杉田水脈議員発言について、そしてフラワーデモが発起人となった13万6000通(当時)の署名を自民党が受け取り拒否したことについて質問がなされました。←報告のメールです。フラワーデモ一度も参加したことがないのですが、沈黙と諦めを強いられていた女性たちは多いに違いありません。
ネットで署名をしました。この間の出来事がメールで送られてきます。女性の水脈さんが、女性は嘘をつくと同じ女性をすぼめる発言をしていたことが大きな問題になっています。有史以前から現在に至る人類の属性が、ジェンダーの属性としても同じ痕跡が貫かれているのでしょうか。変容していく価値観はジェンダーの公平さを追求(追究)する進行形です。
ところで、漫画・アニメの「鬼滅の刃」の魅力は1.優しい主人公(人格者)で2.鬼になった妹は兄に守られつつ闘う強い女性、3.敵も味方も描かれる家族愛だと人気のあるYoutuberが話していました。このようなフラワーデモにも理解できる男性が多くなると、この社会は『鬼滅の刃』の主人公炭治郎のような優しく強い男性が増えていくだろうと期待したいものです。女性の不幸は男性たちの不幸のはずです。家族の絶対性は関係の絶対性、どれだけより良い、柔らかい関係性の糸【綾】を結ぶことができるか、生きている間試されているようです。
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署名は受取拒否。しかし抗議の声は可視化され、フラワーデモは続きます
フラワー デモ
日本・Shibuya-ku
2020年11月5日 —
ようやく始まった国会の代表質問では立憲民主党と共産党から、杉田水脈議員発言について、そしてフラワーデモが発起人となった13万6000通(当時)の署名を自民党が受け取り拒否したことについて質問がなされました。
それに対して菅総理からは、署名については「国会議員の出処進退は自ら判断するもの」とのことですが、性犯罪・性暴力については「決して許されるものではなく、実態を踏まえつつ適切に対処していく」との答弁がありました。
一方で、自民党本部に宅配便で送っていた署名は、11/2付で「受取辞退の為」として返送されてきました。
また、同党野田聖子議員には性暴力被害の「実態」を知っていただくため、面談ではなくフラワーデモへの参加をお願いしていましたが、10/30付メールで「デモへのお伺いは致しません」との返信があったため、フラワーデモからは以下のようなメールを改めて送りました。
以下全文です。
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野田聖子議員
先日来、杉田水脈議員の辞職、発言の謝罪・撤廃を求める署名の受け取りでやりとりをさせていただいておりましたフラワーデモの呼びかけ人の北原みのりと申します。13万8千筆の声があるという事実を受け止めていただきたい思いでおりましたが、署名を受けとっていただけず残念に思います。
野田議員にフラワーデモに足を運んでいただきたいのは、性暴力に抗議する47都道府県にまでひろまったデモの現場で、何が語られているか、なぜ杉田水脈議員の発言にこれほどまでの悔しさを多くの人々が味わったかを、ぜひ聞いていただきたかったからです。当事者の声こそ、性暴力被害者救済のために実効性のある政策の取り組みに向けて必要なものなのではないでしょうか。
性被害者はこれまで語れない、と言われてきました。それは杉田議員が自民党内の会議で語ったように「女性は嘘をつく」といった社会の偏見や性差別的視線に、「どうせ語っても信じてもらえない」と沈黙と諦めを強いられていたからです。語れないのではなく、社会の側に聞く力がなかったことが、性暴力問題が語られず、被害が矮小化され、被害者の尊厳を軽視した政治、法律、社会を持続させてしまってきた最大の理由です。
中長期の性被害者が抱える困難、障害者に向ける性暴力など、今の性暴力被害者支援の枠組みでは不十分なものがフラワーデモの現場でも次々に語られています。そのような声を文字通り命を削りながらあげ続けることで、フラワーデモでは性暴力に対する世論を喚起し続けてきました。
衆議院議員会館で野田議員の部屋でお話することも考えましたが、杉田議員の発言で精神的に強いダメージを受け、体調を崩している被害者は少なくありません。被害者が自らの人生を削るように運動することにも限界があります。被害者にこれ以上の抗議や行動を促すのではなく、どうか議員自ら被害者の場に足を運んでいただくよう改めてお願い申し上げます。政治で救うべき本当に痛み苦しんでいる人の声を、ぜひデモの現場で聞いていただくことこそ、署名を受けとっていただけなかった今、私たちが野田議員に望んでいることです。
フラワーデモはどの政党と組むこともなく、団体の動員もせず、女性たちのつながりで広がってきた運動です。当日は野田議員にスピーチなどを求めるものではありません。現場の声を聞いていただきたい一心です。お返事お待ちしております。
フラワーデモ 北原みのり
*************
私たちはこれまでと変わらず、今月11日に全国でフラワーデモを行います。
フラワーデモ | FlowerDemo フラワーデモ
フラワーデモ | FlowerDemo フラワーデモ
In March this year, 4 sexual assault cases (including 2 incest cases) ended with not-guilty verdicts. In order to protest these gross…
https://www.flowerdemo.org
ネットで署名をしました。この間の出来事がメールで送られてきます。女性の水脈さんが、女性は嘘をつくと同じ女性をすぼめる発言をしていたことが大きな問題になっています。有史以前から現在に至る人類の属性が、ジェンダーの属性としても同じ痕跡が貫かれているのでしょうか。変容していく価値観はジェンダーの公平さを追求(追究)する進行形です。
ところで、漫画・アニメの「鬼滅の刃」の魅力は1.優しい主人公(人格者)で2.鬼になった妹は兄に守られつつ闘う強い女性、3.敵も味方も描かれる家族愛だと人気のあるYoutuberが話していました。このようなフラワーデモにも理解できる男性が多くなると、この社会は『鬼滅の刃』の主人公炭治郎のような優しく強い男性が増えていくだろうと期待したいものです。女性の不幸は男性たちの不幸のはずです。家族の絶対性は関係の絶対性、どれだけより良い、柔らかい関係性の糸【綾】を結ぶことができるか、生きている間試されているようです。
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署名は受取拒否。しかし抗議の声は可視化され、フラワーデモは続きます
フラワー デモ
日本・Shibuya-ku
2020年11月5日 —
ようやく始まった国会の代表質問では立憲民主党と共産党から、杉田水脈議員発言について、そしてフラワーデモが発起人となった13万6000通(当時)の署名を自民党が受け取り拒否したことについて質問がなされました。
それに対して菅総理からは、署名については「国会議員の出処進退は自ら判断するもの」とのことですが、性犯罪・性暴力については「決して許されるものではなく、実態を踏まえつつ適切に対処していく」との答弁がありました。
一方で、自民党本部に宅配便で送っていた署名は、11/2付で「受取辞退の為」として返送されてきました。
また、同党野田聖子議員には性暴力被害の「実態」を知っていただくため、面談ではなくフラワーデモへの参加をお願いしていましたが、10/30付メールで「デモへのお伺いは致しません」との返信があったため、フラワーデモからは以下のようなメールを改めて送りました。
以下全文です。
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野田聖子議員
先日来、杉田水脈議員の辞職、発言の謝罪・撤廃を求める署名の受け取りでやりとりをさせていただいておりましたフラワーデモの呼びかけ人の北原みのりと申します。13万8千筆の声があるという事実を受け止めていただきたい思いでおりましたが、署名を受けとっていただけず残念に思います。
野田議員にフラワーデモに足を運んでいただきたいのは、性暴力に抗議する47都道府県にまでひろまったデモの現場で、何が語られているか、なぜ杉田水脈議員の発言にこれほどまでの悔しさを多くの人々が味わったかを、ぜひ聞いていただきたかったからです。当事者の声こそ、性暴力被害者救済のために実効性のある政策の取り組みに向けて必要なものなのではないでしょうか。
性被害者はこれまで語れない、と言われてきました。それは杉田議員が自民党内の会議で語ったように「女性は嘘をつく」といった社会の偏見や性差別的視線に、「どうせ語っても信じてもらえない」と沈黙と諦めを強いられていたからです。語れないのではなく、社会の側に聞く力がなかったことが、性暴力問題が語られず、被害が矮小化され、被害者の尊厳を軽視した政治、法律、社会を持続させてしまってきた最大の理由です。
中長期の性被害者が抱える困難、障害者に向ける性暴力など、今の性暴力被害者支援の枠組みでは不十分なものがフラワーデモの現場でも次々に語られています。そのような声を文字通り命を削りながらあげ続けることで、フラワーデモでは性暴力に対する世論を喚起し続けてきました。
衆議院議員会館で野田議員の部屋でお話することも考えましたが、杉田議員の発言で精神的に強いダメージを受け、体調を崩している被害者は少なくありません。被害者が自らの人生を削るように運動することにも限界があります。被害者にこれ以上の抗議や行動を促すのではなく、どうか議員自ら被害者の場に足を運んでいただくよう改めてお願い申し上げます。政治で救うべき本当に痛み苦しんでいる人の声を、ぜひデモの現場で聞いていただくことこそ、署名を受けとっていただけなかった今、私たちが野田議員に望んでいることです。
フラワーデモはどの政党と組むこともなく、団体の動員もせず、女性たちのつながりで広がってきた運動です。当日は野田議員にスピーチなどを求めるものではありません。現場の声を聞いていただきたい一心です。お返事お待ちしております。
フラワーデモ 北原みのり
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私たちはこれまでと変わらず、今月11日に全国でフラワーデモを行います。
フラワーデモ | FlowerDemo フラワーデモ
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In March this year, 4 sexual assault cases (including 2 incest cases) ended with not-guilty verdicts. In order to protest these gross…
https://www.flowerdemo.org