志情(しなさき)の海へ

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オスプレイだけではない「騒音のオンパレード」⇒沖縄の空!4・28は屈辱の日!

2013-04-24 10:30:15 | 沖縄の過去・現在・未来

4・28の県民大会に向けて紙面の展開がすごいと思う!本腰をあげて戦後67年、復帰後41年目の現況に異議申し立てをする声が次第に大きくなっている。反動的な自民党沖縄選出国会議員の破廉恥な姿もまた紙面は炙り出している!沖縄を軍事植民地として固定化する方向性に手を貸すという5人の自民党議員を辞職させる運動がきっと立ち上がるだろう。公約違反が政治家の常套手段ではないはずだ。那覇市長のセンスはいい。地位協定に踏み込んだ発言ができる人である。「琉球民族独立総合研究学会」が5月15日に設立されるということも興味深い。若い有望な言語政策の研究者「親川志奈子さん」も準備委員のお一人である。27日に「4.28を前に琉球の主権回復を考える国際シンポジウム」が開催されるようだ。午後1時沖縄国際大学で。

しかし紙面で「天皇メッセージ」が目立つ。上里和美の「さよなら人類館」の中でも天皇メッセージがエコーしている。来年は舞台化できるだろうか?

少なくとも来年の12月には舞台化を目指したい。9月から準備しては遅いかな?どうしても博論を仕上げて、その後からの取り組になる。

自己決定権を高々と主張しよう!そうしない限り日米の軍事植民地のままである。中国や台湾、朝鮮半島の国々、フィリピン、グアムなどの太平洋諸島の島々や国々、アジア諸国、同じような世界のマイノリティーの地域、国々の民衆と連帯していく方向も目指したい。

ただ日本国家の内部の矛盾は沖縄に突出されるだけではない。国家と国民や民衆の関係、いわゆる大企業経営者と労働者の関係性、グローバル企業とグローバル労働者やネットワークはどうなっているのだろうか?日本そのものが地位協定の面で米国に隷属していることが明らかになった現在、その日本が米国と協定して沖縄に押し付けられる差別的施策を覆す闘いを沖縄は続けているわけだが、それは日本国内でやはり収奪され、大手メディアに目隠しされている大勢の民衆が存在するわけで広範囲の連帯が追究されなければならない。それは世界のOCCUPY運動とも連帯できるものであるはずだ。昨今のOCCUPYは沈静化しているが、深く浸透し続けているのかもしれない。NYのワシントンスクェアーで見たようにー。BOOKLETを彼らはもはや強制して売ることもなかった。個人の自由意思を最大限尊重していた。

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「戦争とその表象を考える会」は持続していこう!「ケルト&沖縄文化研究会」も発足させたいが、目の前の科研助成研究や論文が目いっぱいで厳しい。共通に関心をもっている仲間を一人一人増やさないといけないね。。「琉球民族独立総合研究学会」の中にそのような部会ができたらいいと思う。ケルト文化圏で学んでいる大学院生もいるのよね。

 ただし、わたしは多様性の可能性を信条とするので、琉球人だけの組織は面白そうだけど、そこには限界があると考えるゆえにその学会には入会しない。世界は多様に織り込まれた可能性に満ちていると考えている。地球市民である。ローカルなアイデンティティーも国家的アイデンティティーもアジア地域的アイデンティティーも持ちながら、やはり地球市民として生き死んで行くのだと考えている。これから自分がやることはもちろんもっともこの琉球弧に貢献したいと考えているが、そのローカルな地域の研究なり評論なり創造はローカルであってグローバル、地球的規模の普遍性をもっている(もちえる)と考えている。理想は常に追求したい。多様な個性の集まりの中で論議する空間、そこでことばとことばが練られていき、真実の結晶が生まれるのではないだろうか。


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