縁故資本主義が日本の現政権だとの批評があります。沖縄伝統芸能界はどうでしょう?歌劇保存会は今後も少ない助成金で伝承者の養成が続いていくのですね。30代が保持者で40代、50代以上の伝承者を指導していくことになりそうですが、伝承者の方々は今回の結果に甘んじて事務局に委ねるのですね。何より事務局の力強い方針が知りたいものです。
歌唱に優れた舞踊家の先生方や組踊伝承者をすでに巻き込んでいるのですが、組織の強化がどうなされていくのか、気になります。
歌劇保存会は解体して「沖縄芝居保存会」が設立される方向性が好ましいと考えています。歌劇に特化できない沖縄芝居です。歌唱力の弱い方々もまた琉球歌劇保持者に認定されています。つまり沖縄芝居の経験値で判断されているのです。歌えない保持者の皆さんが台詞劇だと活き活きしたりも~。県当局の姿勢が曖昧ですね。歌えない保持者、立役としての存在感です。かなりテコ入れしないと保存継承は危うくなります。「沖縄芝居研究会」が従来の方向性で進むことになるのでしょうか?プロデュース公演で、優れた技芸のメンバーを集めて公演を続けていきます。継続は力なり。そこから未来が微笑む可能性はあるのかも~。