詩人以倉紘平氏が推薦する「山の人生」柳田國男の冒頭はゾッとする。「遊行女婦のこと」は参照になる!以倉紘平さんの『地球の水辺」は以前読んだことがある。人の痛みを悲(哀)しみを掬い取る詩人だということに胸打たれた覚えがある。その氏が推奨した事実を淡々と書いたのが「山の人生」だとい...
他者の痛みを抒情的に引き込む詩集を書いている詩人は淡麗な方だった。物に襲われた家は足の踏み場もないありさまで、客人を呼べる術がない。二階の書斎ならまだいいかもしれないが、家の掃除婦でもないわたしは、夏休みにはどうにかしないといけないのだろうが、厳しい。物を処分することのエネルギーが必要だ。