来る１月１４日、沖縄県伝統芸能公演の一環として、ウチナー芝居「演」（代表・吉田妙子）が沖縄県伝統芸能公演実行委員会主催と共催で『親泊興照』の二つの歌劇「豊年」「報い川」を那覇市の「パレット市民劇場」で公演する！
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演目：「豊年」「報い川」親泊興照作、脚本・演出吉田妙子
日時：２０１１年１１月１４日、開場午後６：３０ｐｍ、開演７：００ｐｍ
場所：パレット市民劇場
チケット：前売り２５００円/当日３０００円
問い合わせ：０９８－８６６－２７６８（沖縄伝統芸能実行委員会事務局）
０９０－１９４８－８９２４(ウチナー芝居【演】）
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吉田妙子さんは沖縄芝居役者で沖縄県指定無形文化財・琉球歌劇保持者である。沖縄の戦前からの名優のお一人親泊興照氏の直弟子でもあり、那覇から名護に通って琉球舞踊の指導を受け、かつ昭和２７・８（１９５２・３）年頃から師と共に数々の舞台に立っている。因みに１９６０（昭和３５）年には、大阪で興照氏と「真玉橋の由来記」に出演している。
吉田さんと私のつきあいは平成２年に「嘉間良心中」（吉田スエ子作）の舞台をいっしょに公演して以来のおつきあいで、彼女の女優としてのすごさは舞台を一からいっしょに創り上げたゆえによく知っている。その後彼女は実の弟の名護宏英氏の戯曲「道」をジャンジャンで上演し、当初５人の出演者の戯曲を一人芝居にして（玉木一兵氏により）東京の３００人劇場でも上演した。さらに小説家・長堂英吉氏の「ランタナの花の咲く頃に」を一昨年他界したおつれあいの島正廣氏と上演した。常に新しい演劇を創造してやまない情熱の持ち主である。去年は病魔でなくなられた島さん、また交通事故でなくなられた名護さんの立て続けの弔いの後で彼らの志をバネに日本を代表する演出家のお一人、栗山民也が演出した反戦カメおばー物語「かじまやーカメおばあの生涯」の主人公として舞台に立った！
おそらく脚本を書いた下島三重子さんも演出家も知らない彼女の身体の中を通っていったもの、空っぽになった身体を突き抜けていたのは、車椅子に腰かける身体の弱った奥さんといっしょにいつも反戦平和の集会に顔を出していた名護宏英氏への「思い」である。去年だったか、もう一昨年になってしまたのだが、一緒に今帰仁まで遠出した時、彼女は「こう胸がわさわさしてたいへんさ」と空洞の痛みについてことばに出していた。その後北谷のニライセンターで舞台に立つ前も後も「反戦カメオバーをやりながら、宏英の事だけ思っていたさ」と話していた。（みなさんよくご存知だと思うが、目取真俊さんの作品『風音』の映画でも力強いオバー役で出演している！）
そんな吉田さんが元気になった。映画の出演が目白押しである。舞台だけではなく彼女はテレビ・映画女優として今沖縄在住の女優さんたちの中で一番輝いているのである。
最近は、阿部寛のお母さん役の「天国からのエール」の撮影を終えたばかりである。「天国からのエールだからね。思いだすさねー」と吉田さん！島正廣さんと名護宏英さんの作品の上演も胸に秘めておられる。
またこの舞台上映と同じ日には、１１月１４日にＨＮＫ・ハイビジョンで「沖縄ドライバーズノート」が放映される。とてもいい作品！吉田さんは主人公である。毎年好きな恋人に会いに沖縄（古里）にやってくる女性の役である。男と女はただ浜辺で会う！毎年一度！こんな恋もいいね！
また【琉神マブヤー】のレギュラー（オバー役）である。沖縄の文化コンテンツとして注目度が高いテレビドラマ！
また他にも吉田さんが出た映画は結構多い。「やぎの冒険」のオバー役でもある！ＮＨＫの朝連でも民宿のオバーの役で出た。その他、７０代の女優は美しいゆえにテレビなどの出演も続いている。
以上は吉田妙子さんの広報だが、この【報い川】の出演者の面々は琉球歌劇保持者のベテラン陣と若手の有望な役者が出演している。若い彼らについて次にご紹介したいと思う。作品についても作成したプログラムの一部をＵＰしたいと思う。吉田さんのためにプログラム作成を引き受けた。その他、沖縄芝居に関することは可能な限り積極的に応援したいと考えている。
なぜか？歓待芸能の組踊以上に、多くの一般大衆の視線に晒されてきた「沖縄芝居」こそが、ウチナーグチの命運と共に大衆のものであるゆえである！村々の組踊もいいね！芝居の中で変容した組踊なんですよね。芝居を侮ったらいけませんよネ！
≪写真はチラシの一面≫
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演目：「豊年」「報い川」親泊興照作、脚本・演出吉田妙子
日時：２０１１年１１月１４日、開場午後６：３０ｐｍ、開演７：００ｐｍ
場所：パレット市民劇場
チケット：前売り２５００円/当日３０００円
問い合わせ：０９８－８６６－２７６８（沖縄伝統芸能実行委員会事務局）
０９０－１９４８－８９２４(ウチナー芝居【演】）
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吉田妙子さんは沖縄芝居役者で沖縄県指定無形文化財・琉球歌劇保持者である。沖縄の戦前からの名優のお一人親泊興照氏の直弟子でもあり、那覇から名護に通って琉球舞踊の指導を受け、かつ昭和２７・８（１９５２・３）年頃から師と共に数々の舞台に立っている。因みに１９６０（昭和３５）年には、大阪で興照氏と「真玉橋の由来記」に出演している。
吉田さんと私のつきあいは平成２年に「嘉間良心中」（吉田スエ子作）の舞台をいっしょに公演して以来のおつきあいで、彼女の女優としてのすごさは舞台を一からいっしょに創り上げたゆえによく知っている。その後彼女は実の弟の名護宏英氏の戯曲「道」をジャンジャンで上演し、当初５人の出演者の戯曲を一人芝居にして（玉木一兵氏により）東京の３００人劇場でも上演した。さらに小説家・長堂英吉氏の「ランタナの花の咲く頃に」を一昨年他界したおつれあいの島正廣氏と上演した。常に新しい演劇を創造してやまない情熱の持ち主である。去年は病魔でなくなられた島さん、また交通事故でなくなられた名護さんの立て続けの弔いの後で彼らの志をバネに日本を代表する演出家のお一人、栗山民也が演出した反戦カメおばー物語「かじまやーカメおばあの生涯」の主人公として舞台に立った！
おそらく脚本を書いた下島三重子さんも演出家も知らない彼女の身体の中を通っていったもの、空っぽになった身体を突き抜けていたのは、車椅子に腰かける身体の弱った奥さんといっしょにいつも反戦平和の集会に顔を出していた名護宏英氏への「思い」である。去年だったか、もう一昨年になってしまたのだが、一緒に今帰仁まで遠出した時、彼女は「こう胸がわさわさしてたいへんさ」と空洞の痛みについてことばに出していた。その後北谷のニライセンターで舞台に立つ前も後も「反戦カメオバーをやりながら、宏英の事だけ思っていたさ」と話していた。（みなさんよくご存知だと思うが、目取真俊さんの作品『風音』の映画でも力強いオバー役で出演している！）
そんな吉田さんが元気になった。映画の出演が目白押しである。舞台だけではなく彼女はテレビ・映画女優として今沖縄在住の女優さんたちの中で一番輝いているのである。
最近は、阿部寛のお母さん役の「天国からのエール」の撮影を終えたばかりである。「天国からのエールだからね。思いだすさねー」と吉田さん！島正廣さんと名護宏英さんの作品の上演も胸に秘めておられる。
またこの舞台上映と同じ日には、１１月１４日にＨＮＫ・ハイビジョンで「沖縄ドライバーズノート」が放映される。とてもいい作品！吉田さんは主人公である。毎年好きな恋人に会いに沖縄（古里）にやってくる女性の役である。男と女はただ浜辺で会う！毎年一度！こんな恋もいいね！
また【琉神マブヤー】のレギュラー（オバー役）である。沖縄の文化コンテンツとして注目度が高いテレビドラマ！
また他にも吉田さんが出た映画は結構多い。「やぎの冒険」のオバー役でもある！ＮＨＫの朝連でも民宿のオバーの役で出た。その他、７０代の女優は美しいゆえにテレビなどの出演も続いている。
以上は吉田妙子さんの広報だが、この【報い川】の出演者の面々は琉球歌劇保持者のベテラン陣と若手の有望な役者が出演している。若い彼らについて次にご紹介したいと思う。作品についても作成したプログラムの一部をＵＰしたいと思う。吉田さんのためにプログラム作成を引き受けた。その他、沖縄芝居に関することは可能な限り積極的に応援したいと考えている。
なぜか？歓待芸能の組踊以上に、多くの一般大衆の視線に晒されてきた「沖縄芝居」こそが、ウチナーグチの命運と共に大衆のものであるゆえである！村々の組踊もいいね！芝居の中で変容した組踊なんですよね。芝居を侮ったらいけませんよネ！
≪写真はチラシの一面≫
