志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

≪シロと太郎は仲良し≫散文詩

2013-04-24 19:11:49 | 詩、詩集
 
変わらない足枷、きな臭い国境の島々、一夜にして変わることのない世界?!闇と光
                                   (わたしの好きな白鷺さんたちへのプレゼント、駐車場横のタンポポの花)    ≪シロとタ...
 

 ≪シロとタロウは仲良し≫ 

     むじゃきな顔が笑って
     ことばが走る

     シナ人と言い捨てる顔が
     日本男児の看板、それが
     21世紀の日本で

     テロを受けて尚、宗主国に
     尾っぽを振る国の男児の顔
     それに追随する島の顔もまた
     少年たちの戦争ごっこの
     ノスタルジアの域

     ああこんな可愛げのない大人子供が
     数多の人間たちの組長
    
     先が思いやられるわね
     と白猫がウィンクする朝

       そうだね、と仲良しの犬のタロウが
       ワン

       人間どもは愚かだワン!
       ニャオウ

       そうだニャオウ
       シロとタロウは仲良し
       いっしょに顔をなめ合う春

      見えない境界があちらこちらに張り巡らされ
      見えない、しかし言葉の檻に包まれる
      一つの惑星の 無数のシバリと格差が
      ぐるぐるこの星を取り巻いて
      窒息しないのが不思議

      見えない境界の見えるフェンス
      見えない境界の見える檻
      囚人服は監獄だけにあるのではない               

      ほらここそこに囚人服を着た者たちが
                  跋扈している

      意気揚々と笑うあの囚人たちの長が
      やはり見えない首輪をかけて
      見えない魔王の鎖に繋がれて
                  一声吠える
                  笑ってすまないのよね

      それを多くの似たような囚人服を着た群れが
      喝采するこのヒノモトと言われる国

                   やれやれ、
                   もういいや
      この囚人服はもう飽きちゃったから
      脱ぎ捨てて、まったく違う芭蕉布
      をまとって
                           
      それも囚人服ではないと
      誰にも言えないけれど

      好きな事をやって
       永遠の明日へ

      楽しいことを考え
      好きなことをやって
      心の赴くままに生きて見よう
      白鷺さんとワルツを踊って!

      そう空中で踊る白鷺さんと黒鷺さんの永遠のワルツ <script type="text/javascript"></script>

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永遠の明日誰にも言えない
 

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