ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・
実験中

宗教について(文通3の前にちょっと・・)

2005-05-15 02:11:53 | どうでもいい話
「四日間の奇跡」・・・

本屋に、絶賛コメントつきで山積みされてた・・

買ってしまった・・

金返せ!!!うぉら!!!




小学生のときの話・・
同じ団地に道子ちゃんって同級生がいたのね。

その子は、毎週日曜日に、「日曜学校」へ通ってたの

日曜学校って言っても千里ニュータウンのような新興団地に
教会なんかありませんわな。

近所の郵便局の2階の集会所に牧師らしきやつが来て
やってました。

おれなんか、小さいときからノンポリで育てられて
宗教のしゅの字も知りませんでした。



ある日曜の朝、遊んでいたら、道子ちゃんとばったり出会ったのね

すると、珍しく道子ちゃんが声をかけてくれるのね。

「猫ちゃん、日曜学校行かない?」

「はあ~?なにそれ。日曜まで学校行くの?」


まるで馬鹿の子・・


「日曜学校ってね、牧師さんがよいお話してくれるのよ
それでね、お菓子もくれるの」


なかなか、この子私の気の引き方を心得てるジャン
だから、女って怖いんだよね。


「お菓子もらえるの・・」


「いっしょにいく?」


「いく、いく」


餌に釣られた、わたしゃ、のこのこついていきましたよ。



なんか、変な雰囲気。
学校の教室のようなところに、20人くらい
の小学生が座っています。



すると、おっさんが牧師のかっこをして出てきました。

では、賛美歌を歌いましょう
じゃ、賛美歌○○番・・


とか言ってるの。



俺を除くみんなが声を合わせて賛美歌を歌っています。

道子ちゃんが、賛美歌の本を見せてくれますが、
わけのわかんない言葉ばっかりです。・・


そして、牧師がなにやら、話を始めました。
いい話をしてるのでしょうか?


馬鹿な猫にはわかりません。
そのころには、菓子に釣られてこんな場所に顔を出したことを
心底後悔しておりました。
こんなことなら、ビー玉で遊んでるほうがよかった・・・


ようやく、話も終わりました。


これで、開放される・・
お菓子もらって開放だ!


って喜んでたんです。


すると、なにやら牧師が前から箱を持ってきて
なんか言ってます。
そしてみんなのところを回りはじめました。


どうも、募金を集めてるようです。
みんな、いくばくかの金を入れています。

牧師はにこにこしながら回ってきます。



げっ!おれ、金なんか持ってないよ。



小学生が金なんか持ってるわけないじゃん。
急に誘われたのに・・


おれは、びくびくしてました。
どうしよう、お金持ってないっていったら
怒られるんだろうか・・


金も持たずに、日曜学校くるか?

菓子、ただでもらえると思ってるのか?



ひえ~・・・



きましたよ、
道子ちゃんのところへ来ました。


道子ちゃんは、百円玉を入れてます。


そして、牧師は俺のほうへも箱を
差し出しました。



俺は、
「お金持ってくるのわすれました・・・」

って上ずって言いましたよ。


そのときの牧師の顔を一生忘れません。

今までにこやかにしてた、顔が一瞬にして曇り

なんですかこいつは・・って言うような顔をしたんですわ。

すると、道子ちゃんが

「すみません、この人は始めて私が連れてきたから・・」って

言って、俺の分っていって、100円また入れてくれました。

すると牧師は、漸くにこりとして回っていきました。



幼心に、あの変わりようにはびっくりしました。
たかが100円のことなのに・・・



お菓子・・


お菓子って、さいごに飴、くれましたよ・・・
高い飴だぜ・・




俺は二度と行かなかったね。
二度と行くもんか!



幼心が痛く傷ついたな。

金のないのはこんなに心細いことなのか・・



今、金に汚いのはこれがトラウマになってるのかも知れない・・

泣けるぜ・・



それから、本と、宗教が嫌いになりました。
たかが、100円であんな顔しやがって



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文通2

2005-05-15 01:22:52 | どうでもいい話
阪神、弱いものいじめはよくないぞ・・

まあ、昔から強きを助け弱気をくじく球団だからな・・




さあ、いよいよ当日
出かけようとした猫に、今まであまり話もしたことの
なかった親父が珍しく声をかけてきたんだ。



「今日は、物入りだろ」



どこからか、今日のことを聞いてきたみたい。
貧乏な猫家には珍しく10000円くれたぜ。

びっくり。でもありがたかったな。
親父サンキュウ。


だって、九州から出てきた子をせめてファミレスくらい
連れて行きたいジャン。


さあ、どこへ行くのか


事前に電話で聞いたら

「大阪城でもみますか」

「大阪城ね~・・・」

「いまいちですな・・じゃ京都でもいきますか」

「京都は前の日にいく」

「じゃあ奈良は?」

「その前の日に行く」

「じゃあ神戸は?」

「その前の前の日に行く」

ではどこへ行くか・・・

悩んだな。


でも、あんまり遠くにはいけないし
千里の近くで遊ぶとこ・・・


そうだ、万博公園にでもいくか
あそこなら、エキスポランド(遊園地)もあるし

決定!


ということで、行き先もきまり、待ち合わせ場所へ向かいました。

男3人待ち合わせ場所に到着。

陽子ちゃんはまだ来ていないようです。


そこには、ドラえもんのような森三中の村上と
幽霊のような色の白い女の子の2人組がいるだけです。





遅いな~陽子ちゃん。早く来ないかな・・
3人は盛り上がってました。



ちょっとまった~!

なんか視線が気になります。
どうも、森三中、村上がこちらを凝視してます。




はあ?

も、も、ももしかして・・・




「こんにちは、ひょっとして、猫さん?」




が~ん・・・




あ、あんた・・・写真と違いすぎ・・・
あんたが陽子ちゃんか・・・

写真をもらってから、あんたに何があったんだ・・・



でも俺も、似たようなことやったからな・・

「写真と違うから、猫さんってわかんなかったよ」


はあ・・申し訳ありません。
私が悪うございました。


2人のやつらも、急にテンションダウン・・・
なんか、俺に対する視線が冷たい・・


お前ら失礼だって

じ、じゃ、いこうか・・



5人は万博公園に向かいましたよ。


万博公園に着くと、

連れたちは、自然公園の方へ向かいます





自然公園(入場料200円)

エキスポランド(入場料800円プラス乗り物代)


やつらは、無駄なお金を使いたくなかったようです。

無言で自然公園へ向かいます。


「お、おい・・エキス・・」
言いかける俺のことは完全無視
どんどこ自然公園へ向かいます・・やつら・・

鬼です。

おれは、泣きそうだよ・・




続く


面白かったらクリックお願い

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする