家の前は火の海。
火事だーーー!?
とは、誰も叫びません。
昨日は家周辺の農家さんの一斉野焼きの日でした。
まあ、しかし、家の前でこんなに大胆な野焼きは初めてです。
普通は畦道部分だけ燃やすのが普通です。
田んぼの中には多分沢山のカエルたちが土の中に居るはずで、さぞ暖かくなって春と思って目を覚ましたカエル君もいたのではないですかね。
うっかり顔でも出したら焼ガエルになってしまうかも。
住宅に影響が無い風向きだったので、踏み切ったのかも知れません。
こんなに全面真っ黒になった景色はここへ越して30年、初めて見ました。
さて、私ものんびり眺めてる暇はないんです。
この貴重な草木を公認で燃やせるこの日のために、12月から乾燥させて準備しておきました。
ここに山積みにして置いたのですが、あっという間に燃えて無くなりました。
燃え盛っている時には目を離せませんから写真は撮れません。
2ブロックに分けておいて、風下のブロックに火を放ってから火加減を見ながらもう一方のブロックの草木を徐々に入れて燃やして行きます。
一度に大量に燃すと火の粉が舞って危険です。
一時間もせずに全て灰となりました。
至る所で火の手が上がるので、無風の日ですと周囲に煙が停滞して視界も悪くなって曇りの天気の如く暗くなったり、風が強すぎると予期せぬ場所に引火する可能性があります。
実際、前日には隣の地域で野焼きでの野火火災がありました。
昨日は北東の風が多少吹く程度の絶好の野焼き日和でした。
これで、きれいになった所にまた綺麗な花が咲いてくれます。