志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

「ラッキイ・カム・ワハイ」大いに笑ってペーソスがじわりとやってきた!

2010-12-13 04:49:17 | グローカルな文化現象
大いに笑った。ハワイに移民した沖縄人の戦時中の物語である。真珠湾攻撃が起こった時、ハワイの島々に住むウチナーンチュはどう生きたのか?ジョン城田さんのヒューモアあふれるセンスで捉えた原作の英語台本を多言語がエコーする劇台本に翻訳した山里勝己さんのセンスがあった。演出家・幸喜良秀さんのパッションがあった!若い演劇人・舞踊家の勢いもあった!

芸術振興!現代のウチナーグチの芝居は領域が広い。新作ではなく古典だけやれではだめですよね。新作への抵抗が行政側からあると聞くが、これは問題ですよね。大勢の観客は喜んで見ていた。マスコミもバックアップしているのはなぜか?「しまくとくば」の復活と共に沖縄芸能に秘められたエスニック・アイデンティティーの価値が再評価されている点もある!そしてウチナーグチである!芸能はこの琉球・沖縄の民人が生きる糧にしてきた貴重な財産に他ならない。それこそが今はやりのコンテンツそのもののコアだ!

「ラッキィ・カム・ハワイ」については急いで【しなさき(志情)ブログ】の方に書いた。もう少し現在の沖縄芸能や演劇の復興と危機的状況について論じてみたいと考えている。

作品についても論じたいと思う。今夜あたりにでも?!沖縄芝居については現在沖縄芝居先達の顕彰碑を建てる期成会も出立した。来春は若い沖縄芝居の役者と共に、なぜ今沖縄芝居か、シンポジウムをやりたいと考えている。それも3回ほど!






<写真は「ラッキィ・カム・ハワイ」の舞台スタッフ!彼らの力も大きい!>

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