(つぶやき)1
そろそろ舞台をたくさん見たくなりましたが、時代を打つ面白くて心(意識)を覚醒させるような舞台が見たいね!不条理やシュールな舞台も沖縄からはそれほど誕生しないですね。「現実が重いからね」と演出家の幸喜良秀さんは話していましたが、『オムツ党、走る』の舞台は鄭義信さんの演出でとても面白かった。沖縄のお笑い系の役者で固めて、おばぁラッパーズのライブも良かった。主人公の絹子さんが、どうもウチナー離れしていて、ミスキャストに見えたけど、「舞台の面白さ」は上出来だったね。黒テントばりの歌舞が生かされていたようなー。絹子をウチナー女優がやったらどうなのだろう?すこし舞台の色合いが変わるかもしれないね。現在の虚実を打つ面白い舞台、はどこにあるのだろか?『タンメーたちの春』は是非見たいがー。
伊波雅子さんが講談社から出版された拡張版『オムツ党、走る』を送ってくださった。ぱらぱらめくると面白そうなので、さっと読みたい。物語を戯曲を書きたくなりますね。そそられる初夏!されど学生が出した課題に今から評価いれたり中間試験を作成したりとやることが多い。参考文献や女性芸能者の年譜も手を入れないといけないが、取り組めない。やれやれ!
(つぶやき)2
The Magnificent Century もほとんど見る余裕がない。一つのエピソードで90分は長いね。見たい。見れない。このソープオペラの中のハーレムでは女性たちは学習をしている。歌を歌ったり、踊ったり、トルコ語を覚えたり読んだり、それと風呂の光景が面白い。お湯の中に入らない。お湯はかけるものである。頭からかけている。それから女性たちは目に晒される存在ではない。秘匿されるところがポイントである。耳目に晒されない女性たちの存在。耳目に晒すことはつまりXXの欲望に晒すことになるゆえにー。纏足にしても女性を縛るための身体の加工だった。
ネットで『貧困』を打ち込むと沖縄の中学生の女の子たちが松山あたりのピンクサロンで『売春』のドキュメントが出てきた。貧困と少女たちの性、シングルのお母さんたちの格闘が綴られていたりする。沖縄の表と裏の虚実と美醜がまたこれでもかと言葉になっている。表の華やかさと裏の植民地構造?否、表も裏も変わらない植民地構造が貫かれているこの島なのだね。しかし沖縄の女たちのの現況は大阪でも東京でも福岡でも繰り返されている遠い、新しい習俗のあらわれ、取材の女性は関東から沖縄に逃げてきたというが、沖縄が好きなようだ。
6月19日は喪服でのメールがやってきた。同じ時間にトークイベントと「某提示会」の最終日の案内(?)もきた。どうしょう。