづけた歴史で もあった。

 それは、辺野古移設阻⽌を掲げて2014年11⽉の知事選で圧勝した直後からはじまった。それまで仲井眞弘多・前知事時代には増額してきた沖縄復興予 算を、知事が翁⻑⽒になった途端、政府は160億円も減額したのだ。

 さらに、2014年12⽉に知事就任の挨拶のため永⽥町を回った際には、菅義偉官房⻑官ら政権幹部は誰も会おうとせず、閣僚との会談は⼭⼝俊⼀沖縄北 ⽅相(当時)だけという仕打ちを受けた。年明けの1⽉6〜8⽇にも新年度の予算の要請などで上京したが、与党・⾃⺠党の会合への出席を拒まれ、関係閣 僚との会談も実現しなかった。とくに露⾻だったのが⻄川公也農⽔相(当時)で、翁⻑知事が特産のサトウキビの交付⾦に関連して⾯会を求めたが、⾯会 が認められたのは同席する予定だった農協幹部だけ。知事は県東京事務所で待機するしかなかったという。そして、前知事の仲井眞弘多⽒は毎回招かれて いた⾃⺠党本部での沖縄関連予算を議論する会議にも翁⻑知事は招かれなかった。当時、⾃⺠党沖縄県連幹部は「普天間問題で政策が異なる知事の要請を 受ける理由はない」と話している(朝⽇新聞2015年1⽉9⽇付)。

 結局、翁⻑知事が再三求めてきた⾯談がおこなわれたのは、就任から約4カ⽉も経ってからのこと。しかも安倍⾸相ではなく菅義偉官房⻑官が対応した。 このときのことを、翁⻑知事は著書『戦う⺠意』(KADOKAWA)でこう振り返っている。 〈移設反対を訴えて圧勝した沖縄県知事に会うことによって、「積極的平和主義」で集団安保体制の法制化を進めていた安倍総理の「強い政治家イメー ジ」に傷がつくことを恐れたのではないかと思います。

 つまり、私が折れるときを待つという持久戦略とともに、⾃⺠党政権の基地政策に国⺠が疑問を抱かないよう配慮したイメージ戦略ではないのか──も ちろん、これは私の推測なので、本当のところはわかりません〉 公安、内調を使った翁⻑知事へのデマ攻撃、そして沖縄ヘイト  嫌がらせで翁⻑知事が折れるのを待つ──。しかも、安倍官邸は内閣情報調査室や公安を使って翁⻑スキャンダルを必死で探させ、菅義偉官房⻑官はオ フレコの場で翁⻑知事のマイナス情報を喧伝。官邸は読売新聞や産経新聞、週刊誌などにデマ情報をリークして“翁⻑バッシング”を展開してきた。

 たとえば、2015年4⽉には「週刊⽂春」(⽂藝春秋)が「翁⻑知事を暴⾛させる中国・過激派・美⼈弁護⼠」と題した⼤特集をトップで掲載。あたかも 翁⻑知事が中国と過激派に操られているかのような陰謀論記事を書き⽴てた。記事は『ニュース⼥⼦』の沖縄ヘイト回にVTR出演してデマを垂れ流した“沖 縄のネトウヨ”⼿登根安則⽒の基地反対派批判コメントを紹介するという「保守速報」の記事かと⾒紛うばかりのシロモノで、無根拠なデマだらけだった が、この記事も公安・内調情報を官邸がリークしたとみられている(実際、記事には「公安関係者」のあやしげなコメントがいくつも登場する)。

 しかし、こうしたデマが真実のように広がり、ネット上では「翁⻑知事の娘は北京⼤学に留学しており、夫は中国共産党の幹部」などという根も葉もな いデマが拡散。このデマが広がったのは知事選の最中で、実際は、翁⻑⽒⾃⾝が語ったように翁⻑⽒の次⼥は埼⽟の⼩さな⼤学にいて、⻑⼥は沖縄県内で 働いていたが、いまだにこのデマはネトウヨによって流されつづけている。

 さらに、こうした翁⻑バッシングと同時に⼤きくなっていったのが、沖縄を貶める投稿だ。「基地がイヤなら、⾃由に基地の無いところに引っ越しても いいんですよ」「国防だぞオマエラの我儘にウンザリだ ⽇本全体を考えろ」「沖縄ってのは、ゆすりたかりの名⼈どころか、単なる乞⾷じゃねーか!」 ……こうした沖縄ヘイトがネット上では溢れるようになっていったのだ。 2018/8/9 翁⻑雄志知事は命を削り最後まで安倍政権の“沖縄いじめ”と闘い続けた! 安倍⾸相が翁⻑知事に⾒せた冷酷|LITERA/リテラ http://lite-ra.com/dev/print/?url=http://lite-ra.com/2018/08/post-4176.html 2/2 Copyright © Litera All Rights Reserved.  そして、こうした沖縄いじめが決定的となったのが、⾃⺠党の「⽂化芸術懇話会」問題だ。この会合では百⽥尚樹が「本当に沖縄の2つの新聞社はつぶさ なあかん」、⾃⺠党の⻑尾敬衆院議員が「(沖縄メディアは)左翼勢⼒に乗っ取られてしまっている」、⼤⻄英男衆院議員が「マスコミを懲らしめるには 広告料収⼊がなくなるのが⼀番だ」などと発⾔。沖縄メディアに対する⾔論弾圧を公⾔したのである。

 陰に陽に繰り広げられる、安倍政権の翁⻑・沖縄いじめ。なかでも苛烈を極めたのは、辺野古と⾼江だ。  辺野古での基地反対運動に対して、2015年11⽉には東京・警視庁の機動隊約150名を投⼊し反対する⼈々を強制排除したが、この裏には官邸の暗躍があ った。元警察エリート官僚である杉⽥和博官房副⻑官が、⼦飼いの警視庁トップ・⾼橋清孝警視総監に直接依頼して機動隊を投⼊したとみられているの だ。

 また、⽶軍北部訓練場のヘリパッド建設をめぐる反対運動でも政府は全国から⼤量の機動隊員を投⼊し、反対する市⺠らを強制的に排除。機動隊員が 「⼟⼈が」と差別発⾔が出た際も、鶴保庸介沖縄担当相は「私は(差別発⾔か)判断できるものではないと思っている」などと問題を認めなかった。 安倍⾸相が翁⻑知事と沖縄に⾒せたあまりに不誠実で冷酷な態度  辺野古や⾼江の反対運動に対する蛮⾏だけではない。⽶軍属の男による暴⾏殺⼈事件、相次ぐヘリの墜落や保育園・⼩学校での落下物事故……安倍政権 が沖縄をまったく顧みないなかで起こってきた⽶軍の問題に対し、翁⻑知事は強い態度で批判をおこなってきたが、安倍⾸相はそのたびに不誠実な態度を とってきた。

 現に、普天間の⼩学校に約8キロの窓枠が落下した事故が発⽣した後の昨年12⽉15⽇、翁⻑知事は官邸に出向いて⽶軍機の学校上空の⾶⾏停⽌を求めた が、対⾯したのは安倍⾸相ではなく菅官房⻑官。会談時間はたったの10分だった。しかもこの⽇の晩、安倍⾸相は⾏きつけの焼⾁店「⿓⽉園」で、松本⼈ 志や東野幸治、指原莉乃、古市憲寿といった『ワイドナショー』(フジテレビ)メンバーと和気藹々と会⾷をおこなったのだ。

 さらに象徴的なのが、2015年9⽉におこなわれた普天間基地の辺野古移設をめぐる沖縄県と政府の第5回集中協議だ。このとき、翁⻑知事は安倍⾸相に 直接、「総理の『⽇本を取り戻す』というなかに沖縄が⼊っているんですか」と尋ね、「戦後レジームからの脱却と⾔っているけれども、沖縄の現状を⾒ ると、戦後レジームの死守ではないか」と訴えたという。  しかし、翁⻑知事のこうした問いかけや訴えに対し、安倍⾸相はなんの反応もみせず、無視したというのである。

 翁⻑知事の意⾒を無視し、沖縄を切り捨てる政策で⺠意をズタズタにしてきた安倍⾸相と、その横暴な態度に毅然と抗議をおこなってきた翁⻑知事。翁 ⻑知事が誕⽣していなければ、沖縄はさらに奴隷的な扱いを受けながら、その問題がクローズアップされることもなかっただろう。翁⻑知事こそが、権⼒ の⾔いなりにならず、⺠の声を代表するという⺠主主義の“最後の砦”となってきたのだ。  翁⻑知事は2015年、国連⼈権理事会でおこなった演説でこう述べた。

「⾃国⺠の⾃由、平等、⼈権、⺠主主義、そういったものを守れない国が、どうして世界の国々とその価値観を共有できるのでしょうか。⽇本政府は、昨 年、沖縄で⾏われた全ての選挙で⽰された⺠意を⼀顧だにせず、美しい海を埋め⽴てて辺野古新基地建設作業を強⾏しようとしています。  私は、あらゆる⼿段を使って新基地建設を⽌める覚悟です」

 その翁⻑知事が逝ってしまった──。最後の最後まで辺野古の新基地建設撤回を求めてきた翁⻑知事を思うと無念さとやりきれなさで⼀杯になるが、こ の結果にもっともほくそ笑んでいるのが、安倍⾸相であることは間違いない。  今年の「平和宣⾔」のなかで翁⻑知事が述べた、「『辺野古に新基地を造らせない』という私の決意は県⺠とともにあり、これからもみじんも揺らぐこ とはありません」という強い⾔葉。この遺志を、わたしたちは翁⻑知事から引き継がなくてはいけない。最後に、前掲書から翁⻑知事のメッセージを紹介 しよう。

〈これまで沖縄の⼈たちは、⾔いたいことがあっても⾔葉をのみ込んできました。しかし、私だけは政治的に死んでも⾁体的に滅んでも、沖縄を代表して ⾔いたいことを⾔おうと思いました。(中略)  その意味で、いま私がなしている政治は私でなければできないという⾃負はあります。そして沖縄の⼼を⼀つにしたいという思いは私がいちばん抱いて いると信じています〉 (編集部)


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