(黒木に実がついています!)
国際危機言語学会で字幕について発表する予定です。御意見を寄せてくだされば感謝一杯です。
字幕があるので、中身がよくわかって助かるの声が聞こえますし、一方で字幕と舞台の両方で焦点がさだまらないので、中身のほんとうの理解につながらないの声もあります。オリジナル言語のテキストの字幕がいいとおっしゃるおもろの継承者もおられます。高江洲先生などは、ご自分の新作組踊に日本語字幕と英語字幕を付けました。
問題は字幕によって伝統芸能の理解が深まり、オリジナルの言語の復活・復興ができるか、だと思います。多様な意見があるかと思いますが、多言語社会になっていきます。海外で上演する時は英語字幕が普通になるのかもしれません。また耳の不自由なみなさんにとっても字幕は必要です。イギリスなどではその試みがなされつつあります。映像ではすでに先んじていますし、どの映像媒体もTEDも英語テキストがついています。音の文字化が普通になっています。
すると、ウチナーグチ舞台の文字化も普通になっていくでしょうか?フランス・ドイツ・イタリアオペラは言語の意味はわからなくても、声の美とあらすじだけで魂がとろけてしまうこともあります。字幕のない本物の舞台を観客にぶっつける公演も大事かと思いますが、あなたはどう考えますか?
お考えをお寄せください!よろしくお願いします!