スペインのパッションがやってくるのですね!実はフラメンコは日本でかなり人気があるのだと、台湾で演劇活動をしているアメリカ人のキャサリンが去年3月フィリピン大で開催された演劇学会で発表していました。アジアの演劇活動の動向に詳しい彼女です。ちょっと知らなかったのでびっくりでした。
社会が着物のように内に自らを呪縛するような歴史を持っているからこそ、その反動で熱情の塊の爆発に見えるフラメンコがひそかなブームでしょうか?ギターのメロディーも心を掻き立てます。
他に興味を持ったのは「擬娩」です。京都で活動する演劇集団「したため」の公演です。12月6日~9日です。
美術の林葵衣さんはキャッチコピーで「自分のものではないようにもどかしく思う見えない身体のふるまいと対話し、目に見える形を与え、提示している」とあります。身体と意識のズレの可視化がコンセプトです!
演出の和田ながらさんは「日常的な視力では見逃してしまう膨大な細部を言葉と身体で接写する」と紹介されています。