魚住りえ、離婚!ですと!
チャンス到来!!!!
んな訳無いわな・・・・・
レスラーと相撲取りを乗せた定員オーバーのトラックは
目的地に到着です。
見てみると団地です。5階建て。エレベーターなし。
現場は4階らしいです。
この時点で気分的に死んでます。
「お邪魔します。S引越しセンターです」
って伺います。
「は~い」
って出てきましたね。
旦那、パジャマ姿で・・・
嫌な予感がして中をうかがいます・・
全然用意してない!!!!
こいつら、引越しを舐めてるのか!
普通用意くらいするだろ。
何のために前もってダンボール渡してるのかわかってるのか?
まあ百歩譲って、普段使うもの食器とかは
仕方ないな。当日で・・
しか~し
本棚の本とか、衣類とかは事前に用意しておけよ。
それが引越し人の最低限のマナーだぜ。
と、過去6回の引越し経験を有する猫の心の叫び。
レスラー1号が家の中を点検します。
「ちっ!ちっとも用意してね~な!」
レスラー1号、こいつがこのチームのチーフです。
チーフも怒っています。
だって、冷蔵庫の中にはまだいろんなものが入ったまま。
炊飯器にはご飯が、ほっかほっか亭状態です。
馬鹿ですか?こいつら、馬鹿ですか?
引越し前には、冷蔵庫を空けて、電源抜いておかないと
霜が溶け出して、水浸しになるじゃないですか。
そんなことも知らんのか~このばか者!と現在の猫の心の叫び。
ぶつぶつ言っててもしかたありません。
片づけから始めます。
どうも、この家の主、学校の先生らしく
やたら、本が多いのね。
あんた、本てすっごく重いのよ・・
小さめのダンボールに本を詰め込んでいくんですが、
なんとまあ、30箱以上の量です。
1箱10kgとしても300kgですか?計算あってますか?
それを、4階からトラックまで運ぶんですが
あんた、10kgの荷物もって階段下りて、また上って
ってなんちゅう重労働・・
本が終わると、家財道具。
電化製品、たんす、小物、衣類、布団、
あんた、貧乏人の布団ほど重いもの無いです。
それは、叶姉妹のようにセレブなお方の布団は
絹のような手触り。羽毛布団のかろやかさ・・
でしょうが、貧乏人の布団は、汗すって思いの何の。
中の綿かくずか知りませんが、汗すうとほんと重いんですよ。
敷布団なんか、学校の体育館のマットかって言うくらい重いです。
あれ敷き布団なんか20kgくらいあるんじゃね?
布団なんか、階段の上から落としたくなりますわ。
ダンボールの数なんか優に100は超えてます。
挙句に昔のたんすは大きい。重いし。団地の階段は狭いし。
究極のデカぶつは、ピアノ・・・
お前、団地暮らしのくせにピアノなんか買ってるんじゃね!
近所迷惑もはなはだしいぞ。
今だったら、ピアノのような精密機械は
専門の業者が、専門の機械使ってそれだけ異動させるんでしょうけど
その頃は、もう一緒にどっかり運んでました。
このピアノがあったから、プロレスラー1号2号と相撲取りのチームが
選ばれたんでしょう。
いまさらながら納得です。
なんで、虚弱な猫がこのメンバーに入ってしまったのか?
とほほです。
しかし、こんなピアノなんかどうするの?
今みたいにエレベーターみたいな機械もないし、
みんなで担ぎ上げるのかな?
4人で担ぐとしたら、4分の1は私が担うのか?
まあ、300kgあるとして、4分の1は75kgか?
計算合ってます?
はははっはははっははっははは
むりです。
さあどうするのか
プロレスラー1号と相撲取りが「もっこ」を出してきました。
厚手のデニムの生地を何重にも重ねて縫い合わせた大きな
風呂敷のようなものです。
両端に肩に担げるように太いベルトが縫いこまれてます。
この生地の上にピアノをのせ、肩で担ぎあげるようです。
「せーの」って
掛け声もろとも、2人でピアノを持ち上げます。
さすが、相撲取りと、プロレスラーです。
奴らは、それを4階からトラックまで運びきりました。
たいしたもんです。
ちょっと感動。
感動してる場合じゃないって。
100個以上のダンボールを、上から下まで。
たんすや、冷蔵庫、テレビ、など上から下まで。
あんた、ほんと何も持たずに階段上下するだけで
しんどいのに・・・
ほんと死ぬかと思いました。
漸く積み込んで、今度は荷物を新居に入れなければなりません。
トラックに積み込んだピアノに、なにやらプロレスラー1号が
ごそごそしてます。
何してるのかな~
覗き込むと、プロレスラー1号は、ピアノを運ぶとき
どうも階段のどこかでこすった様子。
ピアノの剥げたところにマジックで黒色を塗ってました。
これくらい、当たり前です。
ケチって専門業者を呼ばなかった、お前が悪い!
って・・・・・そのときはマジで思ってたよ。
今なら、クレームの嵐でしょうな・・・
最終回へ続く
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チャンス到来!!!!
んな訳無いわな・・・・・
レスラーと相撲取りを乗せた定員オーバーのトラックは
目的地に到着です。
見てみると団地です。5階建て。エレベーターなし。
現場は4階らしいです。
この時点で気分的に死んでます。
「お邪魔します。S引越しセンターです」
って伺います。
「は~い」
って出てきましたね。
旦那、パジャマ姿で・・・
嫌な予感がして中をうかがいます・・
全然用意してない!!!!
こいつら、引越しを舐めてるのか!
普通用意くらいするだろ。
何のために前もってダンボール渡してるのかわかってるのか?
まあ百歩譲って、普段使うもの食器とかは
仕方ないな。当日で・・
しか~し
本棚の本とか、衣類とかは事前に用意しておけよ。
それが引越し人の最低限のマナーだぜ。
と、過去6回の引越し経験を有する猫の心の叫び。
レスラー1号が家の中を点検します。
「ちっ!ちっとも用意してね~な!」
レスラー1号、こいつがこのチームのチーフです。
チーフも怒っています。
だって、冷蔵庫の中にはまだいろんなものが入ったまま。
炊飯器にはご飯が、ほっかほっか亭状態です。
馬鹿ですか?こいつら、馬鹿ですか?
引越し前には、冷蔵庫を空けて、電源抜いておかないと
霜が溶け出して、水浸しになるじゃないですか。
そんなことも知らんのか~このばか者!と現在の猫の心の叫び。
ぶつぶつ言っててもしかたありません。
片づけから始めます。
どうも、この家の主、学校の先生らしく
やたら、本が多いのね。
あんた、本てすっごく重いのよ・・
小さめのダンボールに本を詰め込んでいくんですが、
なんとまあ、30箱以上の量です。
1箱10kgとしても300kgですか?計算あってますか?
それを、4階からトラックまで運ぶんですが
あんた、10kgの荷物もって階段下りて、また上って
ってなんちゅう重労働・・
本が終わると、家財道具。
電化製品、たんす、小物、衣類、布団、
あんた、貧乏人の布団ほど重いもの無いです。
それは、叶姉妹のようにセレブなお方の布団は
絹のような手触り。羽毛布団のかろやかさ・・
でしょうが、貧乏人の布団は、汗すって思いの何の。
中の綿かくずか知りませんが、汗すうとほんと重いんですよ。
敷布団なんか、学校の体育館のマットかって言うくらい重いです。
あれ敷き布団なんか20kgくらいあるんじゃね?
布団なんか、階段の上から落としたくなりますわ。
ダンボールの数なんか優に100は超えてます。
挙句に昔のたんすは大きい。重いし。団地の階段は狭いし。
究極のデカぶつは、ピアノ・・・
お前、団地暮らしのくせにピアノなんか買ってるんじゃね!
近所迷惑もはなはだしいぞ。
今だったら、ピアノのような精密機械は
専門の業者が、専門の機械使ってそれだけ異動させるんでしょうけど
その頃は、もう一緒にどっかり運んでました。
このピアノがあったから、プロレスラー1号2号と相撲取りのチームが
選ばれたんでしょう。
いまさらながら納得です。
なんで、虚弱な猫がこのメンバーに入ってしまったのか?
とほほです。
しかし、こんなピアノなんかどうするの?
今みたいにエレベーターみたいな機械もないし、
みんなで担ぎ上げるのかな?
4人で担ぐとしたら、4分の1は私が担うのか?
まあ、300kgあるとして、4分の1は75kgか?
計算合ってます?
はははっはははっははっははは
むりです。
さあどうするのか
プロレスラー1号と相撲取りが「もっこ」を出してきました。
厚手のデニムの生地を何重にも重ねて縫い合わせた大きな
風呂敷のようなものです。
両端に肩に担げるように太いベルトが縫いこまれてます。
この生地の上にピアノをのせ、肩で担ぎあげるようです。
「せーの」って
掛け声もろとも、2人でピアノを持ち上げます。
さすが、相撲取りと、プロレスラーです。
奴らは、それを4階からトラックまで運びきりました。
たいしたもんです。
ちょっと感動。
感動してる場合じゃないって。
100個以上のダンボールを、上から下まで。
たんすや、冷蔵庫、テレビ、など上から下まで。
あんた、ほんと何も持たずに階段上下するだけで
しんどいのに・・・
ほんと死ぬかと思いました。
漸く積み込んで、今度は荷物を新居に入れなければなりません。
トラックに積み込んだピアノに、なにやらプロレスラー1号が
ごそごそしてます。
何してるのかな~
覗き込むと、プロレスラー1号は、ピアノを運ぶとき
どうも階段のどこかでこすった様子。
ピアノの剥げたところにマジックで黒色を塗ってました。
これくらい、当たり前です。
ケチって専門業者を呼ばなかった、お前が悪い!
って・・・・・そのときはマジで思ってたよ。
今なら、クレームの嵐でしょうな・・・
最終回へ続く
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